以下の投稿をご覧ください。
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本日9月29日京都水族館は、キアの出産の兆候が確認できた為、一般席をようやく閉鎖しました。
いよいよキアは出産に向かいます。
しかしその場所は、キアが生まれた広大な海ではなく、コンクリートに囲まれた僅か数mの狭いプールです。
しかも昨年、5時間で我が子を亡くした記憶が残る、同じ場所です。
未来は誰も予測はできませんが、未来を奪うことは、避けることができます。
水族館は、生き物達の未来を、そして今を奪っていませんか?
京都水族館を振り返って、みんなで水族館の事を考えてみませんか?
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京都水族館のキアがいよいよ出産準備に入るそうです。
キアの出産はこれで2回目になります。
2020年11月、1回目のキアの妊娠が発覚しました。
そして 2021年8月に出産しましたが、赤ちゃんは5時間で死亡しました。
そして、2022年3月1日に、2回目の妊娠が発覚。
ハンドウイルカ「キア」妊娠のお知らせ | 「京都水族館」【公式サイト】
1回目の出産で赤ちゃんが死亡したという反省を一切生かすことなく、
京都水族館は、妊娠したキアを出産予定の9月まで、
ジャンプなどの激しいパフォーマンスをさせながら、ショーに出演させようとしていたのです。
3月19日。
4月16日。
4月30日。
6月12日。
しかし6月に、おそらくはこのツイートがバズった影響で、妊婦のイルカをこき使う事実が急速に拡散されます。
京都水族館の妊娠中イルカのキア。9月末出産予定で、9月までショーは継続。昨年も妊娠中ショーを続けたのち逆子で出産し5時間で赤ちゃんは死亡。
— tsugugoro (@RsONN2yEzmMHtRy) June 4, 2022
今も、毎日毎日何回もショーは続いてます。 pic.twitter.com/Bv65xQ4RGY
これによって、おそらくは京都水族館側に大量のクレームが入り、
京都水族館は、6月20日以降のキアのショー出演を休止すると発表しました。
そして9月末、ようやく出産間近となったようです。
京都水族館では、キアの赤ちゃんを含め、これまで4頭のイルカを死なせているそうです。
オープン以来、わずか10年で4頭のイルカが死亡。
2年半で1頭は死んでいる計算になりますね。
もちろん水族館にいるのはイルカだけではありませんので、他の生き物も大量に死んでいるのでしょう。
2016年11月28日に死亡したカイルについては、死亡したという公式発表すらしていないそうです。
この水族館愛好家の方の記事によると、
カイルが亡くなった事をなぜ公表しないのか聞きたかったけど、禁句のような気がして聞けなかった、とあります。
公表しないのは、かなり怪しいですね。
飼育員やトレーナーの不注意、管理不足などが原因で亡くなったか、ショーの練習中にコンクリートに激突するなどして亡くなった可能性が高いです。
以下の動画のイルカは、2019年7月30日に死亡した京都水族館のマリアです。
見ての通り、生前、口の中がボロボロになっているのが分かります。
専門家とやらがいるにも関わらず、間違った治療を行い、何年も治せず 死んでしまったのです。
イルカトレーナーか獣医かよく分からない人物が、笑いながら雑談しながら、レーザーをあてていました。
この人物は、傷口以外の皮膚も焼くなどといった、かなり雑な処置を行っていました。
ハンドウイルカのビートは、今年の4月11日に死亡が発表されました。
まだ15歳でした。
イルカの寿命は、はっきりしたデータが出ていませんが、ミナミハンドウは少なくとも40年生きることが分かっています。
また、シードは、2021年にひどいケガを負っていました。
吻という口の突き出た部分がえぐれていたのです。
こんなにひどいケガなのに、京都水族館の回答は、「原因が分からない」。
非常にいい加減な水族館であることがお分かりいただけるでしょう。
その後、なんとかシードの吻は再生したようですが、今年7月にはまたケガをしていたそうです。
