その声を無関心で押し殺すようなことはしたくない | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下は、映画「ハリーポッター」の切り抜き動画です。

このサムネイルの左の女性「ルーナ・ラブグッド」という役を演じていたのは、

イヴァナ・リンチさんという方で、当時は14歳。

 

あれから20年ほど経った今も女優業を続けられているイヴァナ・リンチさんは、今ではヴィーガンです。

 

以下は、イヴァナ・リンチさんがブロイラー(鶏肉になる鶏)の養鶏場を訪れた時の動画です。

 

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ハリーポッターのルーナ役として有名なイヴァナ・リンチがイギリスの養鶏場へ。


 

イギリスでは95%、アメリカでは98%の養鶏場が映像にあるような過密飼育を行なっている。


日本では、鶏の体重が通常2kgに達したら出荷するところを3kgに達してから出荷するため、諸外国よりもさらに過密な飼育環境になっている。

養鶏場の中は遠目に見たら、大量の鶏たちというより白いじゅうたんのように見えるという。

 



彼らが立てなくなっているのは、品種改良によるもの。



通常、出荷時の体重に達するのには120〜150日かかる。それを動画の鶏たちは、たった40〜50日でその体重に達する。

食べる量は普通でも体はぶくぶく太っていく。



自分たちにだけ都合のいい変化を与えて、苦しんでる動物がいるにも関わらず、それを「改良」と呼ぶべきだろうか。

そんな彼ら1匹1匹を、どうか個人として見てほしい。
見た目は同じに見えても、違う理由で死んでいく被害者たちなんだ。
出荷前に心臓発作で死ぬ子もいれば、体重の重みや怪我で立てなくなって、餌や水にたどり着けず死んでしまう子もいる。

 


運良く出荷日まで生きていても、屠殺場に向かうトラックに鶏たちのためのエアコンなんて存在しない。
トラックの荷台は密閉空間じゃない。
むさ苦しい暑い日も、凍えるような寒い日も、彼らはそれに耐えないといけない。

屠殺場で出荷される前のトラックに乗った鶏たちを間近で見たことがある。

本当に寒い日で、彼らが垂れ流す糞尿の強い臭いがトラックを覆ってるようだった。

同時に、どれだけの時間このトラックの中にいたのだろうと考えさせられた。

そして最後までその寒さに耐えきった彼らに待っていたのは、屠殺場の中で1匹1匹ベルトコンベア式に首を切られるという最期のステップ。
そのステップを経て、やっと苦しみから解放される。

あんまりだ。

生まれてから殺されるまで、優しさを知っていたのだろうか?と思いたくなるほどに。

動画の最後に出てくる鶏。
映像の中では彼はまだ死んでない。
でも明らかに苦しんでる。


それでも頑張って息をしようとしてる。

僕たちがどれだけ動物たちを酷い目に合わせても、動物たちは必死に生きようとする。
なんで酷いことをされるのか
彼らは理解できないかもしれないけど、それでも必死に生きようとする。

その彼らの姿をもっとたくさんの人が見る機会が増えれば、きっと世界も変わるって信じてる。
自分には何ができるのか、小さな1歩だけでも踏み出して見てほしい。
その1歩が、世界を変えるかもしれない。



『私は暴力を目撃するたびに、自分の中で「ダメ」という小さいけど確かな声が聞こえるの。

私はその声を決して自分の無関心で押し殺すようなことはしたくない。』
- イヴァナ・リンチ

 

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イギリスのブロイラー養鶏場の悲惨な実態が語られています。

言うまでもなく、日本も同じです。

 

というか、畜産動物福祉の評価はイギリスはDですが、日本は最低ランクのGなので、

同じどころか、イギリスよりもひどいのが現実なのです。

 

イヴァナ・リンチさんは、先日、ハロウィン向けのヴィーガンお菓子をPETAのページで紹介されていました。

 

 

 

以下は、映画「ジョーカー」の予告動画です。

 

主人公のアーサー・フラック役を演じていたのは、ホアキン・フェニックスという方で、彼もヴィーガンです。

 

以下は、ホアキン・フェニックスが、ウールとカシミアの真実について語る動画です。

 

