「あ~せが出る、あ~せが出る、てつも~出る~」と「春が来た」のメロディーにのせて、鉄入りドリンクのコマーシャルを最近見た方もいるかと思います。
その通り、汗は透明でも鉄も一緒に流れ出てしまいますから、「タンパク・塩・鉄」を意識した食生活は大切です。
海外の人に比べて日本人は鉄・亜鉛が少ない理由は、赤身肉を食べる量が圧倒的に少ないからです。肉食国の中高生は日本人の大人よりもいい体格してますからね。特に今の日本ではエンゲル系数が上がっているため、より赤身肉を摂る機会が減ってしまっている人も多いと思いますから、コスパ最高の「さわやか」は静岡県民にとってありがたい存在です。
貧血・酸欠に関しては、前回のブログを再度ご覧ください。
そして今回の本題もコマーシャル繋がりです。
「あなたの風邪はどこから?」と聞かれて、「のどから」「鼻から」「熱から」みたいな、ベンザブロックの宣伝を見たことがある人も多いと思います。
風邪といっても人それぞれ問題箇所が異なりますから、自分の症状に合わせた薬を使いましょう、という宣伝ですね。
それと同じことが体の痛み《頭痛・首痛・肩痛・肘痛・手首痛・背部痛・腰痛・股関節痛・膝痛・足首痛》にもいえるのですが、患者さんはもちろん医療者・施術者でもわかっていない人が多いので、ここに書いておきます。
痛みで病院や施術院を訪れる人は多いと思います。
NAET®創始者Drデビのクリニックの名前も「ペインクリニック」でした。
麻酔科のペインクリニックとは違います。
多くの人はあちこちの痛みを抱えて病院・クリニックを訪れるから、「どんな痛みもいらっしゃい、私にまかせて」という意味でわかりやすく看板に掲げた、ということでした。そして全米、世界中から患者さんが来ていました。なぜなら痛みの原因を確実に取り去ることができたからです。
だからこそ、どこが痛くても「あなたの痛みはどこから?」とまず医療者・施術者は体に聴かないといけません。
そうすると、身体は「筋骨格から」「内臓から」「感情から」というように答えてくれます。
体に聴く、というのは、無意識レベルに確認することですから、採血やレントゲンではわかりません。筋力検査が正しくできなければ、本当の答えを拾い上げることはできません。
そこで「筋骨格から」という答えが出た人だけが、整形外科や施術院を必要とする人になるわけです。
そして私のこれまでの20年以上の臨床経験からくる印象は、筋骨格由来の痛みは1割、感情由来の痛みも1割、残り8割は内臓由来です。
筋骨格由来の痛みであれば、鍼灸・カイロプラクティック・整体などの施術や整形外科での治療・リハビリが有効と言えます。
有効度・必要度8以上が、その医療を選択する絶対的な基準となることは、こちらの患者さんならおわかりですよね。
腰痛・背部痛・首肩こり・上下肢の痛みやしびれであったとしても、それが内臓由来の痛みであれば、整形外科や筋骨格をターゲットとした施術では、一過性の軽減は認めても完治・治癒させることはできません。
だから痛みやしびれ、不快感を繰り返してしまうのです。目安は1か月、長くても3か月。
筋骨格に対する治療・施術を3か月続けても改善なければ、その方法では、もしくはその方法だけでは治せないということがわかります。
そのようなケースでは、筋骨格の施術をしても、そのあとスマホをポケットに入れたら、卵かけご飯を食べたら、いやな職場に戻ったら、すぐに施術の効果は失われてしまうのです。
当院では必要な人限定(NAET®をしていないごく一部の人)ですが、カイロ施術の後にスマホをいつも持っている人ならスマホを持たせた状態で改めて追加施術をしてもらいます。なぜなら、スマホの電波とともにある状態で脳神経機能を調整しておく必要があるからです。
もちろんスマホだけではありません。
食べ物・香料付き洗剤・排気ガス・花粉・黄砂・特定の光/色/模様/におい・嫌いな人・苦手な人といったストレス源は誰にでも一つや二つ、多ければ何百とあるわけです。
しかし、その項目ごとにカイロ施術を追加するわけにいきませんから、こちらではNAET®を使って、個人のストレス源、すなわちアレルゲンに対するアレルギー性の軽減を目的とした施術をカイロ施術とは別に行っているわけです。
各種ストレス源に対する脳神経の反応を取り除いておくことで、早いうちに筋骨格症状はなくなりますから、筋骨格に対する治療目的の施術は要らなくなるのです。もちろん話を聞いてくれる・気持ちが楽になるといったリラクゼーション目的の施術は、推し活やご褒美と同じ感覚ですから、自分のお金と時間が許す範囲で取り入れたらいいのです。
また「内臓由来の痛み」が筋骨格のアプローチで解決した場合、「問題は他に移った」ということを意味します。
