摘出した睾丸を投げ合い、壁に張り付いた状態 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

豚肉を食べている方は、以下の動画をご覧ください。

 

動画は、アメリカ合衆国ミネソタ州ユティカにある、ホールデン・ファームズ社の養豚場の調査映像です。

 

****************引用****************

 

私たちが最近公表したミネソタ州ユティカのホールデン農場への潜入調査では、

豚を繁殖させ、アメリカ最大手の豚肉会社に豚肉を供給しているホールデン・ファームズが、

日常的に虐待とネグレクトを繰り返し、数え切れないほどの動物に苦痛を与えていることが明らかになった。

 

私たちはホールデンファームが複数の州法に違反していると考え、法執行当局に残虐行為とネグレクトの罪で起訴するよう要請した。

 

 

ビデオドキュメントには次のものが含まれます。

・病気や怪我をした子豚を二酸化炭素中毒でガスで殺す試みは失敗することが多い。

 すでにガス室が稼働した後、子豚がガス室ボックス内で身をよじり、息を切らしているのが見られる。

 

 


・作業員らは、子豚をすぐにガス処刑するのではなく、苦しんでいる子豚を一晩放置するよう指示した。

 

 


・痛みを和らげることもなく、手で睾丸を摘出されて去勢された子豚。

 

子豚たちは去勢による苦痛で声を上げ、従業員の中には睾丸を投げ合ってからかう者もいる。

 

これは頻繁に行われるため、壁は睾丸が張り付いた状態になります。

 

 

 

・豚は、バリカンやペンチで痛みを和らげることなく子豚の尻尾を切り落としたり、

 

妊娠中や授乳中の豚を向きを変えることができないほど小さな金属製の箱に閉じ込めるなど、残酷だが標準的な業界慣行にさらされていた。

 

 


・作業員が死んだ子豚の腸と豚の糞便を混ぜ合わせてスラリーにし、それを妊娠中の豚に与える「フィードバック」として知られる手法。

 

腸を混ぜ合わせている間、作業員が吐き気を催し、吐きそうになっているのが目撃されている。

 

 

 

・豚を殴る、蹴る、平手打ちする、殴る、パドルで殴る、乱暴に扱うなどの事件が数十件発生。

 

 

 


 

 

・生きた豚の体から内臓が垂れ下がった傷や脱出など、広範なネグレクト。 

 

 

 

 

 


 

・檻システムによって負傷したり死亡した豚もおり、その中には柵の間に閉じ込められ、放置によりそこで死亡した一頭も含まれている。

 

その後、彼女の体はのこぎりで半分に切断され、ジョークの対象になりました。 


 

 

 

・多くの動物が死亡しました。

Animal Outlook の調査員は、1 か月だけで数百頭の死んだ子豚を撤去しました。

 

 


 

 

ホールデンは、業界が開発したWe Care の「責任ある豚肉イニシアチブ」の一員です。

 

We Care の Web サイトによると、

「We Care への取り組みの 6 つの原則は、私たちが行うことすべての指針となります。

彼らは私たちが最高の基準を守り、常に改善に向けて努力することを保証します。」

「倫理原則」には、食品の安全、動物の福祉、人々、公衆衛生、環境、コミュニティが含まれます。

 

豚は世界で最も賢い動物の一つと考えられており、信じられないほど遊び好きです。

実際、彼らは私たちの多くが家で世話している犬とほとんど同じです(実際には彼らのほうが賢いですが)。それでも彼らは監禁され、拷問され、食用に屠殺されています。

ここでは、豚にとって人生がどのようなものであるべきなのか、そして豚が耐えている現実との比較を示します

 

この残酷なシステムに囚われた豚たちは苦しみの世界に生まれます。

それでも、ホールデンファームズで私たちが記録した残虐行為はあまりにも蔓延しており、あまりにも極端です。

これがこの施設のビジネスのやり方です。

 

ホールデンがこの横行する虐待を続けることを許されるべきではありません。

私たちはここで州の動物虐待罪を確保することはできませんでしたが、国民はこの大規模な動物虐待の終結を求めて私たちを支持しています。

 

食卓から動物を取り除き、他の人にも同じように勧めることで、何百万もの動物を助けることができます。

皆様のご支援があってこそ、ホールデン・ファームのような施設で動物たちが耐えることを強いられている苦しみを明らかにすることができます。

今日のあなたの贈り物は、残酷な畜産業界に対する潜入捜査を促進することになります。

 

****************引用終***************

 

 

以上が、アメリカの最大手の豚肉会社に供給を行う、ホールデンファームズの実態でした。

 

「アメリカの養豚場はひどいのね。」

そんな声が聞こえてきそうですが、養豚場がひどいのは日本も全く同じです。

 

 

まずは最初に述べられていた、ガス殺について。

 

成長不良のため取れる肉の量が少ない、奇形のため売り物にならない、病気のため治療費がかかってしまうなど、

生かしておいても業者の利益にならない子豚たちは、養豚農家によって日々意図的に殺されています。

 