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シード負傷。
人的要因での怪我→出血
全てはショーの為に、狭い部屋を移動させられ、イルカには選択の余地は無い。
イルカショー は、続いています。
前の女性、大きな声で『私、ショーがある水族館が大好きだからさぁ』
『かわいい、歌うたってる』
私の心がもたない。
(追記)↑動物達の苦しみには比べ物にならない。すいません。
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トレーナーのせいなのか、客のせいなのかは分かりませんが、
常に水族館という場所はイルカにとって危険と隣り合わせの場所ということです。
シードは現在も京都水族館で生存しており、この非常に狭いプールでただ息をし、餌を食べ、ショーをするだけの日々を繰り返しています。
水族館での1年後の赤ちゃん生存率は、わずか20%。
これだけで、水族館という場所がいかにイルカにとって不自然な場所かが分かるでしょう。
イルカは1回の出産で1頭しか産まないので、これだけ死にまくっていては水族館のイルカが増えるわけがありません。
そして減ったら、新たに野生から捕らえられたイルカを購入するのです。
キアやシードは、元々は野生のイルカです。
水族館のイルカは、太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。
バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を
カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。
イルカは聴覚がすぐれているため、この音から逃れようとします。
猟師たちはこの性質を利用し、どんどん入り江に追いやっていきます。
そして 入り江まで追い込まれ、捕まってしまうのです。
昨日、9月29日にも、イルカの群れが追い込まれてしまいました。
約10頭のハナゴンドウの群れです。
追い込まれたイルカのうち、猟師たちによって引き上げられているこのイルカは全く動いていないように思います。
追い込みの恐怖のあまり、網に引っかかって溺死したか、ショック死したのかもしれません。
追い込まれたイルカは、水族館向きか、そうでないかが選別されます。
水族館に不向きのイルカ達は、食用としてその場で殺されます。
殺すときは、イルカのせきずいを尖った棒で刺し、ねじり込みます。
そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。
この日はすべてのイルカが殺され、海は血で染まりました。
殺され運ばれるイルカたちです。
これがつい昨日起こった出来事です。
こうした残虐な猟により、捕らわれたイルカが、京都水族館のキアやシードのようなイルカです。
昨年の追い込み猟では、生体販売用に捕獲されたのは65頭に対し、殺されたイルカは500頭です。
水族館が種の保存施設などという人がいますが、
こんなに野生のイルカを殺す猟で捕らえられたイルカを購入し、繁殖も失敗だらけの水族館のどこが種の保存施設なのかぜひ教えてほしいものです。
そもそもとして、水族館は種の保存の役割など果たせないんですよ。
水族館で繁殖が成功したところで、野生に戻すことは不可能なので、種の保存にはなりません。
種の保存をするには、動物を一切捕らえることなく、その環境ごと保存しなければ意味がないのです。
追い込み猟を終わらせるには、水族館に行かないこと。
それのみです。
*****************引用*****************
和歌山県太地町で毎年おこなわれるイルカ追い込み猟の2021年度のシーズンが2月28日に終了しました。
少なくとも563頭のイルカが屠殺、捕獲された事を確認しました。
内訳としては
今シーズンの生体捕獲数は65頭。
そして、今シーズンの殺害数は498頭です。
この数字だけを見ると、猟師やイルカ猟に関わる者達が「食肉」の為にイルカ達を殺害しているように見えます。
しかしこれは、あくまでも「仕事」ですから、これを、金額に換算してみると分かりやすいです。
