2023年がスタートしました。
今年は、卯年 つまり うさぎ年だそうです。
そこで、うさぎにちなんだ次の4コマ漫画をご覧ください。
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ウサギは衣類素材としても実験動物としても、学校飼育動物としても、苦しめられてる・・・
まず、みんなが一番にできること=ファッションをアニマルフリーにすること!!!
動物性の繊維が含まれる洋服、マフラー、手袋、バッグなどなど、買わないという選択をしよう!
ファーフリーブランド
https://www.no-fur.org/fur-free-list/
※この4コマ漫画の年賀状バージョンはこちらから
https://arcj.org/issues/nengajo-2023/
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その見た目の愛らしさから、癒しや刺激を人間に与えてくれるウサギですが、
人間側は全くウサギを可愛がってはいません。
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ウサギは、世界で最も搾取されている動物の1種です
かれらは食肉や毛皮、アンゴラのために屠殺され、動物実験とペット売買の犠牲になっています
卯年である2023年をウサギとすべての動物にとって良い年にしましょう🐰
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冬物の衣料に多く使われる「アンゴラ」は、アンゴラウサギを虐待的に飼育することによって生産されています。
狭い檻に閉じ込め、
病気になっても放置され、
毛が生えそろうと、人間の手によってむしり取られるのです。
声帯を持たないウサギが鳴き叫ぶほど、ウサギは痛みを感じ苦しみます。
そして、生産率が落ち用済みになれば、と殺場に送られ、
皮膚が剥がされ、毛皮となり、
死体は解体され、肉として売られていきます。
また、ウサギは化粧品やシャンプーなどの動物実験に使用されます。
ウサギの片目に、試験物質を点眼し、角膜の変性、虹彩の損傷、結膜の炎症などについて調べる「眼刺激性試験」。
https://macrobiotic-daisuki.jp/doubutujikken-53418.html
目をこすらないように、拘束具で拘束されます。
麻酔をかけないため、ウサギは痛みに耐え続けなければなりません。
あまりの痛みに大暴れして、首の骨を折って死んでしまうこともあるといわれています。
皮膚に試験物質を塗り、刺激・腐食の程度を観察する「皮膚刺激性試験」。
皮膚は炎症を起こし、骨が見えるほどただれていくこともあります。
実験中に命を落とすことは日常茶飯事であり
これらの苦しみに耐えて生き残ったとしても、待ち受けているのは殺処分です。
また、学校で飼育される動物に選ばれがちなのがウサギ。通称、学校ウサギです。
教育の場のはずの学校で、不適正飼育を行っている学校が多々見受けられます。
せまいスペースで、糞尿だらけで不衛生。汚れたまま放置。
酷暑、台風、極寒でも、対策なし。あるいは対策が不十分。
当番任せの学校。
病気でも放置。
また ウサギを飼っている人のほとんどが、ペットショップやブリーダーからの購入でしょう。
生体販売は、命を商品としたビジネスです。
どの業界でも同じですが、商品を生産する以上、必ず余剰が出るように作ります。
生体販売業界も例外ではありません。
そして 商品を生産する以上、売り物にならない商品が出ます。
動物の場合は、奇形や障害など。
ペットショップやブリーダー側は、無料にするなどして何とかしてさばき切ると言います。
そういう対応をするところもあるでしょうが、赤ちゃんの時点で処分しているブリーダー、引き取り屋にわたすブリーダーなども知られていないだけで多くいるでしょう。
命を商売にする業界全てが、動物に配慮した対応をしているなどありえません。
「良いブリーダーもいます。悪いのは悪徳ブリーダーです。」とか言う人がいますが、
そもそも私はどんなブリーダーであれ、殺処分加担者側のブリーダー自体が良いなどと全く思いませんが、
仮に、良いブリーダーと悪徳ブリーダーを分けるとしましょう。
ブリーダーの存在を認める限り、悪徳ブリーダーは必ず一定数存在します。
ではその悪徳ブリーダーだけを排除する方法はどうやるのかぜひ語ってみてください。
もちろん、「法改正すればいい」とか「ペットショップをなくせばいい」とか、そういう分かりきった抽象論ではなく、
法改正するにはどうしたらいいのか、ペットショップをなくすにはどうしたらいいかなど、具体的にお願いしますね。
そんな事が簡単にできるならとっくにやっているでしょう。
後、もちろん、あなたがそのために啓発、行動していることが大前提ですよ。
何もしていない人が言うことなんて、机上の空論にすぎません。
今まで動物愛護法の改正がわずかに進んできたり、犬猫の殺処分がかなり減ってきましたが、
これってペットショップやブリーダーから買ってる人の行動のおかげだと思ってますか?
違いますよね。
ペットショップやブリーダーから買わない人たちが行動しているおかげです。
保護活動などもそうですが、常に買わない人が買う人の尻拭いをしているのです。
買っている人達は、いつも「良いブリーダーもいます」などと言って足を引っ張る側です。
ペットショップという不特定多数のブリーダーから仕入れているような場所から購入しておきながら、「良いブリーダーもいます」などと言う人もいます。
結局は、買っている人が自己を正当化するための弁でしょう。
良いブリーダーもいますという主張はもう聞き飽きていますので、
そう言うのであれば、悪徳ブリーダーを排除する具体的な方法を提示し、そして具体的に啓発・行動をしてください。
以下は、負傷動物の殺処分などが記載された環境省のデータです。
知識のない夫婦が安易にウサギを飼育し、200匹をこえる多頭飼育を起こしたケースもありましたね。
保護団体がいないご時世では、全て殺処分だったでしょう。
こういう知識のない夫婦にも売ってしまうのが生体販売業界です。
もちろん売った本人たちは何の責任も取りません。
常に尻拭いをするのは、生体購入をしない、関係のない第3者です。
保護活動家などのおかげで殺処分は少数で済んでいます。
しかし、それでもゼロではないのです。
殺処分を終わらせるには、蛇口を閉める、つまりは生体販売を終わらせることです。
子供でも分かる理論です。
可愛さの象徴うさぎ。
癒しや刺激ために利用されるだけで、実態は全然可愛がられていません。
人間の欲の犠牲となっている動物の1種です。
とはいえ、もちろんそれはウサギに限ったことではありません。
豚、牛、鶏、魚介、羊、ヤギ、馬、イルカ、シャチ、ライオン、トラ、ワニ、ヘビ、トカゲなど、
ありとあらゆる動物が人間の欲のために、虐待され、犠牲となっています。
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