日本では、ガス殺は行われていませんが、同様に残酷な方法で、あるいはより残酷な方法で殺されています。

 

 

殺し方は主に2通りあります。

 

1つ目は、子豚をコンクリートの床などに叩きつけて殺す方法です。

↑実際の映像です。

 

子豚が床に叩きつけられ、血が飛び散り、

その後、血まみれの状態で運ばれ、

ゴミのように捨てられた、血まみれの豚が折り重なっているのが確認できます。

 

 

以下はアニマルライツセンターが調査した、日本の養豚場での映像です。

 

この養豚場では、子豚を檻のフチに首の後ろを叩きつけ、殺処分をしていました。

 

 

叩きつけられた後も即死できず、

ゴミとてして捨てられた後も、手足を動かし、ジタバタともがき続けていました。

 

 

 

こちらは皆さんご存じ、日本の大手食品加工メーカーの養豚場の映像です。

 

この養豚場では、母豚の真後ろでこの叩きつけを行っていました。

 

 

○○○○の養豚場の実態

 

 

叩きつけられても死にきれず、1時間経っても、もがいて苦しむ豚もいました。

 

 

 

 

2つ目は、心臓に消毒剤を注射して殺す方法です。

↑こちらも、日本の大手食品加工メーカーの養豚場の映像です。

 

注射された子豚は、2分程度もがき苦しんだ後に絶命します。

心臓を外してしまうと、5分以上もがき苦しみます。

 

注射による処分は安楽などと勘違いしている人が多いのでしょうが、

ご覧の通り、2~5分もがき苦しんでいるわけですから、どこからどう見ても安楽ではないでしょう。

注射で済む分、殺す側の罪悪感が少ないだけです。

 

この殺処分方法も養豚場では一般的に行われています。

 

ごく一部では、首を吊って殺す農家もいます。

 

 

 

次は、麻酔なしの去勢について。

 

麻酔なしの去勢は日本で一般的に行われていることです。

 

麻酔なしで、鋭利なカミソリでふぐり(陰嚢)を切開、睾丸を取り出し、一気に引き抜き、切り取ります。

動画

 

血がふきでて、言うまでもなく激痛であり、子ブタは鳴き叫びます(血がふきでた画像)。

あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。

○○○○の養豚場の実態

 

無麻酔での去勢が原因で、心的外傷性疾患により死亡する子豚もいます。

処置後に腹膜炎を起こして死亡したり、ストレスから発育や免疫力が落ちる傾向があります。

 

去勢をする理由は、肉の雄臭を防ぐためです。

人間の味という欲のために、豚たちは切り刻まれるのです。

 

90%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。

 

 

ホールデンファームズは、取り出した睾丸を投げ合って遊んでいました。

これに関しては、一般的に行われていることではありません。

 

しかし、そもそもが狂った養豚場の世界。

日本でも、このような遊びをしている養豚場の職員がいても、特におかしくはありません。

たまたま語られていないだけで、一部の職員は行っている可能性は全然あります。

 

 

 

 

次に、麻酔なしで尻尾切りについて。

 

麻酔なしの尻尾の切断も、日本で一般的に行われていることです。

 

「過密飼いのストレスからお互いを傷つけあうことを防ぐ」といった理由で行われます。

 

食用豚たちは、過密飼育のストレスフルの状況で拘束されます。

あまりにもやることがなく、ストレスが溜まっているため、仲間の尻尾などをかんでしまうことがあります。

https://www.gpf.co.jp/info/wp-content/uploads/2017/01/121227.pdf

 

要するに、飼育状況を快適にすれば、起こらない事なのです。

業界側がわざわざ豚にとってストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせているわけですが、

根本的な改善は行わずに、尻尾を切って、豚を痛めつけることで対処を行っているのです。

 

日本の養豚場の80%以上で、この虐待行為が行われています。

 

 

 

 

次に、妊娠中や授乳中の母豚が、向きすら変えられない檻に閉じ込められることについて。

これも、日本で一般的に行われています。

 

子供を産む母豚、つまり、繁殖用のメス豚は、

種付けされると、出産までは、妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら飼育されます。

 

一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。

 

何もやることがない母豚は、目の前の鉄柵を噛み続けるという異常行動を行うことがあります。

 

妊娠ストールの母豚は、食事も、トイレも、この檻の中で行います。

 

必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。

 

豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。

 

あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。

 

88%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。

 

閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。

 

そして、出産間近になると、分娩ストールという檻にうつされます。

 

ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。

見ての通り、こちらも非常に狭い檻です。

 

母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。

 

 

 

 

 

 

次に、死んだ子豚の腸をミキサーにかけて、妊娠中の母豚に食べさせるというもの。

これに関しては、私は初耳でした。

日本でも行われているのかは不明。

 

 

 

 

次に、殴る、蹴る、叩くなどの暴行。

これは日本でも、一般的に行われています。

 

以下の画像は、日本の大手食品加工メーカーの養豚場。

 

