真冬に保護 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

今回は、2点ほどご報告の記事です。

 

こちら、一家が勢ぞろいの画像です。

 

ブログのタイトルになっておきながら、今やほとんど登場しない、

ツグミに、チロに、メリー・・・に。

 

んー??

 

「誰やお前?」

 

 

というわけで、我が家に新たな仲間が加わりました。

 

 私の家のまわりで野良猫をしていたこの子を最近保護しました。

 


昨年の秋頃から、なんか外で猫の声がするな~と思っていたのですが、

まぁでも最初は姿は見えなかったんですよね。

 

しかし、日に日にその頻度は増え、ついに姿を見かけるようになりました。

めちゃくちゃ小さいわけではないですが、まぁ子猫ではあるかな、くらいのサイズ感。

 

人間の姿を見てもすぐには逃げ出しませんが、近づくと逃げます。

とはいえ、鳴いて自分の位置は知らせるんですよね~。

 

なんか微妙に人慣れしているなぁという感じ。

元飼い猫っぽいなぁと思いました。

完全室内飼いではない家に飼われていて散歩中に迷ってしまったか、それとも棄てられたのか。

 

 

私は地域猫活動も保護猫活動もしていませんので、猫を見かけても積極的に保護したりはしません。

 

が、自分の位置を知らせたり、人慣れしているような猫は、外にいると危険度が高いということで、

私が保護して、親の友達に猫おばさんがいるので、里親探しをお願いするというのは2度ほどやったことがあります。

 

 

今回もわざわざ鳴いて自分の位置を知らせる猫ということで、里親探しをお願いできるか聞いてみました。

 

ところが、今回は無理とのこと。

 

親せきが亡くなって、その親せきが飼っていた犬の引き取り手がいないため、引き取ったそうです。

その世話が忙しく、今は余裕がないとのこと。

 

 

とはいえ、うちは現在病気持ちの家族がいますし、

ツグミは他の動物とうまくやれるタイプではないので、うちで飼うのは現在はハードルが高め。

 

あとヴィーガンからすれば、猫を飼うってまぁまぁ矛盾したことなんですよね。

猫は肉食なんで、猫を飼うということは、猫に肉や魚を与えるということ、つまりは他の動物を苦しめた上で殺すということです。

外は過酷とはいっても、外で苦労して生きているのは猫だけではありませんしね。

なので、そういう観点から見ても、これ以上猫を飼うのは躊躇する一面もあるのです。

(チロとツグミはヴィーガンになる前に飼い始めた保護猫たち)

 

かといって、このままにしておくのもなぁ。

人間によって飼われていたのを棄てられて苦労したり、自分で位置を知らせてしまう猫が猫嫌いや虐待魔によって虐待されたりする可能性があります。

人間の身勝手な行動による動物の被害は全てにおいて反対です。

 

 

考えた結果、今回は意を決して、保護して里親探しを自分ですることにしました。

 

 

というわけで、保護作戦開始です。

 

私は保護活動はやっていませんので、捕獲機などというものはありません。

とはいえ、生粋の野良でないようなので、時間をかけて信頼関係を築くことはできそうだと感じました。

 

 

始めは姿を見るのに慣れてもらいます。

声がしたら、餌を置き、食べている間、一定距離を開けてそれを眺めておきます。

 

こっちからは決して近づかない。

近づかなければ、警戒はしますが、逃げはしません。

そんな事を繰り返していると、徐々に一定距離を開けていれば、警戒しなくなります。

 

次に、距離を縮めます。

ドア越しに餌が入った皿を手に持った状態で与えます。

最初はビクビクしていますが、ドアが間にあるので、何とか近づいて食べに来ます。

 

チロくんは、ドア越しに見る猫に興味津々。

慣れを加速させてくれました。

 

ドア越しで食べるのに慣れてきたら、今度は家に入ってもらいます。

家の中に餌を置いて、入ってくるのを待ちます。

最初はビクビクして、入っては出て、入っては出てを繰り返しますが、そのうち入りっぱなしになります。

 

次に触ることにチャレンジ。

すでに家の中で、私の目の前で、食べることには慣れてきましたので、

餌を食べている間に、体の後ろの方を触ります。

最初はビクッとして逃げ出します。

常にドアを開けて逃げれる状態は確保してあげます。

なので、また入ってきます。

何度か触るのを繰り返していると慣れてきます。

しまいには喉をゴロゴロ鳴らすようになります。

 

そして、ドアを開けると自分から入ってくるようになり、この通り。

私の足にすり寄ってくる始末です!

