フォアグラをゼロに | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

フォアグラを食べている方は、以下の動画をご覧ください。

 

職員が水鳥の顔を片手でわしづかみにし、もう片方の手で、長い鉄の棒状の器具を持っています。

 

水鳥の口から、その器具を押し込みました。

 

数秒後間、器具を体内に入れた後、

 

ようやく、職員は器具を引き抜き、水鳥を解放しました。

 

器具や、職員の手や、水鳥が閉じ込められている檻に、黄緑色の物が付着しているのが分かります。

 

隣りの水鳥も、同様に器具を押し込まれています。

 

 

 

これはフォアグラの生産における、強制給餌です。

 

****************引用****************

 

フランス語で「肥えた肝臓」を表すフォアグラは、ガチョウや鴨を強制給餌し、肥大させた病気の状態の肝臓のことです。

そして、彼らを虐待してできる食べ物です。

 

 

強制給餌とは、鳥たちに、長い鉄の棒を口をあけさせてのどを通って胃に直接に差込み、ペースト状のえさを流し込む行為です。

 

強制給餌自体、非常に苦しみと痛みを伴い、時にのどに穴が開いたり、鼻や口から血が出ることもあります。

フォアグラ IGP認証


さらに、胃に直接大量の餌を流し込まれたために、体調が急速に悪化し、鳥たちはさらに苦しみます。

フォアグラ IGP認証

 

数週間で鳥たちの肝臓は通常の10倍のサイズまで膨れ上がり、彼らはほとんど立つことも、歩くことも、息をすることさえできなくなります。

こうなったときがフォアグラの出来上がりです。


彼らは殺され、彼らの肝臓は”グルメの象徴=フォアグラ”として市場に出回ります。

 

現在、フォアグラ産業はフランス・オーストリア・スペインで集中しており、世界のフォアグラの約75%がフランスで作られ、消費されています。
約2400万羽の鴨と50万羽のガチョウがフランスのフォアグラ産業のために毎年殺されています。


日本では、青森県が唯一のフォアグラ生産県でしたが、数年前に火事が原因ですべての鳥が死傷したようで、生産をやめています。
 

フォアグラが食べるべきではない動物虐待の証であることは間違いなく、カリフォルニアでは販売も禁止されています。

日本でも消費がゼロになるよう、呼びかけていかなくてはなりません。

 

※フランス語で「foie」は肝臓、「gras」は太ったという意味。一般にフォアグラというと、ガチョウの肝臓を指します。

鴨の肝臓は、正しくは「フォア・ド・カナール」といい、ガチョウのものより安価で手に入ります。

 

****************引用終***************

 

 

フォアグラとは、水鳥の肥大させた病気の肝臓のことです。

病気の肝臓にするために、鉄の棒を口から突っ込み、餌を流し込んでいるのです。

 


この強制給餌の実態は、割と知っている人も多いでしょう。

しかし、フォアグラの虐待の実態はこれだけではありません。

 

 

フォアグラの生産では、孵化場から虐殺が始まっています。

 

メスの肝臓はオスよりも静脈が多く、除去するときに手間がかかってしまうという理由で、

オスだけがフォアグラの生産に使われます。

 

不要なメスは、仕分けされ、

 

生まれたその日にローラーで押し潰されます。

 

 

 

 

こちらの映像には、押しつぶされた後の雛たちの映像があります。

 

↓押しつぶされた雛たち

 

 

 

 

押しつぶされた後も、手足をバタつかせている雛がいるのが確認できます。

つまり、即死ではないということです。

 

 

メスはこうして、生まれたその日に殺されます。

しかしこれですら、まだメスの方が苦しみが少なくてマシと言えるのかもしれません。

 

 

オスとして生まれた雛たちには、早速、虐待がなされます。

 

オスの雛に、デビークが行われるのです。

 

首を機械に引っ掛けられて、5秒おきに吹き出す熱により、クチバシを焼かれます。

クチバシには神経があり、言うまでもなく、痛みを感じます。

 

 

 

その後、体の大きさほどしかない檻の中で飼育されるのです。

 

過密、不衛生で、何もやることがないこの状態で延々と過ごすのです。

Alicia Silverstone Helps Uncover the Cruelty of Down - YouTube

 

体調を崩す鳥や、

 

死んでしまう鳥もいます。

 

そして、この苦しみの末に待っているのが、強制給餌なのです。

 

 

わずか3か月程度で、強制給餌が行われ、と殺場に送られます。

 

そして、屠殺場に運ばれ、フックに足を掛けて逆さに吊るされ、首の動脈を切られ、出血多量で死亡し、苦しみしかない生涯を終えるのです。

 

フォアグラの生産に利用された水鳥たちから、鳥肉や、ダウン・フェザーも生産されます。

これら製品を食べたり、利用されている方は、しっかり動画を見ましょう。

 

映像を見もせずに、感謝して頂くとか、あますことなく頂くとか、誰でも言えるセリフを言って正当化するのはやめてくださいね。

 

 

 

また、実は水鳥の苦しみは、孵化場からではなく、繁殖場から始まっています。

 

孵化場に送られる卵を産む 母鳥たちは、過密状態で飼育されています。

 

 

そして母鳥たちは、自然交配ではなく、人工授精されます。

人間の手によって、強制的に受精させられるのです。

 

一部の鳥は、人工授精によって感染症を引き起こします。

 

 

足を悪くして歩くことが困難になった鳥がいます。

 

 

不健康な鳥たちは、職員によって首を脱臼させられ、その場で殺されます。

 

バタバタともがき苦しんだ後、絶命します。

 

このように繁殖場でも、感情ある命はゴミのように扱われます。

 


 

 

 

 

 

フランスは、野生動物のサーカス禁止や、イルカショーを禁止、スコティッシュフォールドの繁殖禁止など、動物思いの国のイメージがありますが、

このような虐待食品を生み出し、率先して生産している国でもあります。

 

 

元々美味しいかどうか微妙な上に、この強制給餌の事実が徐々に広まり、代替食材も増えたことで、

日本におけるフォアグラの輸入は、現在かなり減少しています。

 

フォアグラほど要らない素材はない!フォアグラ輸入44%減、10年前からは94%減

 

 

食肉産業はすべてが問題なのですが、

少なくともフォアグラは、日本人の食習慣にはない、誰が見ても明らかに不必要なものです。

 

フォアグラをゼロにするくらいなら誰でも出来るはずです。

 

フォアグラを食べるのをやめ、フォアグラの実態を周りに知らせましょう。

 

 

フォアグラと言えば、世界三大珍味とされていますが、

世界三大珍味の生産では、どれも虐待が行われています。

 

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