昨日、石川県能登地方で震度7を観測する地震がありましたね。
こちら奈良も少しだけ揺れました。
メディアの速報によると、石川県内で少なくとも6人が死亡したとのことです。
現在も大変な思いをしている方々は多いと思われます。
石川県の能登島と言えば、のとじま水族館があります。
のとじま水族館は避難場所に使われたようですが、のとじま水族館でも震度6強を観測。
のとじま水族館おったらえぐい。
— M A S A (@MASA19980516) January 1, 2024
すぐ近く地割れして。#地震 pic.twitter.com/PtytPlVxdE
↑こちらはその時の映像のようです。
のとじま水族館は、今回の地震を受けて休館することだけを発表。
動物達がどうなったのかは書いていません。
電気系統が止まれば、酸素や暖房が止まって、多くの動物が死んでしまいます。
「お客様には大変ご迷惑」
— taritari (@taritar30033767) January 2, 2024
「営業再開のめど」
お客様 に 営業
命についての言及は
どこにもカケラもなし
それがつまりはすべての正体
ですよね。
「どうぶつの監禁施設は建てちゃダメ」
この方のおっしゃる通りですね。
のとじま水族館といえば、ただ浮いているという異常行動を行っていたイルカがいた水族館です。
水族館という狭く不自然な場所で飼育された動物達は、精神を病み、異常行動や自傷行為を行います。
ぐるぐると同じところを泳ぐ、常同行動。
無気力状態で浮かびプールの底に頭をぶつける、自傷。
こちらは、香川県高松市の「新屋島水族館」のイルカ。
何か叫んでいるかのように口を大きく開き、
壁に何度も激突していました。
また、のとじま水族館といえば、ジンベエザメを捨てた水族館でもあります。
長年人間に飼育された動物を、野生に戻すときは、必ずリハビリを行う必要があります。
これまでは何もしなくとも、時間になれば飼育員から餌をもらえていたわけです。
ところが、ある日突然それがなくなり、時間になっても餌をもらえなくなり、自分で餌を取らなければなりません。
ですので、通常はしばらくリハビリをしてから、野生に戻す方法がとられます。
しかし、のとじま水族館は一切リハビリすることなく、ジンベエザメを海に返してしまったのです。
しかも、理由は種の保存などではなく、大きくなって飼えないから、という人間都合によるもの。
そして1匹を捨てて、新しく子供のジンベエザメを2匹飼い始めたのです。
今回の地震で、のとじま水族館の動物たちに被害がないことを願うばかりです。
燃えている地域がある。
— Life Investigation Agency【Official】🐾どうぶつ虐待Gメン【公式】 (@NGO_LIA) January 1, 2024
水も止まり、電気が止まっいる地域がある。
水族館の命達が心配!
どうぶつ園も水族館も作ってはいけない! pic.twitter.com/L60wT4umcM
仮に被害がなかったとしても、それはたまたまでしかありません。
被害が出たとすれば、それは水族館と、水族館という娯楽施設を支えた消費者たちの責任です。
※ちなみに、水族館は教育施設でもなければ種の保存施設でもありません。
毎年、水族館のイルカのために、500頭以上のイルカが追い込み猟で殺されています。
人間側の被害が深刻となれば、真っ先に見捨てられるのが、こうした動物園や水族館などの動物や、畜産動物達です。
能登島にはのとじま水族館だけでなく、村田畜産という養豚場と、七尾 養鶏場があるようです。
畜産動物など心配する人は稀でしょう。
もっとも、心配されたところで彼らの境遇は変わりませんが。
大震災の時には、多くの家畜動物達は被害に合い、生き残った動物達も放置されたり、処分され殺されました。
***************引用***************
牛舎一面に、立ち上がれない牛たちが何十頭と横たわっていた。
ペットボトルの水をバケツで口元に持っていくと、あっという間に飲み干した。
立ち上がれなかった彼は、あのまま数日後に餓死した。
隣の牛舎の牛たちは全滅していた。
まだみんな3~4ヶ月程度の赤ちゃんだった。