 

さらに、私の足を噛んで遊んでいます。

↑まだ保護していない時です。

 

 

そのうち、家の中を冒険するようにもなりました。

それでも物音がすると、ビクッとして外に逃げ出していました。

 

しかし、そのうちほとんど外にも行かなくなったので、パタンとドアを閉め保護完了です。

 

 

ドアを締め切ると、最初は外に出たがっていましたが、

 

1~2日ですっかり慣れてしまい、すぐに家の中でくつろぐようになりました。

 

ツグミが寝ていたベッドでデカデカと寝る始末(^^;

 

 

保護したのが1月の真冬ということで、マフユと名づけました。

 

 

頭を抱えながら寝るマフユ。

 

テヘペロ状態で寝るマフユ。

 

 

保護してお尻の方を見ると、金玉がありましたので、オスだと分かりました。

なので、マフユは、マフユくんです。

 

 

 

トイレも1発で出来ました。

やはり元飼い猫っぽいです。

 

埋めるのも上手です。

 

 

 

保護して数日で体調に問題がないか調べるために、動物病院へ。

 

正直、私の地域には、あまり信用できる獣医師がいないのが現状。

昔から3流獣医師がいっぱいいます。

(値段も高い)

 

その中で比較的マシな病院へ連れて行きました。

 

血液検査をすると、正常な範囲から外れた項目がいくつかありました。

ですが、獣医師さんによると、そこまで問題はないそうなので様子見ということになりました。

 

何かしら内臓に問題があるのではと思いつつ、

まぁ素人考えですし、確かに元気は元気なので、様子を見るしかありません。

 

 

マフユには実は明らかに問題点が1つありました。

糞が異常に臭いということです。

 

糞尿検査がありましたので、後日、糞を持っていきました。

 

すると、異常なしとの判断。

そんなワケがないだろうと思いながらも帰宅。

 

その後も、やはり糞をすると異常に臭い。

そして、マフユは、糞もおしっこも出ないのに、トイレに行ったり来たりするのです。

 

明らかに問題があるはずです。

 

というわけで、もう一度、糞を持っていき、再検査してもらいました。

 

そしたら、今度はマンソンがいると言われました。

 

マンソンとは、マンソン裂頭条虫という寄生虫です。

野良猫が外でカエルなどを食べることによって、体内に入り感染します。

 

保護してからマンソンが寄生することなどありえませんから、保護する前からすでに体内にいたはずです。

 

(おいおい、見逃したのかよ・・・)

 

と思いながら、なぜ前回気づかなかったのか聞くと、

「前回は卵だったので気づかなかったのではないか」と言われました。

 

前回は別の獣医師だったのですが、前回は卵だったので気づかず、今は成虫だから発見できたという言い分です。

 

これが本当なのかどうか、起こりえる事なのかどうか、

何とも素人には判断できないところですが、とても信用できないというのが本音。

 

 

とりあえず、マンソンの件は解決したので、

では糞の臭いがこれで正常になるのではないかと期待しました。

 

ところが、全然治らない・・・。

それからも、糞をする度に異常に臭いのです。

マフユは綺麗に砂で糞を埋めますが、それでも全然効果はありません。

 

ドアを解放していると、マジで家中臭くなります。

トイレは1階、私の部屋は2階ですが、糞をしたら私の部屋でも分かるほど臭いのです。

 

なので、ただちに糞を撤去しなければならず、

それが忙しくてできない時は、すぐにでもドアを閉めきらなければなりません。

 

こんな状況では、とても里親探しなんて出来ません。

何とかトライアルにこぎつけても、すぐに返ってくるでしょう。

 

多分、これが原因で棄てられたのではないか、と勘ぐってしまうほど異常な臭さです。

 

 

というわけで、それから糞を何度か持っていくのですが異常はなしと判断されます。

 

