以下の動画をご覧ください。
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ブリーダーズカップで骨盤骨折を起こし、救急車で運ばれた
馬のドメスティック・スペンディング
調教師のツイッターアカウントは削除され、先週から彼の消息がありません
馬の命を賭ける競馬産業を決して支援しないでください
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ブリーダーズカップとは、アメリカで行われる競馬の祭典だそうです。
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ブリーダーズカップ(Breeders' Cup)は、アメリカの競馬の祭典である。
世界でも一二を争う高額の賞金が提供される大イベントで、様々なカテゴリーのチャンピオン戦を1度にまとめて開催する。
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かなり大きなイベントのようで、11月6日にグリーンチャンネルで放送され、
ブリーダーズカップフィリー&メアスプリント(G1)には、日本馬チェーンオブラブも出走したとのことです。
このブリーダーズカップで、ドメスティック・スペンディングは骨盤骨折してしまいました。
その後、消息不明とのことです。
治療費がかかるために殺されてしまったのでしょうか。
ドメスティック・スペンディングは、2017年生まれなのでまだ4~5歳です。
馬の寿命は、健康なら30歳、中には40歳まで生きる馬もいます。
業界側の人間は、テンポイントという馬の例をあげ、
骨折した馬は殺さないと可哀相などと主張し、日本人にはすっかりそのイメージが定着しています。
しかし、馬の骨折は治すことが可能な場合があるのです。
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引退馬の多くは、「骨折」などの重傷がきっかけで引退をしています。
一般的にも、「骨折した馬は安楽死や肥育厩舎に引き渡される」と言うイメージがあるでしょう。
実際にその通りで、特に骨折をした馬の治療は至難の業。
治す事は可能な場合はあるものの、沢山の手間・時間・費用がかかるため、この様な結果になっています。
東関東馬事高等学院では、そうした道を辿る引退馬を「少しでも救いたい」と立ち上がりました。
「骨折や重傷を負った馬」のオーナー様から直接受け入れ、本校の生徒たちと、馬の回復に向けた最善の治療やケアに取り組んでいます。
そして、救われた馬たちは治療後、生徒たちによる再調教を受け、新たな道へと進んで行くのです。
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テンポイントの話なんて、1970年代の話です。
今は、医療の技術も、義足の技術も発達しています。
競馬で儲けてきた金を、その研究につぎ込み続けていれば、もっと技術は進んでいたはずです。
要するに、金がかかるので骨折したら殺処分するわけです。
さんざん、馬たちに儲けさせてもらっておきながら、業界は馬を救うことに金をかけたくないのです。
まぁでも当たり前ですよね。
馬を救う気があるのであれば、競馬をやらなければいい話です。
今年の3月12日にも、日本で阪神ゆきやなぎ賞に出走したハイコーストが転倒し、頸椎関節脱臼で死亡しました。
競馬ではこのような事は必ず起こります。
なので、競馬をやっている時点で、馬を救うなんて矛盾でしかないのです。
競馬の馬たちは9割以上が殺処分、寿命を迎えることができるのは1%以下と言われています。
勝てる見込みがないなど、儲からない馬から順に処分されていき、その大半は2~4歳で処分されます。
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競馬の世界では、現在でも毎年、約8千から1万頭の子馬が生まれていると言われています。
毎年、8千から1万頭です。
単純に計算したら、3年で約3万頭、10年で10万頭になります。
馬の寿命は、健康なら30歳、中には40歳まで生きる馬もいます。
こんなにたくさんの馬が毎年生まれていたら、日本はあっという間に馬糞で埋もれてしまいそうですが、実際はそうなりません。
それはなぜか。
なぜなら、毎年生まれる子馬のうちのほとんどは、2歳、3歳、4歳といった若さで「処分」されてしまうからです。
処分とはつまり、屠殺です。
本当に子馬のうちに処分される馬もいます。
屠殺になる理由は、レースに向かないから、勝てないから、血統にあまり価値がないから、などなど、
ようは、競馬で勝って馬主を儲けさせてくれない馬は、生きる価値がないと見なされます。
馬の2歳は、人間で言えば中学一年生くらい。
3歳は、高校に上がったばかりの年頃。まだまだ子供です。
心も体も未熟な、成長期の子供です。
その若さで、競走馬たちは、騎手を乗せ、ものすごいスピードで1キロ、2キロの走路を駆け抜け、勝つことを要求されます。
中学に上がったばかりの子供に、日々猛特訓をして、全日本選手権やワールドカップやオリンピックで勝てと要求しているようなものです。
そんなことをしたら、まだ十分出来上がっていない子供の骨や靭帯、筋肉はあっという間にボロボロになるでしょう。
プレッシャーや過酷な訓練から来るストレスで、精神的にも参ってしまうはずです。
そして、まさに、このとおりのことが、現役の競走馬たちの身には起こっています。