世界中の水族館へイルカショーのイルカを販売する場合、猟師(漁業組合)は直接、販売を行っていません。
猟師(いさな組合)は「太地町開発公社」、「ドルフィンベエイス」、「ドルフィンリゾート」「大阪海洋研究所」などの生体販売会社に販売し、これらの生体販売会社を通して世界中にイルカを販売しています。
ですから、猟師(いさな組合)は、まず、これらの生体販売会社にイルカを販売します。
販売金額は概ね1頭、100万円~150万円です。
(※上記のそれぞれの会社が水族館やイルカショーの現場にイルカを販売する場合は、概ね1頭、450万円~650万円です)。
ちなみに、イルカを殺して切り刻み、肉として販売する場合の金額は、
その種類や大きさ(とれる肉の量(なぜならば食肉として販売される場合、100グラムいくらという計算になる))などによっても多少異なりますが
概ね、1頭、1万5千円~5万円です。
今シーズンの生体捕獲65頭を、1頭150万円とすると「9千7百50万円」です。
これに比べて、今シーズンの殺害数498頭を、1頭5万円とすると「2千4百90万円」です。
合計「1億2千2百40万円」。
太地でイルカ猟を行うために和歌山県知事の許可を持っている猟師は現在12人です。
猟師の契約は、収入を均等に分ける事になっているので上記の金額を12人で割ります。
(※イルカ猟は12人だけが許可を持っていますが12人で行っているのではなく、それぞれの猟師には、1人は補助役の猟師が付いているので合計24人で猟を行っています。
しかしこれらの人達は「いさな組合」から雇われており、6ヶ月は固定給だと言われています。)
今シーズンの売り上げ、1億2千2百40万円を12人の猟師で均等に割ります。
1人当たり1千20万円。これを6ヶ月で割ると、1か月170万円です。
こんなに儲かるので1年の内、6ヶ月だけイルカ猟を行い、残りの6ヶ月は旅行に行ったり、趣味の生活を送っている猟師もいるのです。
当然ですよね1千20万円を12カ月で割ったとしても、85万円も収入がありますからね。
でも、このイルカ猟の全収入の約80%が「イルカの生体販売」です。
ですから、もしも今シーズン、生体販売用のイルカの収入が無かったと考えた場合、今シーズンの「食肉としてイルカ」の収入は「2千4百90万円」です。 これを12人の猟師で均等に割ると、1人あたり「2百7万5千円」になり、更にこれを6ヶ月で割ると「34万5833円」です。もしも、この金額を12か月で割ると、月収は「17万2916円」という事になります。
ですから、生体販売が無くなれば、6ヶ月だけ猟を行い、その収入で1年間生活するとなると、それなりに質素な生活をする事になります。
しかも、上記で示した通り、12人の猟師には補助役の猟師が付いていて、いさな組合は「2千4百90万円」 の中から補助役の猟師達に固定給を支払わなければなりません。
しかも、船の維持費、修理費、燃料代も支払わなければなりません。
月収「34万5833円」の中から、これらすべてを支払わなければならなくなります。
追い込み猟に燃料費がいくらくらいかかるのか、元イルカ追い込み猟師に聞きました。
その日の気象状況や、イルカを探す時間、イルカを追い込む時間、船自体の燃費などによっても異なりますが今回は、1日50リットル~60リットルとしました。
漁船は、ほぼ全てがディーゼルエンジンです。ですから燃料は軽油です。
軽油は、現在1リットルが104円~110円程度ですので「104円」として計算します。
1日60リットルで1か月で1800リットル。(※イルカ猟は毎年9月1日~2月末日まで悪天候でない限り毎日行われます)。
1リットル104円で1か月1800リットルなので「18万7200円」燃料費が必要という事になります。
1か月「34万5833円」の収入から「18万7200円」の燃料費を引くと「15万8633円」です。
先にも記した通り、この中から、補助役の猟師の人件費などを支払うと考えてください。漁船保険に入っている人も多いですから保険料の支払いもあります。
どうですか?
イルカの生体販売が無くなったら、イルカ猟が継続できると思いますか?