症状は、「問題があるから何とかしてよ」という体の声。
体の声を聞き間違えていれば、体はもっと大きな問題を起こして自分に築かせようとします。
そこまで体の本当の声が聞こえずにいると、肩こりがなくなったら肺がんが、膝の痛みがなくなったら胃がんが見つかった、ということになり、実際そういう話はよくあることなのです。
花粉症でも同じことが起こりますよ、と以前こちらでもお伝えしていたと思います。
だからこそ、原因と引き金を元から治療しておかなければ、いつまでも、もぐらたたきを続けてしまうのです。
自分の一番大事なもの、すなわち時間を無駄にしないでほしいと私は思います。
よって筋骨格の施術やリハビリにおいて、5回で何も変わらなければ、それ以上筋骨格の施術だけを受け続ける意味はありません。内臓由来の痛みを取れるのは内科・外科的アプローチ、そして子孫にまで影響する根治を望むならNAET®です。
感情由来の痛みにおいても、上記の施術やカウンセリング・投薬治療においては一過性の軽減は認めますが、完治・治癒させることはできません。
感情由来の痛みが筋骨格のアプローチのみで解決した場合、同じく「問題は他に移った」といえるからです。
悲しみや怒りが首肩痛を起こしていたのに、筋骨格アプローチで首肩痛が解決できた場合、問題は肺がんや腕の問題に移動していくであろうことが推測できます。しかし患者さんやそういうことがあることを知らない医療者・施術者であれば、残念ながら肺がんや腕の問題との関連性を気付くことはできません。例えで書きましたが、痛み・痒み・しびれといった誰にでもあるような症状とがん・脳卒中・心筋梗塞・認知症といった病態は、人生における1本の線路でつながっているのです。
つながりを無視していれば、予防できたはずの肺がんスイッチがONになってしまうのです。
そうなる前に、正確な判断と対応が必要なのです。
感情由来の痛みを取れるのは、押し活や相談できる相手(友達・家族・カウンセラーなど)、内科的アプローチ、そしてNAET®です。
毎年医療は進化しているはずなのに、医療費はうなぎのぼりで2024年度の医療費48兆円。せめて半分くらいにできたら、そのお金でもっといろいろなことができるでしょうに。それでも多くの病院は赤字って、自宅で家計簿つけていない人(特に男性)が国のお金を管理しているとしか思えないのが今の日本の現実ですから、医療改革は最優先課題でしょう。
私はNAET®の専門家ですから、全てをNAET®で解決することに専念します。
とはいえ自分に問題を起こしているアレルゲンに対するアレルギー除去には時間がかかります。先天的な遺伝情報から、後天的な衣食住環境すべてを扱いますから。
その間には、すべての症状・病態の犯人である潜在感染源を黙らせるために重曹・クエン酸を使った弱アルカリ管理の徹底、身近な電磁波・電波対策、効果的なマウスケア用品と共に、必要に応じてその人に合った最低限のアレルギーのない薬を使って、不快症状をコントロールしてもらいます。
ちなみに、当院NAET®における筋骨格に対する施術は以下のようなものがあります。
筋肉・靭帯・関節・椎間板・軟骨・骨・筋膜・骨膜
頭蓋骨・顎関節・頸椎1~7・胸椎1~12・腰椎1~5・仙骨・骨盤・尾骨
肩関節・肩鎖関節・胸鎖関節・肘関節・
股関節・膝関節・足関節・距・踵骨
これらにアレルギーがあれば、そこに問題を起こしやすい=ウィークポイントである、ということになりますから、これらのアレルギー性を解除することで、関連部位に筋骨格由来の問題を起こすことはなくなります。
筋肉に対する施術を何回か行うことで、全身に600以上あると言われる筋肉がウィークポイントではなくなりますから、簡単に筋肉由来の痛みがでることはなくなります。もちろん筋肉のアレルギー除去によって、筋肉自体の問題を解決しやすくなりますが、外傷や内臓由来であれば、それだけでは解決しません。首肩痛でも、その出所が心臓なら心臓に対する施術、肝臓なら肝機能を挙げることを目的とした施術を行う必要があります。
カイロプラクティックや整体では、骨や関節を刺激することも多いですが、NAET®では頸椎1番に対する施術は最低1回で終わりますし、再発しませんから、頸椎1番由来の問題が再発することもなくなるわけです。他の椎骨も同様です。各種椎骨からの神経は内臓に繋がっていますが、椎骨にアレルギーがなければ関連する内臓への異常信号を出すこともなければ、内臓からの異常信号を受け取ることもなくなります。
長くなりましたのでこの辺にしておきますが、痛みを1か月以上抱えている人でとにかく一番大事なことは、まず「自分の痛みはどこから?」来ているのかを知る(体に聴く)ことだ、ということです。
斉藤 記