以下の記事をご覧ください。
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シャモを使った闘鶏賭博を客にさせたとして、徳島県警は4日、
鳴門市の会社員の男(55)を賭博開帳図利容疑で逮捕した。
容疑を認めているという。
発表では、男は4日午後、同市大麻町のプレハブ小屋に客約20人を集めて賭博場を開設。
利益を得ようと、シャモ2匹を土俵で闘わせ、客の一部に1回あたり数万円を賭けさせた疑い。
昨年5月頃に、匿名の通報があり捜査していたという。
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1か月半前に、徳島県鳴門市で闘鶏賭博が行われ、男が逮捕されていました。
残念ながら、軍鶏がどうなったかなどの情報が全くありません。
闘鶏では、2羽のオスの軍鶏(シャモ)という品種の鶏を、
囲いの中に入れ闘わせます。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20171218003413.html?iref=pc_photo_gallery_next_arrow
闘鶏には様々なルールがあり、
中には、1羽が正常な状態で、もう1羽は攻撃する手段を奪われた状態で、闘わされるものがあります。
攻撃する手段を奪われる、受け役の軍鶏は、まずは下クチバシを切られます。
そして、蹴爪という、かかとの上部にある尖った爪の部分を切られます。
https://ameblo.jp/dice0107/entry-12400899996.html
こうして攻撃をする術を奪われた受け軍鶏は、相手から一方的に攻撃され続けます。
そして、相手の攻撃に数十分間耐え続ければ勝ち、という非常に残酷なルールです。
攻撃された軍鶏は、全身 血を流し、ボロボロになり、目を失ったり、骨まで見える状態になることもあります。
闘鶏をやっている連中が、
致命的な傷を負って戦えなくなった鶏たちを再び戦えるようになるまで面倒を見るわけがなく、
縛り付けたり、ゴミ袋に入れたりして、道に捨てたりします。
誰かが見つけて保護されない限りは、そのまま弱って死んでいきます。
このように雛が捨てられることもあります。
死んだ鶏は、そのままの状態で捨てます。
運よく保護されて助かっても、体はボロボロです。
最近では、闘鶏の実態が日本で広まり始めたため、
人目のつかないところに捨てたり、生きたまま埋めたりするようになり、さらにタチが悪くなってきています。
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闘鶏禁止を騒ぎ 今では見つからないように埋めたり かくして捨てています
闘鶏は沖縄だけでなく全国で行われていて
禁止を騒げば騒ぐほど 隠れて行うようになるだけで 減るわけではありません
最近では飼っていることもわからないように飼育されていたりもします
昨日久しぶりに闘鶏屋の軍鶏を見に行きました
閉じ込められた木の箱の隙間から顔を出しこちらを見ていました
どうか 生きたまま埋めないで下さい
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人目のつかないところに捨てられてしまうと、発見が遅れ、死んでしまいます。
隠れて生き埋めにされれば、発見は不可能です。
自宅の敷地内で餓死させたり、家畜の餌にしたりして処分する輩もいます。
捨てるのはまだマシな方なのです。
捨てた輩を「いい人」と呼ばなければならないほど、闘鶏の世界は腐っているのです。
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片目はつつかれ白くなり焼き魚のさんまみたいになってる
でも捨てた人はいい人だ思う
闘鶏は沖縄だけじゃない
千葉から連れてきた受け軍鶏達は何度も使われ つぶれた目を狙うので 眼球すらない
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上記に、千葉から連れてこられた軍鶏の話があります。
投稿主のクックハウスさんは、闘鶏によって傷ついた鶏たちを沖縄で保護されています。
千葉から連れてこられた軍鶏は
1年前、千葉県柏市で闘鶏を行うために軍鶏を飼育している男からレスキューしました。
この件は、ニュースにも取り上げられました。
飼育されていたオスの受け軍鶏の姿は、あまりにも悲惨なものでした。
ケガをしても放置され、
失明してしまった軍鶏や
眼球のない軍鶏もいました。
ケガが浅くても、下クチバシが切られているため、ご飯が満足に食べられません。
ダニ、シラミは皮膚が動いて見えるほどついていて、検査では回虫がでていたそうです。
この子も片目が潰れています。
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短く切られたヒヨコみたいなくちばし
片目はえぐられ
頭に深い傷跡
片目の潰れ具合は1回の試合ではない
何回か使用された
見えない方の目は何度も攻撃され 眼球が無くなる
腫れてくっついた目を ハサミで切って開けるんだ 麻酔も無しで
メッツて言うらしい。
