声帯の無いウサギが悲鳴をあげる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

アンゴラウサギの毛から取れる「アンゴラ」は、どうやって取っているのか、考えたことはありますか?

 

アンゴラ製品を買う人は、ぜひ動画を再生し、音声をオンにしてご覧ください。

 

 

****************引用****************

 

毛足の長い柔らかなアンゴラウサギの毛から生産されるアンゴラはセーターや帽子、手袋など冬物の衣料に多く使われています。


「アンゴラ製品なら毛皮と違って皮を剥ぐわけではないし、ウサギを殺してないから残酷ではない」多くの人がそう考えてきました。

しかしアンゴラの生産過程を知れば、もうアンゴラ製品に魅力を感じる人はいなくなるでしょう。
 

 

アンゴラはその90%が中国で生産されています。

 

動物福祉に基づいた罰則も規則も無いため、ウサギの扱いは実に荒っぽく残酷です。



さらに、2016年、フランスの6つのアンゴラ生産農場の内部調査が行われ、中国と同様の生産方法であったことが判明しています。

 

 

アンゴラウサギから毛を取る際に、ウサギの前足と後ろ足をひもできつく縛って限界まで体を引っ張っり、作業台に括り付け、

 

乱暴にその毛を手作業でむしり取ります。

 

 



 

 

 

 

ウサギは声帯を持たないため本来は鳴かない動物です。

 

声帯の無いウサギがあげる悲鳴、それは痛みと死の恐怖からくる断末魔です。

 

 

 

毛をむしり取られる度にウサギはのどの奥からしぼり出すように「ギャー」という悲鳴を何度もあげていますが、作業はおかまい無しに続けられます。


 

 

 

毛をむしり取られて剥き出しになったウサギの皮膚は真っ赤に腫れ上がり、表情は恐怖と苦痛でゆがんでいます。

 

 

あまりの恐怖と痛みによるショック状態から食べる事も飲むこともできなくなるほどです。

 

 

衰弱したウサギは頭を支えることすらできずにうなだれ、棚にずらりと並んだ不衛生な金属製のケージの奥にただ脅えてうずくまるのです。

 




刈り取るという作業もまたウサギにとって過酷です。

 

 

やはり前足を縛り、耳を引っ張って頭を固定し、限界まで体を伸ばして乱暴に刈るのです。

 

 

あるいは前足を縛って宙づりにされ、ぶら下がったウサギは苦しみと恐怖でもがくのです。

 

そして鋭利な刃物は必ずウサギのデリケートな皮膚を傷つけます。



この恐ろしい激痛を伴う作業は約3ヶ月ごとに行われます。

 

毛が生える度にこの作業が繰り返され、2年から3年後にはウサギは逆さまに吊るされて喉を裂かれ、肉として売られます。

 


ウサギは犬や猫ほどの大きな表情の変化が無いため無感情な動物と思われがちですが、感情の無い動物などいません。

ウサギもまたそれぞれに個性があり、豊かな感情と愛情を持った動物です。

 

ウサギたちに注意深く接していれば、豊かな表情の変化に気づく事ができます。

 

また、家畜やペットとして人間社会で飼われている多くのウサギは野生の穴ウサギの改良種で、この穴ウサギは地中に複雑な巣穴を掘って集団で生活をしている社会性の高い動物です。


ウール、カシミヤ、ダウンなど、動物性の素材でつくられた製品はたくさんあります。

大量生産や流通の過程では動物の福祉などほとんどなく、必ずといってよいほど動物の痛みと犠牲があります。

 

苦痛と恐怖を伴う毛の採取が何度も繰り返され、残酷な死で短い一生を終えるのです。
消費に責任のある時代です。

 

動物性の製品にステイタスを求める事は終わりにしましょう。
動物の大量な犠牲を終わりにするために。

 

****************引用終***************

 

 

これがアンゴラの生産の実態です。

 

生きたまま、乱暴に、根元から、引き抜かれていきます。

 

 

この地獄を2~3年繰り返し、生産量が減り、用済みになれば屠殺場へ送られます。

 

以下は、屠殺場のウサギたち。

(屠殺シーンはありません)

 

 

 

逆さまに吊るされ、運ばれるウサギたち。

 

 

そして、仲間が吊るされ、運ばれているといころを眺めるウサギたち。

 

この光景を見て、彼らも薄々、自分達の運命を察しているでしょう。

 

どれほどの恐怖なのか。

 

彼らが一体、何をしたというんでしょうか。

 

アンゴラ製品を買うのであれば、ウサギたちに このような虐待・虐殺を行っているのはあなた自身です。

 

 

 

 

アンゴラに限らず、動物性の繊維、革の生産は、すべて最悪です。

 

 

毛皮

 

ウール

 

ダウン・フェザー

 

アルパカウール

 

カシミヤ

 

モヘア

 

シルク

 

 

 

 

これから寒くなり、防寒具を購入される方が多くなっていくと思います。

 

動物繊維を使用した衣類を買うということは、動物虐待、動物の殺戮を容認しているということです。

賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。

動物性のものは買わないようにしてください。

 

衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。

どうしても必要な場合は、タグを見て、動物性の素材が含まれていないか確認する。

中古のものを買う。

などの工夫をお願いします。

 

 

バッグ、靴、家具、車の座席の素材、ペットのおもちゃ、首輪なども注意してください。

 

 

 

 

以下は、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドです。

 

Matt & Nat

 

Embassy of Bricks and Logs

 

SAVE THE DUCK

 

NOIZE.COM

 

 

 

基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。

 

最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、

最大のエシカルは、「消費しないこと」です。

 

どうしても新しいものが必要な場合は、こういったアニマルフリーのブランドから購入するとか、

タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか

古着を購入するようにしましょう。

 

 

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