臓器の神秘 part2;腸&脳(HIROのくだらない話2021.6.4) | HIROのホリスティックヘルス探究記

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

さて、今週は前回の続編で

”人体 神秘の巨大ネットワーク 臓器たちは語り合う”

 

から、「腸」と「脳」について書こうと思います。

ただ、とっても専門用語が多くて、伝えにくいなぁと思ったので、もう1冊

”心と身体を変える【底力】は【腸】にある 腸脳力”

 

も参照させていただきました。

 

前回の内容はこちら↓

 

臓器は色んなメッセージ物質を出しあって、互いに調整し合っているんだよ、っていう話でした。

 

さて、まずは腸です。

腸は近年注目が集まっている、まさに神秘の臓器ですよね。

上のオレンジの本はあくまでも西洋医学的な内容ですので、ヨガとの関連はないのですが

下の黄色い方の本には「ハラ」という表現が出てきました。

 

「肚を据える」「肚を割る」「肚黒い」

 

昔の人は現代人よりもず~っと繊細な感覚を持っていたはずですから

野生的な感で、お腹には何か神秘的な力が存在する、と思ったのでしょうね

だからこのような「肚」がついた言葉が、心理的に深い表現として沢山あるのだと思います。

 

”腸脳力”から引用させていただきますと

知(思考)を司る頭部(脳)

情(感情)を司る胸部(心臓)

意(意志・意欲)を司る腹部(腸=ハラ)

日本人の身体感は、この3つに集約されており、脳という「部分」ではなく、体という「全体」に「私」は存在している、という認識が共有されてきた。

 

と書かれております。

別の本であるにも関わらず、結局は人体の神秘的なネットワークについて書かれていることがわかりますよね。

 

最近では、ハラ(腸)と、トラウマとの関係も研究されてきています。

本が分厚くて、字が小さいので、読む気力を失っているのですが、今後またこの本を読んだら、そんなこともトピックにしてみたいなと、思ってはいます(いつのことやら)↓(どなたか、読んだ方、いらっしゃったら情報提供おねがいしま~す)

 

 

つまりは、腸はそれだけ大事な臓器で、しかも腸自体ではなく、腸内細菌を養いその最近たちを人体のネットワークに参加させている、「超」特別な臓器なのだそうです。

しかも、その細菌の数は100兆以上、数百種類以上で、どんどん新種の細菌が発見されてきているようです。

これらの細菌がメッセージ物質を出していて、私たちの身体を正常に保つために書かせない重要な働きをいくつもしているそうです。

なので、「腸内細菌全体(腸内フローラ)」が「臓器」ととらえられてきているほどです。

 

「腸内環境」という言葉もよく耳にしますが、米(玄米)、野菜、果物、海藻、発酵食品など、日本古来の食事が腸の状態を整えるので

肉、パン、乳製品(含 ヨーグルト)

等の、西洋化された現代の食事を見直すことが提案されておりました。

 

さて「脳」ですけど、オレンジの本の内容は専門的過ぎて、おそらく書いても難しく感じることと思うので、過去にも何度か書いたことがあるのですが、2つだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。

その1: 「脳は年齢とおもに衰えていく一方」という、100年以上も思いこまれていた説は、覆されつつあります。脳の神経細胞は大人になった後でも、日々新たに生まれていることがわかってきています。

 

数か月前のブログでもこのスピーチを載せましたが、やはり同じようなことが言われておりました。良かったら英語で聞いてください!!

 

 

その2; 何も考えず、「ぼーっとしている」状態に現れる、脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」が「ひらめき」を生みだす。

私たちの脳は、集中しているときよりも、ぼーっとしているときの方が脳内の広い領域をつなぐネットワークが活性化していることが分かっています。

 

まぁ、これはヨガをやっている人なら当たり前に知っている知識ですよね。

西洋医学で分析してデータとして分かってきたのは最近なのかもしれませんが、それこそ昔の人はそれを感覚的に悟り「瞑想」をしたわけですよ。

スティーブジョブズも「禅」にはまり、瞑想してました。

ふとした時にひらめいていたようですよね。

iPhoneもこのデフォルト・モードから生みだされたのかもしれませんよ。

 

黄色の本には面白いことが書いてありました。

「セロトニン」という神経伝達物質の「不足」がうつ状態との関連があると言われているのですが

このセロトニン、「脳内伝達物質」って言われていました。(今でも言われていると思います)

が、何と、このセロトニンの95パーセントは「腸」で分泌されているそうです。

ということは、腸の状態を整えることは、心の安定につながる、という可能性も高いのだと思います。

 

心が安定していないと、瞑想は困難です。

頭に雑念が浮かびますもん。

逆に言うと、腸を整え、心を落ち着け、瞑想すると

「超」クリエイティブな人になれるかもしれないですよね!!!

 

可能性があることはなんでもやってみたい私なので

腸内環境を整えることにまじめに取り組んでいくつもりです。

(もともと肉が好きではないので、簡単かもしれないです!)

 

ではまた来週~ヽ(^。^)ノ

HIRO のmy Pick