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ホアキン・フェニックスがヴィーガンとしてウールを着なくなった理由を語る🌱

ホアキンは今年の授賞式シーズンも 
@stellamccartney のヴィーガンスーツで参加している。

無駄を減らすため、すべての授賞式を同じスーツで出席する予定なのだそうです🌱

 

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こうして、海外では有名人の中にもヴィーガンがいて、動物達に起きている現実について発信してくれています。

 

 

日本では、ヴィーガンではありませんが、二階堂ふみさんが発信を頑張ってくれています。

 

皆さん立場もある中、動物達のために行動してくれているわけですね。

 

 

もちろん、それは一般人も同じです。

私はもっぱらブログだけで発信していますが、路上で啓発活動をされる方も多数いらっしゃいます。

 

以下は、オーストラリア動物たちの現実を撮影したドキュメンタリー映画「Dominion」です。

日本も全く同じですので、動物を食べたり、動物を着たり、動物利用娯楽施設に行く方などはぜひご覧ください。

 

このDominionなどの映像を路上で見てもらって、興味を持って立ち止まった人と対話を行う路上活動があります。

 

cube of truth(キューブオブトゥルース)と呼ばれるもので、

動物問題の映像が流れたディスプレイを持って立ち、

 

映像に関心を持ち、立ち止まった人に、対話役の人が、対話をしながら、動物搾取について知った結果どう思うかを話していきます。

 

 

以下は、女性活動家による対話の様子。

 

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活動家「この映像を見てどう思った?」

 

男性・女性「可哀相」

 

活動家「動物たちをこのように自分の手で苦しめたり殺したりしたいと思いますか?」

 

男性・女性「思わない。」

 

活動家「誰かにやってもらってほしいと思ってなくても、お金を払って動物性のものを買ったりすることによって、

仕事がある人たちが動物を殺したりして、製品になっているわけじゃないですか?

それってどう思います?」

 

女性「だからこそ、食べ物を大事にして、残さへんとか、そういうことしかまあ。

形態を変えようとしても自分一人にはできないじゃないですか?

活動力とかもないし、SNSで発言したからといって、

それが全部いろんな人にめっちゃ届きまくってバズってっていう訳でもないやろうし、

って考えると、それで作られたものを無駄なくというか、大事にすることしかできへんかなっていう。」

 

活動家「例えば、反対の立場で考えてみてください。

ここで行われていることは本当に暴力的なことで、見たら分かる動物虐待。

じゃあ、例えばお姉さんが感謝して誰かに殴られたりとかしたい?

それで、自分一人が変えられへんから、自分が変わるっていうことは考えれない?」

 

女性「自分が変わるっていうのは具体的には?」

 

活動家「例えば消費をなくす。動物性のものを食べなかったりとか。」

 

女性「そういう人が増えちゃうと、食べられへんくなったお肉たちは、こうやって殺された意味がなくなってしまうと思うんです。

だからそれやったら、ありがたく感謝していただくかなっていう。」

 

活動家「じゃあ感謝したら、暴力されててもレイプされてても、自分はされたいと思う?

自分が誰かに殺されそうになっていて、実際に暴力を受けて、ありがとうって言われながらそれをされたいと思う?

確かに一気にこれがゼロになることは絶対ない。今起きている現実が。

でも、私も二年前まで食べていたんですね。知るまでは。

知って、自分が動物達が苦しんでいることにお金を払うのが嫌だなと思ってやめたのがきっかけやったんですよ。

買い物は投票だから。

その産業を応援するのは自分やし、自分がそこにお金を払うことによって彼らがどんどん生みだされて殺されていくっていう社会を作っているうちの人になるから。

今やったら動物性のものが全く使われていない美味しい物がいっぱい溢れているんですね。

それやったらそっちの産業を応援したいと思うし。

これって本当にいろんな問題に関わっていて、

この動物達がただ殺されている、暴力を受けている、ひどい状態になっているだけじゃなくて、

人権問題だったりとか、環境問題だったりとか、全ての問題関わっている。

だから自分が、動物性のものを利用したり食べたりすることによって、色んな人が苦しんでるから

逆にそっちを応援しないことによって、

今すぐ、この世界中の人が一切動物を食べませんってなることは絶対ないから

法律がそうならない限りは。

でも法律も徐々に徐々にしか変わっていかんから、それやったら一人ずつが変わっていくことによってその消費量も少しずつ減らしていく事ができる。

それでも、お姉さんたちは感謝していただく?