競馬界の真っただ中で働いている関係者の方によれば、
現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。
競馬を見ていると、骨折などの事故も多いですが、骨がまだ未熟なうちに、過度の負担をかけ続けているので、不思議はありません。
調教も、決して馬に優しいやり方ばかりではなく、
トレーニングに出たが最後、いろいろなトラウマを負って半狂乱になってしまう、若い馬たちの話もたくさん聞きます。
ストレスに耐えられず、あるいは恐怖感で、訓練を嫌がったり、体調を崩したりすれば、屠殺場行きです。
そして、頑張って耐えて、デビューし、走り続けたところで、
よほどの成績を残さない限りは、やはり最後は屠殺場に送られてしまいます。
G1を勝った馬や、アメリカで大変優秀な成績を残して日本へやってきた種牡馬が、
一般人も知らないうちに、あっさり屠殺されていたことが分かり、話題になったこともありました。
最近では、タップダンスシチーの行方が分からなくなり、ネット上を騒がせました。
タップは生きているとクラブ側から「確認」が取れたとされていますが、そのタップの姿は一般公開されていないため、
「本当にタップなのか?」「やっぱりもう屠殺されているのでは?」という意見も、多いようです。
勝っても負けても、競走馬たちは、ストレスや酷使で心も体も痛めつけられながら、
身を削って走らされ、最後は屠殺場で殺され、動物園のライオンの餌やドッグフード、
それでも余る大半の馬たちは、なんと畑の肥料にされるのです。
競走馬として生まれた子馬が、天寿を全うできる確率は、1パーセントもないと言われています。
競馬には、牡馬(オス馬)だけではなく、牝馬(メス馬)も同じく使われます。
牝馬は、人間同様、2歳、3歳の年頃になると、体がふっくらとしてきて、母馬になるための準備を始めます。
発情も始まります。
しかし、こうした「女の子の事情」は、競走には不利。
だから、牝馬の競走馬には、ホルモン剤などの薬が大量に使われて、発情を抑えたり、脂肪をつきにくくしたりといった操作がおこなわれます。
また、牝馬は、現役を引退したあとに「繁殖に上がる」、
つまり、北海道など、競走馬を産ませて育てる牧場に引き取られて、新たに競走馬の子馬を生むための仕事に回されるので、
処分は少ない、と勘違いしている方もいます。
が、繁殖の世界も実際は過酷で、生んだ子馬の成績がいまひとつなら、母馬といえど、やはり処分、が現実なのです。
繁殖に上がったら、その後を追う人があまりいないので、知られていないだけです。
母馬に寄り添い、無邪気に寝転んだり遊んだりしている子馬は、本当にかわいくて、いつまでも見ていたいと思いますが、
実際には、そののどかな幸せはつかの間の出来事で、子馬たちはまもなく、過酷な世界へと追いやられていきます。
生まれた子馬たちが勝てなければ、子馬自身だけでなく、母馬の命さえも危うくなります。
もちろん、中には、少数ながら、成績がいまひとつでも、故郷に戻ってきた馬(繁殖牝馬や種牡馬)を、できるかぎり処分しないで、大切に飼われている牧場さんもあります。
しかし、以前、生産牧場(競走馬を生ませて育てる牧場)をされていた方によると、
日高地方では「不要牝馬回収」のトラックが、毎週、「いらなくなった繁殖牝馬」をたくさんトラックに乗せて、屠殺場へ運んでいるそうです。
毎週、です。
毎年何千もの子馬が生まれ、毎週登録抹消される馬がいて、そのうち、即処分を免れた一握りの馬たちが、生まれ故郷に帰って行き場を求め、しかしそこには、すでに前年、そのさらに前からいる馬たちが、ひしめき合っている、、、
残念ながら、今の競馬の世界は、こうした馬の大量生産、そして大量廃棄、が「当たり前」になっています。
競馬は、ギャンブルをビジネスにしているはずが、大量廃棄、大量処分、の現実を見ると、もはやビジネスそのものがギャンブルになってしまっているといっても過言ではない気がします。
そして、そこで、人知れず、無言で、消されていく、馬たちの命、、、
「馬は家畜なんだから、仕方がない」という意見を平気で言う人もいますが、
たとえ食するための家畜であったとしても、「無駄に生ませて、無駄に殺す」のは、命への冒涜以外の何ものでもないと思います。
一時、ファーストフード店のハンバーガーが、冷めてしまったからというだけの理由で、売られることもなく大量廃棄されていて、非難を浴びたことがありました。
今の競走馬たちの扱いは、まさにその頃のハンバーガー並みです。
ハンバーガーでなくても、商品を無駄に大量生産し、そして大量に廃棄することが当たり前の企業や工場は、非難される世の中ですし、そもそもビジネスとして立ち行かないはず。
まして、命のある馬たちを、「家畜だから」という理由で、無駄に生ませ、ストレスを与え、無駄に殺すのは、まったく理屈が通らないことです。
人によって生まされ、若さや命を謳歌することも許されないまま、
人のために走り続けた馬たちを、「夢と感動」といった美辞麗句で飾り立てるその裏で、ゴミのように処分する、
そんなやり方が通用する世の中であってはいけないと思います。
馬が好き だから、馬刺しは食べないと思っていても、
馬を使ったビジネスにお金を落とせば、あなたも馬殺しに加担していることになります。
怪我や故障した馬、引退した馬は、馬刺しまたは、ペットフードになります。
競走馬は人間でいうと小中学生の歳で競走馬となり、同じ年頃に肉されます。
あなたは、鞭打たれて走りたいですか?