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怪我をすると目蓋(まぶた)の肉がくっついてしまいますが、
闘鶏目的で軍鶏を飼育している連中は、このくっついた目蓋をハサミで開けるのです。
どれほどの痛みなのか。狂っているとしか言いようがありません。
この子は止血のために、足をガムテープでぐるぐる巻きにされていました。
きつく巻かれていたため、血流が止まり、足が壊死しかけていたそうです。
ガサツで、感情のある命を何とも思っていない連中ですから、傷の処置も非常に雑です。
この子は、頭蓋骨が見えるほど深い傷を負っていました。
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千葉の闘鶏場の軍鶏 里親さん宅です
厳しい状態です
短くサンダーで切られたくちばし
頭の傷は頭蓋骨が見えるほど深く
前回の傷が治らないまま試合に出された
頭には縫ったタコ糸が残ってる
全身ダニやシラミがたかり 血を吸われていた
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頭に傷を負い、ガサツなおっさんたちに、麻酔なしでタコ糸で縫われ、
その深い傷を負ったまま、試合に出されていました。
これは千葉の軍鶏ではありませんが、頭蓋骨まで見えるほどの深い傷とはこのような傷です。
また、タコ糸で縫われるとは、このような状態です。
世話は週1回だけ。
レスキュー時には水も餌もない小屋が多数ありました。
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千葉の闘鶏場の軍鶏たち
とりあえず、壊れたゲージとか組み合わせて 全員外にでてご飯食べています
現地ではお世話は週一度だけ
餌も水もない小屋が多かった
1個ずつ確認してふせんを貼りました
白骨化したお部屋が何ヵ所もありました
くちばしを切られた軍鶏はごはんも食べられていないのでとても痩せています
おじさんは悪びれた様子もなく、回収できなかった中雛達でまた増やすと話していました
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餌があっても、下クチバシを切られて食べられないので、とても痩せていたそうです。
死んでしまう事は日常茶飯事で、死んで白骨化した遺体が複数確認されました。
飼育の男は全く反省せず、また増やすと公言。
クチバシが腐り、目を失っても、なお闘わされ、
飼育主は、クチバシを切りすぎたと、笑いながら語りました。
千葉県の闘鶏場
— クックハウスokinawa~闘鶏で傷つき捨てられた鶏達の生きる場所~ (@LOfndnUtstj7z8V) January 17, 2022
受け軍鶏
水も餌もない小屋が何ヵ所もあった
世話は週1度
自宅と兼用なのに
たった1度だけと おじさんは話す
ご飯が入ってる子がいた
切り過ぎた下くちばしが化膿して腐り 目もなかった
それでも彼は
練習用に
戦いに行く
おじさんは笑いながら 切りすぎちゃって
と教えてくれた pic.twitter.com/NOkWBuibKV
とにかく闘鶏をやる連中は、狂っています。
冒頭の徳島の会社員たちも同じでしょう。
千葉の軍鶏たちは保護されましたが、徳島の軍鶏たちは保護されていません。
逮捕されたのでやめるかもしれませんが、そうなると保護されていない残された軍鶏たちは殺されるでしょう。
あるいは隠れてコソコソやり続けて、新たな犠牲が永遠に生み出されるかのどちらかです。
先日、佐賀で闘鶏賭博が行われ、男が逮捕された件では、警察は軍鶏を飼い主に返してしまいました。
暴力団、犯罪者連中であっても、そのまま動物達が返還されてしまう。
これが日本の現実です。
犬猫なら騒がれるでしょうが、鶏については日本人はとんと関心がありません。
レスキューされた千葉の軍鶏たちは、レスキュー後も病気で苦しんだり、死んでしまったりしています。
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千葉軍鶏パケちゃん
先ほど死にました
コクシジウムに勝てなかった
限界まで痩せ細り 最後まで頑張って生きていました
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闘鶏たちをケガを負わせ、死に追いやった人間たちは何の罪にもならず、のうのうと闘鶏を続け、
関係のない人がその尻拭いをさせられています。
これが日本という国です。
闘鶏は日本全国で行われています。
政治家は、票や金にならないことはやりません。
国民が関心を持たなければ、動物たちは、一部の人間の娯楽のために、永遠に闘わされ続けます。
反対していた議員たちが裏で金をもらっていれば別でしょうが、
そうでなければ国民が関心を持てば、票欲しさに、あっさり手のひらを返して賛成に転じます。
闘鶏に反対していきましょう。
そして、周りに知らせてください。
クックハウスでは、ボランティア、支援物資、支援金を募集されています。
支援可能な方は、ぜひお願いします。
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