別の農場では子牛用のクレートで子牛たちが一頭づつ入れられており、そこからなにかの拍子に抜け出た1頭以外、全員が死んでいた。
たった一人で。
肉用牛の繁殖用に使われていた大きなメス牛も、2頭を除いて全員死んでいた。
残された牛たちはおとなしく、私達の髪の毛をなめた。
死亡日が不明な彼女はもしかしたら今もどこかで生きているかもしれない。
これは10年前の福島の福島原発20km圏内で見た様子だ。
津波と地震、停電による凍死、そして閉じ込められたまま餌がなくなるなどして、東北3県では牛662 頭、豚5,850 頭、鶏454万9千羽が死んだ。
福島県での死亡数の正確な数字は把握ができないが、震災前に警戒区域(当時)で飼育されていた牛約3,400頭、豚約31,500頭、鶏約63万羽が飼育されており、保護された牛約800頭以外は死亡、または殺された。
畜産動物たちを襲った多くは、自然災害ではなく人災だった。
津波が来る時、普段から檻に閉じ込められて自由を奪われている動物たちは助け出してもらうことはできなかった。
津波が去った後、逃げ出していた豚は衛生を理由に殺された。
福島県の原子力発電施設が被災した後、動物たちは取り残され、多くの動物が相当長い時間をかけて餓死したが、そんな中でも一部の牛農家は日々警戒区域内に立ち入り、牛の世話をし続けたていた。
多くの動物保護団体も警戒区域に立ち入り動物を救助し、またアニマルライツセンターも手伝っていた経験からすると、できることはいくらでもあった。
未曾有の災害であったため、どうにもならないことも多かっただろう。
しかし問題は、この後の災害でも、毎回、同じことが起き続けていることだ。
このときの教訓は活かされていない 結局の所、被害の数に違いはあれど、毎回数十万頭づつ、動物たちは被害者になり続けている。
命を扱う畜産業者は、その命に対して、責任と覚悟を持たなくてはならないのではないか。
国は、行政はもっと強く指導すべきではないのか。
畜産物を調達する企業だって他人事ではないはずなのに、調達する際のポリシーを持ちすらしていない。
命を蔑ろにしているかぎり、命の大切さはわからないし、ましてや子どもたちに教えることなんてできない。
工場畜産が続く限り解決しない 災害の多い日本はより一層の対策を行うべきだが、実際には他国も毎度ものすごい数の被害を出している。
守れない数の動物を飼育する限り、悲劇は生まれ続ける。
私達は、対症療法的な緩和策とともに、この問題の根本解決を求めている。
緩和策 動物を利用するのには責任が伴っており、最大限努力するのは当然のことではないのだろうか。
命が大切と子供に伝えながら、それを実行はしなくてもいいというのはなぜなのだろうか。
災害はすぐそこ。ちゃんと動物を守れるようにしてください
https://www.hopeforanimals.org/animal...
命を扱う畜産農家は災害への準備はできているのか
https://www.hopeforanimals.org/topics...
根本解決 工場畜産をなくさなくては根本解決はしない。
あなたが肉や卵や乳製品をあたりまえのように購入し続け、動物の喰い続けることこそが、この問題の根本だ。
10年前の東日本大震災以降、世界中で増え続ける自然災害、雪だるま式に増える畜産動物を襲う疫病、感染爆発した人獣感染症(新型コロナウイルス蔓延)、世界はいい方向に向かっているとは思えない。
根本解決を目指すべきだ。
動物の搾取をなくす方向に転換するときがきている。
まずは、ほんの少しでも、苦しみの中死んでいった約5,219,612頭の動物たちを思ってくれるのなら、
完璧ではなくていい、動物性の食品を減らす食事への転換を実践してほしい。
アニマルライツセンターは動物たちのために力を尽くします。
***************引用終**************
以下は、LIAによる、行政が生き残った牛達を殺処分している証拠映像です。
そもそもが日頃から生き地獄の動物たちではありますが、
災害のときに、真っ先に見捨てられ、閉じ込められ逃げられないという観点からみても、動物利用施設は全て撤廃すべきですね。
※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。