競馬にドラマがあるとか。 走りたいから走っているとか。
勝手に決めつけるのはやめて下さい。
弱者は、最初から弱いのではなく、そういった立場に追いやられているだけなのです。
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馬は乗り物であり、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いと思いますが、それは勘違いです。
馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。
馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制しているのです。
人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。
業界側も認めていることです。
馴致とは、英語では、ブレーキングといい「馬の心を壊す」と言う人もいます。
上のような動画では都合のよいシーンしか映しませんが、
元競馬関係者の方によると、
人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。
トラウマを負って半狂乱になってしまう馬や、
ストレスや恐怖感で、訓練を嫌がったり体調を崩す若い馬もいる、というのも無理はありません。
そして、もしそうなれば屠殺場行きか、肥育場に送られてから屠殺場行きです。
手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。
手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。
競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。
口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。
多くの研究結果によって、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています。
馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。
また 馬は皮が厚いからムチを打たれても平気、とかいう人がいますが、
この動画を見ればそんなものは嘘っぱちであることがすぐに分かるでしょう。
VER HASTA El FINAL. Hay que sacar a ese caballo de las manos de esas personas.#nomastas #caballoslibres #montevideo #caballos pic.twitter.com/TsvRsKvxTD
— montevideohorsesave (@mvdhorsesave) July 12, 2021
過労で倒れていた馬が起き上がるほどの威力です。
ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりすることは、関係者も認めています。
痛いか痛くないかなど、本来検証するまでもありませんが、
ムチを打つことによって痛みを感じることは、すでに研究によって証明されています。
競技用のムチを使っているとか、ムチを打つ回数を決めているとか、皮が厚いから痛くないとか、ただ合図を送っているだけとか、
利益を得ている側や熱狂している側がごまかしているだけです。
これらの虐待を乗り越えたとしても、勝ちきれなければ用済みになって殺されます。
以下は、と殺の際に馬が首を吊り上げられているシーンです。
Horses deemed unprofitable to the racing industry can be sent to slaughter.
— PETA UK (@PETAUK) August 12, 2020
[Footage via Aitor Garmendia / @Tras_los_Muros] pic.twitter.com/4BMViwOJFc
競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。
これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。
競馬がなくなったら、今いる競馬の馬たちをどうするんだとか言う人がいますが、
今も競馬によってサラブレッドは犠牲になり続けていますし、
競馬が続くという事は、今後も永遠に犠牲になり続けるわけなので、意味不明な論です。
それに競馬がなくなると決まっても、一気に終わるわけがありません。
徐々に縮小という形になるでしょうし、終わると決まった時から各団体が対策を取り始めるでしょう。
今いる競馬の馬を心配するのであれば、当然、現在も引退馬を保護する牧場に寄付をしているんでしょうね?
あと競馬がなくなったら、サラブレッドが絶滅するなどと言う人がいますが、
サラブレッドは人間が作り出した種なので、生態系を破壊する側であり、生物多様性とは関係がありません。
そんなに絶滅が心配であれば、保護施設を作って、競馬につぎ込んでいるお金をすべて寄付でもすればいいでしょう。
結局は競馬がやりたいだけでしょうから、寄付などしないと踏んでいますけどね。
本当の馬好きなら、最終的に競馬反対に行きつきます。
色々な方のツイートが目に入り、これでは競走馬の引退後の余生問題は進まないなと感じました。今日をもって健全な競馬運営をする為に殺処分ゼロという考えではなく、競馬運営そのものが健全ではないと考え、競馬反対の立場をとらさせていただきます。
— 元厩務員 (@umabakatomokazu) October 20, 2021
馬が乗り物、と洗脳されている人は、非常に多いと思います。
馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、平然と馬に乗る人がほとんどです。
競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。
馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。
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