自分の子供に動物を触らせたい親が多い | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

日本の動物園でもはや定番となってしまった「ふれあい」。

 

京都市がふれあいによって動物がストレスを感じているかどうか調査をしました。

 

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京都市動物園の独自の調査により、ふれあいが動物達にストレスを与えているのは明らかです。

 

 

避難エリアを設けるとモルモット達は入ります。

 

全頭入れるエリアを作れば全て入るため、ふれあいが成り立ちません。


しかし京都市動物園は、公共施設で市民の税金で運営されている以上、市民の要望を重視します。

 

今は、自分の子供に動物を触らせたい親が多いのでしょう。

動物達の運命はやはり国民の意識の向上ですが、それを世界水準に教育する役割を持つ1つの施設に、動物園もあるのではないでしょうか。
親と子に教えられる施設に早く転換してください。

素晴らしいパネルを作れるなら、それを実行すればいいんですよ。

 

 

 

 

 

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ふれあい動物園では、小動物を中心に、動物たちが人間にベタベタと触られます。

 

動物達は人間に触れてほしいなどとは思っていませんが、見知らぬ人間に1日中触られる地獄を味わい続けます。

 

 

 

加減の分からない子供たちは、時に乱暴に、暴力的に動物たちを扱います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

情けないことに、子供に教える立場の大人が、一緒になってやってる始末です。

 

 

 

 

京都市の調査によると

ふれあいを実施した2019年と、ふれあいを中止した2020年度で、テンジクネズミの診療件数が大きく変わっています。

 

飼育していた頭数が異なるので、同じ30頭あたりに換算すると、

2019年は30頭あたり56.8回の診察を受けていることになります。

2020年は30頭あたり38回ですから、かなりの差があり誤差の範囲とは言えず、明らかにふれあいによってストレスを感じていると言えます。

 

動物とふれあいを行っている人達は、この事実をしっかり認識しましょう。

動物はあなた方とふれあいたくなどないのです。

 

こんなものは本来調べるまでもなく、動物の様子を見ていれば明らかです。

 

しかし、人間は欲が絡むと、信じたいものを信じたり、都合の悪い事には目を反らす性質があります。

 

親が自分の子供に動物を触らせたい、子供が動物に触れて楽しんでいるところを見たい、子供と動物が一緒にいるところをカメラにおさめたい。

そういった、自分だけ、自分の子供の事だけしか考えていない身勝手さが動物を苦しめていることを自覚してください。

 

ふれあい、と言いますが、ふれあいとは互いにふれることですから

相手が嫌がっているのを、一方的にベタベタ触れているだけで、人間で言えばセクハラと同じです。

女性の皆さんは、男にベタベタと触られても、相手がふれあいと言えば許すんですか?

あなたの子供が、見知らぬ誰かにベタベタと触わられても、相手がふれあいと言えば納得するんですか?

自分や自分の子供は嫌だけど、動物ならいいんですか?

 

 

ふれあいで利用されたヒヨコやネズミなどの小動物たちは、

大きくなって、人間側の価値がなくなれば殺されます。

園内リサイクル

 

繁殖させた小動物を、ふれあいと称してベタベタ触らせたあげく、

大きくなって用済みになれば、殺して他の肉食動物に食べさせるのです。

そして、また繁殖させた小動物を仕入れ、触らせ、殺して、肉食動物へ食べさせるという虐殺を繰り返しています。

これを、園内リサイクルと言います。

 

リサイクルと言っても、小動物たちは繁殖場から仕入れられ、

生まされ、殺されるわけですから、再利用でも何でもありません。

 

よく動物園は種の保存施設などと言いますが、

実態は、動物を仕入れて殺す場所ってことですね。

 

殺し方は、床への叩きつけ、せき髄脱臼、生きたまま食べさせるなど。

これを職員たちが行っています。

 

この繰り返される虐殺も、ふれあいを行っている人たちが主原因です。

 

 

 

そもそもとして、動物園自体が動物を苦しめる施設であることを自覚しましょう。

 

動物園は、動物達の監禁施設であり、牢獄です。

 

 

 

