歯科医院でもマウスケアと内臓全身疾患の関連性を伝えるようになっています。
医学は基本的に「結果に対する医療」ですが、マウスケアは確実な「予防医療」。
子供のころから正しいマウスケアができるように仕込んでおくことは、親と保育園・幼稚園・小学校、そして歯科医・歯科衛生士の大事な役目だと思います。ただ一般的には物理的な歯磨きの方法がメインになっていて、どんな歯磨き粉を使ったらいいか、どんなマウスウォッシュを使ったらいいかは二の次ですね。
当院では、以下3点に対してエネルギー的に調べてからお伝えします。
①マウスケア用品にアレルギーがないか?(自分に合っているか)
②有効度・必要度は高いか?(10段階で8以上が良い、6~7は△、5以下は☓)
③自分の体からの使用許可が下りているか?(毎日使ってOK)
ですからテレビCMでよく見かけるブランドも、歯科医院によく置いてあるブランドもこちらでは勧めていません。
もちろんフッ素入りも、せっけん歯磨きも同様の理由で勧めていません。
マウスケア用品にアレルギーがあったり、体からの使用許可が下りていないものを使っていれば、口腔内感染源は却って活発化してしまいます。それによって、口腔内にとどまらず、血管内・リンパ管内・腸管内などにいる潜在感染源は同時多発テロのように全身各所で慢性炎症を拡大していくことになります。その結果として、心と体は壊れていきます。
せっけん歯磨きは「イメージ」がよいだけで、使用許可はどなたからも降りません。営業妨害っぽくなるのであまり書きたくないですが、せっけんはカビ・真菌の大好物です。皮膚に使ってしっかり洗い流すならいいのですが、口腔粘膜に使うことでせっけん残渣がカビのエサとなりますから、カビが増えれば細菌・ウィルス・寄生虫もおのずと増えていきます。その結果、胸から上の症状(脳機能・精神疾患・集中力や学力低下・目・耳・鼻・口・のど・ニキビ・首肩こりなど)はもちろんのこと、口腔内から感染源はリンパ・血管に入っていきますので全身疾患に繋がっていきます。
何もつけないという人もいます。
アレルギーのあるものを使うよりはいいのですが、年齢とともに悪化はしても勝手に改善はしませんので、感染源対策を兼ねたマウスケア用品を使うことで将来の病気を予防できた方が健康の維持管理や病理予防としては効率的だと思います。
口腔内の感染源は歯にいるのではなく、そのほとんどが舌・頬・歯茎などの粘膜にいます。ですからプラークを物理的(ブラッシング・クリーニング)に取り除くだけでは不十分なのです。口腔内粘膜全体に化学的にきれいにしておく(有効度の高い歯磨き粉やマウスウォッシュを使うことで、すべての感染源の活動を抑制し減らす)ことは、同時に血管・リンパ管・腸管の中もきれいにしていることに繋がりますから、結果的に多くの病気予防・改善に繋がるのです。
私がここで言っても全国に届きませんから、ぜひ池上さんにテレビで言って欲しいです。
物理的+化学的なマウスケアは、少子化対策・医療費削減・生活保護削減・いじめや訴訟といった対人トラブル減少など、いろいろな社会問題の解決、そして日本の将来に直結する大事なことですから。
1900年代までは「血管内に感染源がいつもいる」ということは西洋医学においても認識されていなかった(否定されていた)こと。しかし2000年以降に感染源の遺伝子解析(PCR)の性能が格段と上がったために、血管内・リンパ管内、そして動脈内のプラーク(血管を詰まらせているゴミ)からもたくさんの感染源が見つかったのです。とはいえ急性炎症を起こしている訳でもないので熱が出るわけでもありません。(慢性炎症は熱が出ませんし、どちらかといえば体温が下がります)
虫歯も歯槽膿漏も口内炎も感染症です。
そして口腔内の問題に限らず、頭の先から足の先までの全てに関わる筋骨格・内臓・精神疾患、ありとあらゆる心と体の問題の「犯人(原因)」がリンパ管・血管・臓器・関節・髄膜などに隠れて住み着いている潜在感染源なのです。
いつも私が「どんな病態も犯人は潜在感染源」と言っている感染源とは、この慢性炎症に関わる感染源のことです。
バージャー病(最近は減りましたが若い男性に多い末梢血管がダメになる病気)や心内膜炎に関わる具体的な感染源は以下の通りです。
【ウィルス】
ヘルペス1・2・3・4・5、エイズ1・2、B型肝炎、風疹、コクサッキー、ヒトバルボB19
【細菌】
各種歯周病菌、ピロリ、マイコプラズマ、クラミジア、コリネバクテリウム、カンピロバクター、緑膿菌、淋菌、梅毒、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、各種レンサ球菌、MSSA、表皮ブドウ球菌、腸球菌、HACEK群(心内膜炎・呼吸器感染を起こしやすい菌群)、大腸菌、クレブシエラ
【寄生虫】
トキソプラズマ、ランブル鞭毛虫
上記は15年以上前の論文からの抜粋ですが、きっと現在はもっと特定されていることでしょう。
他にも、全身疾患と歯周病・歯周病菌の関連の参考サイトをいくつか挙げておきます。
他にも多数ネットで見ることができますので、興味のある方はさがしてみてください。
毎日毎日のニュースはため息の出ることばかりですが、すべて人間がしていること。
人間のようで人間じゃないかもしれませんが、その人の言動やふるまいを決めているのも、潜在感染源です。
よく「自分の一番の敵は自分」といいますが、自分の一番の敵とは自分の中の潜在感染源のことですからね。気合じゃないですよ。同時に「自分の一番の味方も自分」なのですから、アレルギー除去をしながら生活管理を継続することで、潜在感染源をコントロール下に置くことがどれだけ自分を励まし助けになってくれるかわかりません。
自分の今と将来を自分の手でよくするという想いを一人一人が心掛けていないと、これからどんな世界になっちゃうかわかりません。自分と家族は自分で守る、という想いを持った人がどんどん増えていくことで、そのエネルギーは地域・国を超えて地球全体に拡がっていくと信じてますから、コツコツ種まきと水やりを地道に続けていきたいと思っています。
斉藤 記





