す~ごく久しぶりのブログです~。
笑いヨガを、とうとう始めようと決心したのでブログも久々に書く事にしました。
私が初めて「笑いヨガ」というものを知ったのは、2007年の年末、NHKで放送されたヨガの特番を見た時でした。菅野美穂さんがインドを訪れ、公園で数人の人が集まって、ただ笑っていました。インドではこんなヨガもあるんですね、と、紹介されていました。
たった数分のこの場面が、頭から離れませんでした。
すぐにネットで笑いヨガを検索しましたが、その時には何も出てきませんでした。
それから数年後、あまりテレビを見ない私ですが、ふと目にした番組で、笑いヨガが紹介されていました。もちろんすぐに検索しました。するとなんと、数年の間に日本でも笑いヨガが広まっているではありませんか! 私はすぐに「笑いヨガリーダー」の講習会に参加しました。
さて、笑いヨガ。
正直言って、バカらしいです。だっておかしくもないのに、笑うんです。面白い事もないのに笑うんです。しかも思いっきり。身振り手振りを交えて。
どうです?
こうして文で読むと、「なにそれ?」じゃあないですか?
ちょっと、やるには勇気がいりますよね!
でもね、終わった時には身体がぽかぽか熱くて、お腹も笑い転げた時のように痛いんです。
こんなに笑ったら顔がシワだらけでは、と、思っても、翌日はむしろ張りが出ていてびっくりでした
生きていると、色んな事がありますよね。
楽しい事より、悩んだり、恐れたり、苦しかったり、悲しかったりする事の方が多いかも知れまでんね。
なんで自分だけ・・・
そう思ったりしてませんか?
それは間違いです!! そう思う人はきっとみんなそう思ってます。
そう思う人は、小さなことでも「なんで、なんで」と思うのではないでしょうか?
物事には必ず長所と短所があります。悪いだけ、良いだけの事や物はないんです。あなたがどの方面からそれを見るか、だけの違いではないでしょうか?
どん底に陥った時、このまま死んでしまいたい、と思う人あれば、「堕ちるとこまで堕ちたら上がるしかない」と思う人もあるでしょう。
カタカナで言えば、ポジティブか、ネガティブか。プラス思考か、マイナス思考か。
何かに悩んでいるあなた、最近笑っていますか? 病気で気分が滅入っているあなた、笑う気になんてなれませんよね。
そりゃそうだよ、面白い事なんてないもん、と、思いますよね。
そんなあなたは、悩みが出来る前には思い切り笑えていましたか? 病気になる前には笑えていましたか?
作り笑いや愛想笑いではなく、お腹の底から笑っていましたか?
お顔にシワひとつなく、うらやましがられるあなた、笑いの表情を作るのは苦手ではないですか?
物忘れがひどくなりつつある方も、余り笑う事のない方ではなかったでしょうか?
笑いの効果については、今では多くの医師はじめ多方面の方から言われていますが、日本に初めて「ヨガ」をもたらした、私の心の師匠「中村天風師」が既に何十年も前から唱えていらっしゃいます。
今のように、笑うとこのホルモンがどうのとか、この細胞がどうのとかいう詳しいものではありませんが、そんなホルモンや細胞の名前を聞いたところで忘れるでしょうし、覚えていたって実際に笑わなきゃ何の効果ももたらさないですよね。
思い切り笑う=腹筋を使って笑う
これが重要なんです。腹筋の振動はお腹のみにとどまらず、背中から脳の反射にも影響を及ぼし、全身の神経系統にも作用します。
しかも笑いヨガは、大きく顔の表情筋や、手、肩も動かしますので、笑っているだけで全身運動にもなっています。
本当におかしくて笑っている時と、笑いヨガのように作り笑いで笑っている時の区別が、脳は出来ないんですね。だから笑いヨガで笑っている時にも、「気持ちいい、楽しい」という感覚を起こす快楽ホルモンと、ストレスを抑えるホルモンが分泌されます。
血行も良くなり、自己免疫力も向上します。
この血行促進は、とっても大きい事ですよね。体を治すものは血液の中に入っているのですから、その血液が身体の隅々まで行き渡るって、本当にすごい事です。
もちろん脳の血流も増加しますし、ただ笑うだけですから、お子さんからお年寄りまで誰にでも出来ます。
「ヨガ」と言っても、いわゆるヨガのポーズなんて1つもありません。
笑うと、考え方も変わってきます。
悪い方面からしか物事を見れなかった自分がウソのように思えるかもしれません。
まさに、「人生が変わる」と、私は思います。
身体を動かし、ポーズをとり、柔軟になりたい。それもヨガですし、可動域を増やしてけがや病気を予防する事や、自分の身体について知ることは大切ですが、それはうわべだけのヨガだと私は思ってます。
本当のヨガは、人生そのものです。
まさに「笑いヨガ」は、本物のヨガの入り口です。
さあ、泣きながらでもいい、悩みながらでもいい、大きく口をあけて作り笑いでいいから笑ってみようよ。
きっと、きっと何かが変わるから