 

これがノースサファリ・サッポロ

 

野生動物として、自由に大地や大空を駆け巡っていた時間は、人間のせいで突如終わりを告げます。

 

 

そして、動物園という名の牢獄に閉じ込められます。

 

 

 

しろとり動物園のトラ工場、ふれあいについての意識調査

 

一切やることもなく、息をするだけの時間を延々と過ごします。

 

 

これが「めっちゃおもろい動物園」の実態

 

人間は、コロナ禍の自粛生活ですらストレスが溜まり、あれができないこれができないと不平不満を言いますが、

動物達はそれが永遠に続くのです。

 

 

これが市原ぞうの国

 

 

 

犬猫のパピーミルのように、動物園にも繁殖工場があります。

 

 

 

繁殖させられた動物達は、生まれてから一生、檻の中です。

 

 

不自然 かつ 狭い環境に閉じ込められた動物達は、ストレスや欲求不満から、精神に異常をきたし、異常行動を行います。

その1つが常同行動、つまり意味のない動きを何度も何度も繰り返す行動です。

 

精神異常がかなりのレベルにくると、異常行動は自傷行為にまで発展します。

 

以下は、上野動物園で、常同行動を行うホッキョクグマの様子。

動画の3:20くらいに、ホッキョクグマの様子を見た女性が「お散歩しているみたいだね」と言っています。

おそらくは、母親が子供に言っているのでしょう。

 

つまり、これが精神異常からくる不自然な行動であることをまるで理解していません。

 

 

東京都武蔵野市内の「井の頭自然公園」のはなこは、69年間、動物園に1頭のみで監禁され死亡しました。

一生監禁

 

はな子は、生前から常同行動を繰り返していました。

しかし、日本人はこれを「はな子ダンス」などと呼び、親しんでいたのです。

 

よく、動物園を教育施設などと言う人がいますが、一体何の教育をしているのですか?

狭い場所で拘束されている動物をみても何とも思わない、常同行動を見ても理解できない人たちが、

不自然な環境で過ごす野生動物たちを見て、一体何を学ぶのですか?

 

動物園にきた人たちは、動物はこのように狭く不自然な環境で閉じ込めていいもの、動物たちは我々人間に見てもらうのが幸せ、と洗脳されていきます。

教育施設どころか、共感力を失う施設という方が正しいのです。

 

教育という言葉は非常に曖昧です。

動物園が一体何をどう教育するのか不明瞭。

 

動物園にくることで倫理教育がなされるのであれば、苦しみに満ちた動物園には今頃人はいないはずです。

しかし、現実はそうはなっていません。

 

動物の生態を学ぶというのであれば、

本来の生息地にいない動物を、勝手に餌が出てくる不自然な環境で観察したところで、生態など学べるはずがありません。

図鑑や動画を見たり、動物たちが暮らす現地に行き観察すればいい話です。

 

結局は、手軽に、便利に、生で動物を見て、

その迫力に興奮したいだけ、珍しい物を見て一時の刺激を得たいだけ、カワイイものを見て癒やされたいだけ、非日常を味わいたいだけでしょう。

 

 

 

動物園の職員は、動物好きと思っている方が多いと思いますが、そんな事はありません。

 

これら常同行動が動物園で起こること、そして苦悩の証であることを、動物園の職員たちはしっかりと認識しています。

 

上のリンクは、日立市かみね動物園の職員によるブログですが、

野生下では見られない動物園特有のもの、とはっきり書いています。

 

 

今年、4月に動物園から移送されたキリン「ひまわり」が、移送中に死亡しました。

 

このように、首や手脚を曲げなければ入らない大きさの箱に閉じ込められ、長時間運ばれました。

 

そして、体勢を変えようとした際に転倒し、折れ曲がった首を戻せず呼吸不全および循環器不全になり死亡したのです。 

岩手サファリパークは、体格に適した大きさだった、という嘘の主張を行いました。

 

 

こちらの動画の1:18:59頃。

 

甲府市遊亀公園附属動物園のゴリラが、檻を叩き続ける様子が映っています。

 