獣医師からは、腸内環境を整えてみようということで整腸剤を渡され、数週間飲ませましたが、結局効果なし。

 

現在は、食事を変えてみようということで、腸内環境を整える用のエサを食べさせています(値段めっちゃ高いです)。

今のところ、まぁマシにはなってきたのかな、くらいで臭いのは臭いです。

 

もう少し与えて様子を見ますが、どうなるやら。

 

つっこんで聞いてみましたが、それ以上の策はその獣医師にはないようで、

これで解決しなければ、別の獣医師に診せる予定です。

 

現状、とても里親探しどころではないですね。

 

 

 

マフユは、子猫としての好奇心や、無邪気さから、すぐにチロやツグミやメリーと距離を縮めました。

 

 

 

 

 

嬉しい誤算は、ツグミが意外と、マフユと仲良くやっていることです。

 

近くで一緒に寝たり、追いかけっこをして遊んでいます。

 

ツグミは、チロとは絶対にそんなことはしません無気力

 

メリーのことも大嫌いで、猫パンチを食らわせる始末です。

 

なので、絶対にマフユともうまくやれないだろうと思ってました。

実際、最初はマフユを見ただけで、ウーッとうなり声をあげて嫌がっていました。

 

ところが、そんな細かいことは何も気にせず、グイグイ来るマフユ。

 

そうこうして接触しているうちに、ツグミはマフユと仲良くなっていったようです。

 

里親探しどころではないし、ツグミとうまくやれるなら、このまま飼ってもいいかなと思い始めています。

 

 

意外とチロくんとは、問題点が1つ発生しています。

 

マフユは、チロに挑戦しようと飛びかかるのです。

 

オスとしての本能でしょうか。

チロを見かけると、時々、突然飛びかかっていくのです。

 

チロもやり返して、取っ組み合いになります。

 

この頃は、チロの方が体が大きかったので、簡単に押さえ込まれてますが、

最近はマフユも体が大きくなり、簡単には押さえ込めなくなっています。

 

 

チロは遠慮がちな性格なので、向こうが向かってこない限り、自分からは向かっていきません。

なので、マフユは調子に乗り、何度も何度も挑もうとします。

 

 

これをチロが楽しんでいるかどうかは微妙なところ。

楽しんでいるようにも見えるし、嫌がっているようにも見えます。

取っ組み合いの後に、チロにフォローはしていますが。

 

 

寝ているところを突然襲い掛かった時もあったので、さすがにその時はマフユを叱りました。
 

とはいえ、お互いに舐め合っている時もあるので、どういう関係なのかイマイチつかめずにいます。

 

というわけで、フレンドリーなチロと思わぬ形で問題が発生しているので、注視しているところです。

 

 

マフユはメリーにも興味津々で距離を縮めようとしますが、

人間以外に全く興味がないメリーは、何をされてもフル無視です爆笑

 

 

というわけで、新しい仲間(家族?)「マフユ」のご紹介でした。

 

今後はマフユもよろしくお願いします。

 

 

 

 

ついでに、もう1つご報告を。

 

約2年間、ほぼ毎日投稿を続けてきましたが、今後は投稿頻度を減らしていく予定です。

どのくらいというのは決めてませんが、週1投稿くらいにしていくかもしれません。

 

理由は色々ありますが、まずは最近疲れているのか、更新の負担が少々重く感じてきています。

なので、多少休息が必要だと感じました。

 

もうブログで言いたいことは書き尽くしたので、次の活動にステップアップしたいところですが、

私はどう考えても路上活動などは不向きなタイプですので、何となくズルズルとネットでの啓発活動のみでやってきました。

 

ちょっと時間を取って、自分にできる事を考えていきたいなぁとも思います。

 

あと、アメブロに記事を削除されて以来、更新がこわいというのもありますね。

思えば、あの即削除はマジでやる気が削がれました。

 

WordPressに記事を移行中ですが、やはりかなり大変な作業・・・。

完了にはまだまだ時間がかかります。

 

新しく更新しなくても、過去記事はなんだかんだ読まれてはいるようなので、

少し投稿頻度を減らして様子をみたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

 

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