内観療法とは、自分を知るための「気づき」を得る心理療法です。
【はじまり】
内観法は、昭和12年(1937年)に吉本伊信氏が現在の内観法の基礎
となる身調べの普及を開始したのがはじまりです。
同氏は内装業のシンコールという会社を創業し、事業で経済的基盤を築き、
その後昭和28年(1953年)に内観道場を開設しました。
内観法はこの内観道場から矯正界、教育界、医療界へと普及していきました。
【どんなもの?】
病院で行われる場合と、民間の研修所で行われる場合があります。
研修施設では母、父、きょうだいなど、自分の身近な人
(時には自分の身体の一部)に対しての今までの関わりを、
1.してもらったこと
2.して返したこと
3.迷惑をかけたこと
の3つのテーマにそって繰り返し思い出します。
これにより自分や他者への理解・信頼が深まり、自己の存在価値・責任を自覚
する事によって社会生活の改善につながると考えられます。
また内観療法は大きく分けて、内観研修所や病院で一週間篭って行う
「集中内観」と、日常生活の中で1人で行う「日常内観」の2つのステージに
分かれます。
病院での集中内観では(断食)絶食療法と併用されたり、森田療法と
併用されることもあります。
【施設での内観法】
1泊/1万ほど
集中内観法を実施しているところが多く、1週間を目安に行われています。