あんかけかぼちゃ | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

大地宅配で「ベジタ」という野菜のセットを注文すると、その時期に多めにとれた野菜を数品配達してくれます。
今週はその中に「白皮かぼちゃ」というのがあったので、あんかけかぼちゃを作ってみました。
私の調理は大体がその場の思いつき
レシピもないし調味料もこんなの使ったらどうかな?っていう感じで作ってしまうし材料もその時の冷蔵庫の残りものなので出来あがってみないと失敗も成功も分からない事もあります・・・
で、そんなふうに作ったのが今回はこの「あんかけかぼちゃ」です。

材料は・白皮かぼちゃ(1/4でもかなり大きかったです) ・シイタケ数枚 ・ネギ1/2本 ・ニンニク1片 ・しょうが1片 ・鶏挽肉30g ・車麩数枚

かぼちゃは適当な大きさに切り分け、残りの材料は全てみじん切りにします

車麩を使ったのは、食感が肉に似ているためよく肉の代わりに使用される物なのですが、使ってみたらどうなるかな?と思って、ちょっとやってみた、というのが正直なところです。
結論を先に行ってしまうと、無くても良かったかも、です
あってもなくても多分変わりはないと思います。

私の料理には度々少量の「ひき肉」が登場します。
これにも特に理由はなく、育ってきた家庭環境が影響しているだけです。

私は歯医者になったけれど、両親親戚含めて医者なんて他にいないし、裕福に育ってきたわけではないので、我が家では肉と言えば、細かーくなっていて少しだけ使っても全員に行き渡るひき肉か、小間切れ肉をさらに細かく切って使うのが普通だっただけです。母親は教師で働いていたので食事はおばあちゃんが作っていたし。ステーキなんてお店のディスプレイでしか見た事なかったし大体お店に食事に行く事もなかったです。牛肉を食べた事もなかったなぁ(笑)
なので、言ってみれば、日常生活が自然にマクロ食に毛が生えたようなものだったので、こういう食事が苦にならなくていいんですけどね。
東京に出て歯医者の世界に入った時にはあまりのギャップに驚きましたけど、今となっては、やっぱり静岡の田舎で過ごした昔の生活が、身体にも心にも良かったなぁという事がよーく分かります。

少量でもお肉など動物性のものを使う方が、肉をバンバン食べてきていた私以外の家族にとっては拒否感なく食べやすいので私は使用しています。
勉強して知識をつけて、動物性は良くないから動物性のものは禁止!なんてしてしまうと、周囲との調和は乱れますからね。うまく両者にとって良いようにするためには「禁止」ではなく量を減らす方法が良いと思います。
前にも書いたかもしれないけれど、マクロの最大の目的は「中庸=ニュートラル」になる事です。ニュートラルの状態は全てを寛容出来る状態です。
これが正しいから、それはダメ、は、ニュートラルではないですよね。

かぼちゃの煮物にしてしまえば、肉なんて使わなくてよいし、調味料入れて蓋して煮るだけだから調理も楽なんですけど、それでは私しか食べないから、あんかけにしてみたわけです。

ということで、かぼちゃだけを鍋に入れて浸るくらいの水を入れ火に掛けます。お酒大さじ2、みりん風調味料を大さじ1、甜菜糖を小さじ1入れてしばらく煮ます。
その間にみじん切りにした材料を少量のごま油で炒め、炒めたものをかぼちゃの鍋に移します。
しょうゆ大さじ2、米飴小さじ1をさらに加えてかぼちゃが柔らかくなるまで煮ます。

白皮かぼちゃは思ったよりも早くやわらかくなりました。
もっと水が少なめで、落とし蓋をして煮ても良かったなと思いました。

大体煮えたら、一旦冷まします。鍋のまま。

煮物は冷める時に味が染みていきますからね
すぐに食べるより一度冷まして再び温める方がおいしいですよ

食べる前にもう一度温めて、温かくなったかぼちゃを先に取り出し、残った汁に赤みそ小さじ1と塩を適量加えて味を調えます。
そして最後にくず粉でとろみ付けをしました。

出来あがりです。
緩めの”あん”になりましたが、もっととろみをつけてもいいですよね。その辺はお好みでどうぞ。なかなかいける味でした

こういうとろみ付けにはくず粉を使うのがマクロでは一般的です。
現在市販されている片栗粉は、本当の片栗の球根からとれる粉ではなく、ジャガイモ=馬鈴薯でんぷんである事がほとんどなので、葛粉の方が身体への作用がマイルドであるし身体を温める働きも強いから、というのが理由です。
しかし・・・葛ももうなかなか手に入らなくなってきていますね。価格も高いです。
くず粉、と書いてあっても馬鈴薯でんぷんにほんの少量のくず粉が混じっている物もよく見かけます。

どこまでこだわるかはお任せしますけれど、こだわり過ぎて、一番大事である「中庸」を欠かないようにしてくださいね。