従業員たちは、閉じ込められた母豚たちの背中や腰を、金属製の器具で殴打しています。


閉じ込められた母豚たちは、運動不足になり筋肉が弱っていきます。

 

筋肉が弱ると、起立したり横たわったりするのが難しくなるため、

このように殴ったり、蹴ったりして、強制的に立ち上がらせ、最小限の運動をさせるのです。

 

殴られた母豚たちの背中や腰には、痛々しい傷跡が残っています。

 

 

 

向こうの収益になるだけなので載せませんが、養豚農家のYoutuberが「豚は蹴ってでも起こす」という動画を自らアップしています。

 

つまり、ガサツな養豚場はどこもやっています。

 

 

子豚の耳をつかんで持ち上げたり、

 

放り投げたりということも、日本で行われていますね。

 

 

 

 

 

 

 

次に、脱肛した豚。

 

ホールデンファームズの豚たちのかなり脱出しているのが分かります。

痛くてたまらないでしょう。

 

しかし、これも日本で一般的にあることです。

 

以下は、養豚場の職員がアップした映像。

 

以下は、日本の大手食品加工メーカーの養豚場の豚。

養豚場ではよくある光景です。

 

脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。

 

 

 

次に、出荷前に多くの豚が死ぬことについて。

これも日本では一般的です。

 

最初の通り、利益にならない豚は、農家が自ら殺しています。

 

 

 

 

病気で弱って死ぬ豚もいます。

 

 

 

 

 

というわけで、アメリカも日本も変わらないということです。

 

アメリカの場合は、潜入調査が盛んに行われていますが、

日本では動物解放団体の力がまだまだ弱く、資金が集まらないし、人手不足なので、潜入調査が進んでいないだけです。

 

 

なんなら日本は畜産動物の扱いが、アメリカよりもひどいと、評価されている国なんですよ。

2020日本の畜産動物福祉の評価-動物保護指数(API)

 

WAP(世界動物保護協会)が発表した、2020年のレポートによると

日本の畜産動物福祉の評価は、最低ランクのG。

中国と同じレベルです。

 

アメリカはEですから、2ランクも下です。

つまり、アメリカよりも格段に畜産動物の扱いがひどい国ということです。

 

さらにいえば、畜産動物の扱いだけでなく、日本は他の分野の福祉の評価も、軒並み低ランクです。

日本は、世界的に見ても、かなりの動物虐待国家なのです。

 

 

 

また、日本はアメリカの豚肉を輸入していますので、日本人もアメリカの豚肉を食べています。

 

アメリカからの豚肉の輸入量は、254,336,102 kgで、第1位です。

 

 

つまり、仮に日本の養豚場が問題なかったとて、いずれにしてもアメリカの豚の虐待を日本人も支援しているということです。

 

 

 

これらの虐待の末、生き残ったとて、わずか生後6か月で屠殺場に送られます。

 

 

皆さんがテレビなどでよく目にする出荷される、あの大きな豚は、実はまだ子供なのです。

この写真が生後6か月の姿なのです。

異常な大きさでしょう。

 

なぜここまで大きいのか?

それは人間が、品種改良を行ってきたからです。

 

豚は、イノシシの品種改良です。

人間が食べる肉のために、イノシシを家畜化したのが豚なのです。

そして、少しでも多くの肉が取れるように、短期間で大きくなるように改良されてしまいました。

 

 

そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡するのです。

豚肉を食べる人たちは、しっかりご覧になり、豚の最後を見届けてください。

 

こうして最初から最後まで、楽しみもない、苦しみしかない、短い生涯を終えるのです。

 

 

 

 

皿の上の肉は、これらのような苦しみを経た、感情があった動物達の死体の一部です。

 

 

日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。

 

このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、ただの言葉です。

深い意味などありません。

 

これらの虐待が感謝の一言で済むのであれば、あなたが誰かに被害を与えられても、犯罪にまきこまれても、

相手が感謝していると言えばぜひ許してあげてください。

 

あと「頂く」という言葉は間違っています。

いただくというのは、相手自ら差し出すことが大前提です。

豚は自分の体をあなた方に差し出したいなどと思っていません。

 

以下、残酷なシーンはありませんので、豚肉を食べるあなたは、ぜひこの子の最後の姿を音声をONにしてご覧ください。

屠殺場で最後を迎える豚の姿です。

仲間が殺されるところを見たのでしょう。

あまりの恐怖に怯え、震え、崩れ、鳴き叫んでいます。

 

いかがですか?

豚たちが、あなたに感謝されて食べられることを望んでるとでも思いますか?

 

つまり正しくは、頂いているのではなく、「奪っている」だけなのです。

 

 

 

豚も、感情があり、個性のある生き物です。

 

残念ながら、犬猫の虐待に反対しておきながら、肉を食べるという矛盾した方が大多数です。

 

 

肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

美味しいという欲だけのために、豚を苦しめていることを自覚してください。

 

人を非難する前に、まずは自分自身を変えることから始めましょう。

 

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