一人の力ってめちゃめちゃでかいと思うんですよね。

お姉さんお兄さんが動物性のものを利用しない選択を一つずつしていくことによって

そこからどんどんどんどん周りに広がっていくと思うし、絶対みんな何かしらの影響は受けていると思う。

上の映像、オスのヒヨコだけシュレッダーで生まれた瞬間殺されるんですよ。

なんでか分かります?」

 

女性「卵産めへんから。」

 

活動家「で、ああやってまだ生きているのに叩き潰されたりする子達もいる。

それってすべての命に感謝していただくってできないじゃないですか?

お肉になるまでにも、大量に殺される子達がいるから。

フードロスとか今言われてるけど、出来上がった物ですら大量に廃棄されているのに、

出来上がるまでにもすごい殺されている動物達がいる。

それでも感謝して食べる?」

 

女性「こういうのが完全になくなるのって多分ないやろうって思うんですよね。

それで、もし自分が食べへんくて、捨てられるものが増えるんやったら

それは食べへんくて、そのまま大量の犠牲がある。

そっちの方が心苦しいから。

そうやって犠牲があって、自分達が成り立っているっていうのは分かっているし。

捨てられるものがある、増えるって考えると。

まぁ生産もそれにつれて低くなっていくかもしれないけど」

 

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ひたすら言い訳を繰り返していた女性。

最終的には、消費をやめれば廃棄される量が増えるという謎理論を展開しています。

消費量が減っても、生産量はいつまでもそのままだと思っているのでしょうか。

 

と思えば、最終的には生産量が減るかもしれないけど、と認めていたりで、

全く知識や考えがまとまっていないのが分かります。

 

まず、消費量が多ければ、廃棄される量は多くなります。

なぜなら、供給側は必ず余剰が出るように作っているからです。

消費量が多いほど、余剰は多く出ます。

捨てる方が心苦しいと言いますが、そもそも今の時点で大量に棄てられています。

心苦しいと言う言葉が本当であれば、消費量を減らすべきです。

 

あと、捨てる方が、と言いますが、食べるために殺されれば意味があるなどという考え方は人間目線でしかありません。

殺される当事者からすれば、食べるために殺されようが、そうでなかろうが同じことです。

動物たちはなぜ自分が殺されるかも分かっていません。

 

以下は、仲間が目の前で殺されたのを見て、震える子豚です。

 

自分達は人間に食べられるから、殺されることを受け入れているように見えますかね?

感謝されているから、殺されることを受け入れているように見えますかね?

そんなわけがないでしょう。

感謝して頂くは、完全なる自己満足です。

 

あと「頂く」という言葉は間違っています。

いただくというのは、相手自ら差し出すことが大前提です。

動物は自分の体をあなた方に差し出したいなどと思っていません。

 

つまり正しくは、頂いているのではなく、「奪っている」だけです。

 

 

最後はおかしな男が騒ぎ出して、活動家の方が唖然としてしまい、その間に男女はそそくさと逃げるように去っていきました。

 

おかしな男はこちら。

 

肉を食うぞー!と騒ぎ、女性活動家に軽い暴力も奮っています。

 

大阪ってこういう変人が多いので、大変でしょうね。

私も大阪には仕事で行ってたのでよく分かります。

 

この後、この変人は警察に連れていかれたようです。

 

時にはこういう変人も相手にしながら、活動をされているのです。

動物たちのためだけにね。

 

何の見返りもなく、どちらかというと理不尽な事ばかりですが、

こんな世の中は間違っていると思うから、消費をやめるだけでなく、活動までされているんですよ。

 

 

『私は暴力を目撃するたびに、自分の中で「ダメ」という小さいけど確かな声が聞こえるの。

私はその声を決して自分の無関心で押し殺すようなことはしたくない。』
- イヴァナ・リンチ

 

 

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