グリーフケアの研修を受けて | chiryokyo

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2017年1月甲状腺乳頭癌で亜全摘手術。2020年12月再発の為、残存甲状腺全摘+ヨード治療2回行いましたが鎖骨裏のリンパに残ってます。
2024年5月難治性喘息(非アトピー性)と診断。今は喘息の方が大変です。

先日、ケアマネの研修でグリーフケアについて初めて学びました。

まず「グリーフ」とは、悲嘆の事。

私は「グリーフケア」は、死別された方のケアだと思っていましたが、それだけでなく色々な環境の変化で悲しみなどの感情がある方もそうでした。

例えば、病気になった・恋人と別れた・定年退職・引越し等。

グリーフにはグリーフスパイラル(螺旋階段のような)があります。

混乱・否認・怒り・抑うつ・諦め・転換・再生

人によって様々で必ず順番通りに現れる事はなく、スキップしたり行ったり来たりするそうです。そしてどの感情も間違いではないそうです。

大切な事は、支援者は①ゆっくり話を聞く②否定しない③感情を吐き出させる だそうです。


私の事務所は在宅看取りが多いです。お亡くなりになった後にお悔やみに行くと、ほとんどのご家族は自宅で看取れた事を満足されてる方が多いのであまりグリーフケアを意識した事はありませんでした。

どちらかと言うと、終末期に入った時の方がご家族は感情が不安定になります。

グリーフケアは死別した時だけのケアではないので、色々な場面で生かせたらと思います。


またグリーフスパイラルの話を聞いて、まさしく「私だ」と思いました。

私は、混乱→怒り→抑うつ(長い間)→転換→再生です。

今の私は再生です。


グリーフケアは奥が深く今回は触り程度でしたが研修を受けられて本当に良かったです。人生の糧になりました。