犬猫は畜生、同じ価値の命ではない? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

JAL機炎上で、貨物室に乗せられていたペット2匹が死んでしまった件で、いまだあちこちで炎上しているようですね。

 

一部の犬猫だけ愛護家や、ペットショップやブリーダーから買っているような一部の自称犬猫好きが猛烈に反対しているようです。

 

一部の芸能人は、ペットが荷物扱いされ、貨物室に入れられることに反対を表明。

 

ですが、貨物室に入れられることに賛成する日本人が大多数のようですね。

 

人間さえよければいい連中の肩を持つ気はありませんが、

 

前提として、ペットを飼っておきながら旅行に行くなよ、って話ですし、

引っ越しの場合でも陸路で行けよ、って話なのは確かです。

 

そんな事は飼った時点で覚悟しておかなければならないことです。

 

 

ただ唯一、海外に引っ越すときは飛行機か船を利用するしかないでしょう。

 

 

 

今回の炎上に乗じて、議員が過激ツイートをしていますね。


議員が、チャーター機でどうぞ、とか幼稚な論をかざすんですね。

チャーター機なんて普通の人が使えるわけないでしょ。

分かってて煽ってるのでしょうから、これが日本の政治家のレベルの低さですね~。

 

ちなみにこの議員は、売春疑惑で新潟県知事を辞任した衆議院議員です。

自らの金と欲のためだけに議員やってるんでしょうね。

 

 

 

この人は政治家?

一体何者なのかよく分かりませんが(興味もないですが)、

日本を良い国にしたい、専業主婦になりたい女性が全員主婦になれる日本を目指すと語る女の投稿。

 

「犬猫は畜生、同じ価値の命ではない」と言っていますね。

かなり人間性に問題のある人物なのでしょうが、まぁこれが日本人の大多数の本音なのだろうとは思いますね。

 

そして、犬猫好きの皆さんも本質的には、犬猫以外の動物には同じように思ってますよね。

 

犬猫だけ家族、犬猫だけを特別扱いしているだけで、

 

生きるためには不必要である、畜生と言われる牛豚鶏馬羊を食べたり、

不必要な娯楽のために競馬をしたり、不必要な衣類や羊毛フェルトのためにウールを使用したり、

不必要なバッグや靴やベルトのために革を利用しており、

 

本質はこちらの方が犬猫に向けている差別観と、牛豚鶏馬羊などに向けている差別観は全く同じ。

 

口では「感謝」と言う言葉でごまかしていますが、

実際は口に出さないだけで「牛豚鶏馬羊は畜生、同じ価値の命ではない」と言っているのと同じことです。

彼女を非難する事も出来ないでしょう。

 

 

多くのペットの犬猫と異なり、

畜産動物達のほとんどは、その一生が過酷で悲惨なことばかりですが、

犬猫の輸送についての話題ですから、輸送に絞ってお話しましょう。

 

飛行機に荷物として乗せられている動物は犬猫だけではありません。

 

ペットの犬猫は今回のような稀にしか起こらない時にしか犠牲にならないでしょうが、

日頃から、過酷な輸送で悲惨な目にあっているのが畜産動物達です。

 

 

例えば、馬。

 

競馬や乗馬や馬車などで用済みとなった馬が、

カナダから日本に、生きたまま飛行機で運ばれています。

 

カナダで用済みとなった馬たちは、トラックに乗せられ空港へ運ばれます。

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空港へ到着すると、狭い箱の中に閉じ込められます。

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そして、飛行機に乗せられ、到着するまでずっとこの状態で過ごします。

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空港に到着すると、肥育場へ運ぶために、またトラックへ乗せられます。

 

水も食料もない中、約30時間以上、輸送に耐えなければならないのです。

 

殺されるために、日本人の一時の食事のために、

馬たちは、何時間も立ちっぱなしで飛行機に乗せられ、クタクタになりながら日本などの国へ運ばれるのです。

 

そして約2年、肥育場で肥育、要は太らされ、

肥育期間が終わると、と殺されます。

 

 

 

当然、これを支持しているのは、競馬に行く人たちと、馬肉を食べる人たちです。

 

 

 

 

 

例えば、羊。

 

オーストラリアでは、ウールのために利用された羊たちは、生態輸出されます。

 

用済みとなった羊たちを載せたトラックが到着したのは、船の乗り場。

 

そして、誘導され、船に乗り込む羊たちの様子が映っています。

 

船の中で、羊たちは過密状態で運ばれていました。

 

 

オーストラリアの羊たちは、「死の船」と呼ばれる船に何百万頭も乗せられ、3~6週間ほどの間、

南半球から北半球への気温差やサイクロンなどの過酷な気象条件や座ることもできない過密さの中で

水もなく、糞尿にまみれて、中東などに輸送されます。

 

苦しそうに息をする羊や、

 

辛くて倒れてしまった羊。

 

船の中には、羊の死体が至るところに転がっています。

 

死んだ羊を、海に捨てる様子。

 

 

 

 

これを支持しているのは、ウール製品を買う人たち、羊毛フェルト製品を作ったり買ったりしている人達、ラム肉を食べる人たちです。

 

 

 

 

そして、以下はオーストラリアの牛の生体輸送の話をアニメにしたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを支持しているのは、革製品を買う人たち、牛乳を飲む人たち、牛肉を食べる人たちです。

 

 

 

 

石田ゆり子さんは、

「生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せない」

と書かれていたそうです。

 

おっしゃる通りですが、彼女の私生活には、肉卵乳製品はないのでしょうか。

ウールや革製品はないのでしょうか。

 

 

他の芸能人たちは、「ペットは可哀相」という文言だったようですね。

 

 

 

「犬猫は畜生、同じ価値の命ではない」と言っていた女。

 

でも犬猫だけ好きな人も、口には出さないだけで、

「牛豚鶏馬羊は畜生、同じ価値の命ではない」と言っているのと同じことです。

 

 

自分さえよければいい。

白人さえよければいい。

人間さえよければいい。

人間と犬猫さえよければいい。

 

 


 

結局、このような差別が蔓延している限り、本質的に動物に優しい社会などくるわけがありませんね。

 

 

 

 

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