イルカ肉、鯨肉の需要は、年々減少しています。
しかも、厚生労働省も水銀濃度が高いイルカ肉食には注意が必要である旨を公式に掲載しており、その摂取量についてもグラム数で出しており、特に感受性が高い「子どもや妊婦」に関しては、摂取量について明確な基準を設けています。
食の安全性に関する関心は高まる一方ですから、イルカ肉や鯨肉の需要は、今後さらに減少します。
ですから、食肉の為にイルカ猟を継続して行く事は、今後さらに困難になるのです。
つまり、世界中でイルカショーが無くなれば、世界中の水族館がイルカの飼育をやめれば、生体販売は不可能になり、イルカ猟の継続自体も非常に困難になると言えるのです。
この現実が「LIAが長年訴え続けている 『水族館にチケットを買って入らないで!』『お金を支払ってイルカショーを見に行かないで!』と言っている理由」なのです。
LIAでは、太地町で活動を始めた2017年より、一貫して
「太地町のイルカ猟(鯨類追込み網漁業)は「太地町立くじらの博物館が作られた1969年にイルカの生体捕獲を目的として始められたものであり、2022年現在から遡って53年前に始められた水族館へイルカを生体販売する為の新しいビジネスであり、 伝統でもないし食文化とも関係ない 」
と訴え続けています。
特に、日本政府、和歌山県、太地町、一部の政治家が主張している「古式捕鯨」とは無関係であり、約400年前に始まったとされている「古式捕鯨」は、現在、太地町には受け継がれておりません。
400年前に行われていた古式捕鯨は、太地町の沖合海域を回遊するくじらに対して、ふんどしを締めた男たちが、木の手漕ぎボートに乗合い、百人以上が協力して追いかけ、くじらの体に銛を打ち込みながら網で行く手を阻み、捕殺していたものです。
そのような捕鯨の方法は、現在の太地町には全く受け継がれておらず、大砲を付けた捕鯨船「第七勝丸」が1艘あるのみです。
この第七勝丸も、その多くの期間は北西太平洋などに捕鯨に出ており、捕殺したくじらを太地漁港に水揚げする事も僅かであり、その多くは北海道や東北に水揚げしているようです。
つまり、日本政府、和歌山県、太地町、一部の政治家が主張している「伝統猟」などは、もはや存在せず、地域の食の中に、鯨肉、イルカ肉が僅かにあるだけなのです。これが現実なのです。
LIAは、太地町の鯨類追込み網猟を長年現地で監視し続けている日本で唯一の団体です。
ですから、頻繁に「イルカ猟」についてさまざまなお問い合わせを頂きます。
多くの方から頂く質問の中で最も多いのが「どうしたらイルカ猟をやめさせられますか?」というものです。
答えは簡単です。
太地町のイルカ追い込み猟は「イルカの生体販売」の為に行われています。ですから、誰もイルカを購入しなくなれば、野生のイルカを捕まえる事は終わります。
イルカ猟は、猟師達の仕事ですから、売れないのに獲るとなると、それはもう趣味であり、こんな高額な趣味を集団で行う事は困難なはずです。
しかも趣味で自宅にプールを作り、イルカを飼育できるような富豪は世界中で極僅かでしょうから、水族館やイルカショーを行っている施設に、生きたイルカが売られなくなった時点で、野生のイルカの生け捕り(太地で行われている鯨類追込み網猟)は継続が困難になるのです。
もうお分かりですね?
つまり、イルカ猟を行わせているのは「水族館にチケットを買って入場する人」です。「イルカショーのチケットを買って見に行く人」なのです。
そういう人がいる限り、野生のイルカは生け捕りにされ、生体販売に不向きなイルカは殺害され、食肉になるのです。
ですから「イルカ猟に反対な人」は 「水族館にチケットを買って入場しないで!」「イルカショーのチケットを買って見に行かないで!」と主張してください。
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「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。
食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。
以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。
食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。
それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。
しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。
それは、生きたまま捕らえたいから。
すなわち、生体販売をしたいからです。
なぜなら、生体販売をすれば儲かるからです。
つまり、追い込み猟は伝統でも文化でもなく、金儲けのために行っているんですね。
金儲けのために行っているのは、水族館も、トレーナーも同じです。
だからこそ、クレームが入らない限り、妊娠したイルカをショーに出演させるし、
胸に傷があるイルカに乗っかってショーを行うのです。
水族館が儲からなくなれば、水族館がなくなります。
水族館がなくなれば、追い込み猟は終わります。
水族館に行き、イルカショーを見るあなた方が、この虐待産業を支えているのです。
イルカを閉じ込めたり、殺しているのは、水族館に行くあなたです。
水族館に行くのをやめてください。
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