足立区の給食 | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

私と足立区とは何の接点も無いけれど、数年前にテレビで見た足立区の給食の事がずっと心に留まっていて、そして今日、「東京・足立区の給食室」


という本を見つけたので、記憶をたどりながら書いてみたいと思います。
うろ覚えですので、間違っていたらごめんなさい。


どのくらい前の事なのかは忘れましたが、足立区の小中学校では、給食の食べ残しがとても多かったそうです。おいしく無かったのが理由だったようです。それをみた栄養士さんが、これではいけないと、立ち上がり、何とか子供たちが残さず食べてくれる給食は出来ないものかと考え、変革を起こしていきました。「区」の給食ですから、予算もあり、栄養士さんは電卓片手に計算しつつも、色んなところを駆け回り、少しずつ、給食を変えていきました。
栄養士さんは女性だったと記憶しています。

どのように変えたのか。
詳しい事は忘れました。
ただ、給食なのに、ダシは昆布やかつお節からとっていた事と、こんな物もレトルトを使わずに全部手作りしているんだ!と思ったのを覚えています。「こんなもの」が何だったのかは忘れてしまいましたが、作るのに少し手間が掛かものでした。デザートだったかなぁ?

食材には旬のものを取り入れ、冷凍食品やレトルト食品は一切使用していませんでした。
野菜の下ごしらえも全て新鮮な野菜から行ない、とにかく全てが手作りだった事を覚えています。

やっぱり、手作りはレトルトやコンビニ弁当とは違うんですよ。
添加物云々よりも、気持ちの入り方が全く違うんですよ。
目に見えないものだから、こういう表現自体を馬鹿らしいと思う人もいるでしょうけど、本当に違いがあるんですよね、不思議ですけど。
気持ちが入っているとおいしいんです

前回の「コンビニ」のブログでは、「アミノ酸等」などの添加物を取り上げて、味のちがいの事を書きましたけど、野菜も違いが良く分かりますよ。冷凍の野菜を使用した物と、生の野菜を使用した物とでは、両者に火を通したとしても、全く歯ごたえも味も違うものが出来あがりますからね。冷凍野菜を食べて、野菜の味を感じますか?よくあるチェーン店のサラダバーで、野菜をおいしいと思いますか?野菜の歯ごたえがありますか?野菜の味がありますか?



そういう事を考えたこともない方もいるかもしれませんね。

是非、違いの分かる人になってください

食べられなくなりますよ、アレ

きっと足立区の子供たちも、少しずつではあったでしょうが、気持ちのこもった、新鮮な野菜から作られた、丁寧な給食を食べていくうちに、本当の食事の味が分かるようになったのでしょうね。
高級なものなんて食べなくてもいいんです。
有機野菜じゃないといけないとか、そんな事を言うつもりもありません。
農薬は出来たら避けたいですが、それ以前の問題です。
野菜は野菜の形をしたものから食べてみてください。
難しい料理なんてしなくてもいいです。もやしを炒めたり、ほうれん草をゆでたり、そんな程度でも良いんです。たとえ農薬の使われている野菜であっても、冷凍やレトルトと比べたら、歯ごたえと、水分と、野菜自体の味が違う事が分かると思います。

テレビ見ながら何となく食べてたら分からないですよー
そういう人多いですけど 余談かもしれませんが、何となくやっているこの習慣、かみ合わせの為にも良くないですよ!食事中のテレビはんたーい
たまには集中して、違いを味わってみてください。
何かを変えていくためには、そういう事が必要なんです。

旬のものを食べるのもいいですよね。
その時期の自然の力に最も適したエネルギーをとりいれられるので、身体に無理が掛りません。
同じ野菜でも、旬の時に食べる味や食感と、そうでない時に食べる時の感覚とは全く違うという事も味わってみるといいですね。

違いはすぐには分からないかもしれません。
少しずつでもいいから継続する事が大事です。
コンビニではなくスーパーに行ってみましょう。スーパーでは、お惣菜コーナーではなく、野菜売り場に行ってみてください。何か1つでも良いです。ちょっとゆでるなり、炒めるなりして食べられそうな物を買ってみましょう。いつも食べる量の中の1つだけでもいいから、自分で作った物を加えて食べてみましょう。

さあ、それが違いの分かるヒトへの第一歩です