ここから出せ、ここから出せ、と必死に叩いています。

 

しかし、飼育員は、見慣れて麻痺していて、素通り。

ひどい場合はここを笑いながら通る。

 

 

先ほどの動画の1:16:43頃。

 

東京・池袋 サンシャイン水族館では、ショーの最中、

野生動物のカワウソが、ハーネスを嫌がり、人になつかない、広いスペースがないことを認めるアナウンスをしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動物園のカワウソは、いつ行っても、このように逃げたがっている。

この映像は1日行けば必ず撮れるとのことです。

 

職員たちは、カワウソたちが嫌がっているのをしっかり認識しているのです。

 

 

市原ぞうの国では、ゾウのショーを行っており、ゾウたちはブルフックという器具で殴られて調教されます。

 

昨年6月に撮られた映像です。

 

職員が子象の「ら夢」の額を、ブルフックで思いっきり叩いています。

これが市原ぞうの国

 

ゴツンと音がして、ら夢は後ずさりました。

園長がそれを見て平然としているのが分かるでしょう。

市原ぞうの国では、このようなことが毎日行われているのです。

 

 

さらに、那須サファリパークでは、

2017年に女性飼育員が、ほうきを投げ、足蹴りするという虐待を行っていました。

那須サファリパークで虎に噛まれ右手首切断。過去にも事件と虐待

 

 

大切に育てている、と言ったところで、それが本当かどうかは分かりませんし、

仮にそうだったとしても、結局のところ動物達は人間に拉致されて、あなた方に大切に育てられることを望んではいませんよ。

間違いなく、野生のまま放ってほしいはずです。

 

本当に動物が好きなら、動物園自体が間違いであることに気づくはずです。

結局は、動物に関わりたいという自分達の都合を優先させている事実があり、後はどう飼育するかは個々人のさじ加減です。

いい加減に飼育する人もいますし、一生懸命やったところで動物の気持ちを満たせない事は多々あるわけです。

 

 

動物園は外敵もいないし、餌の心配もないから幸せなんだ、などという人がいますが、

そういう人は、殺される心配もなく、ご飯の心配もなければ、一生刑務所でもいいということですかね?

楽しさから正しさへ

 

ある日突然 無実の罪で捕まって、見世物にされても、外敵もおらずご飯の心配がないからいいんですかね?

 

秋田県 くまくま園のハナコは、22年ひとりぼっちで閉じ込められました。

 

四方が壁で囲まれ、何もやることがない狭い、まさに刑務所と言わんばかりの場所に

 

ひたすら22年間閉じ込められ、死にました。

 

 

先日 廃業となった、京急油壷マリンパークの2匹のイルカは、40年間も閉じ込められ続けました。

 

追い込み猟で捕らえられ、

毎日、ショーのプールで4~5回イルカショーをやって、奥の狭いプールで待機の繰り返し。

 

40年間、ただひたすらその繰り返し。

外敵もおらずご飯の心配がないから良いと思うなら、あなたがこのイルカと同じように、

人間のサーカスを無給でやって、終わったら狭い部屋でじっと過ごして、ご飯だけもらう生活を40年間繰り返してはいかがでしょう?

もちろん、サーカスをやりたくなくても、強制的にやらされた上でね。

自分は嫌だけど、動物はいいんですか?

 

 

動物園を種の保存施設などと言いますが、こんな不自然な場所で動物を繁殖したところで、動物達を野生には戻せません。

つまり、繁殖しても無意味であり、動物園で種の保存などできません。

 

本当に種の保存をしたいのであれば、野生動物が生きる現地を保護区にして、対策・活動を行わなけれなばらないのです。

 

しかし、それはやりません。

なぜなら、動物園は金儲けのためにやっているからです。

 

 

動物園とは、

無実の動物たちを、野生から無理やり連れてきて、繁殖させ、見世物にする動物利用ビジネスです。

 

 

動物園、水族館に行く限り、動物達の地獄は終わることがありません。

動物を見ることは虐待であることに気づき、動物を見て楽しむ時代の終わりにしてください。

 

動物園、水族館に行くのをやめましょう。

 

 

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