以下の投稿をご覧ください。
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これからお話するのは悲しい実話です。
私は獣医学校を卒業し酪農の獣医をしていました。
顧客の牛が5回目の出産をしましたが、お乳がでないと言うのです。
通常母牛は1日に47ℓのミルクを出します。
母牛は朝、搾乳したあと放牧され、夕方に戻ったらまた搾乳をして、一晩中放牧されます。
ある日農夫がこの母牛の後をつけて行き原因が分かりました。
この母牛は双子を産んでいて1頭を農夫に差し出し、1頭を牧場の端の茂みに隠して毎日昼と夜は一緒にいたのです。
私はこの農夫に母子を一緒にいさせて欲しいと懇願しましたが、彼女はまた子供を失いました。
子牛は地獄の拘束檻へと連れて行かれたのです。
1.彼女は過去に子供を失ったことを覚えていた。
納屋に連れて行かれた生まれたての赤ちゃんとは二度と会えないのだと。
2.彼女は法則化ができ計画を実行できた。
農夫に子牛を渡せば必然的に失います。
それで鹿のように、子牛を彼女が戻るまで茂みに潜ませて隠しました。
3.私はこれをどう判断して良いのか分かりません。
昨晩まで妊娠していた彼女が、放牧から戻って来たらお腹が空で、しかも双子を隠したら農夫に疑われます。
彼女は一頭を農夫に差し出し、一頭を隠しました。
どうやってこの方法を彼女が知ったのか私には分かりません。
必死になった母牛は両方とも隠しそうなものなのに。
私がわかったことは、私達人間が牛を賞賛するよりももっと、彼らの美しい瞳の奥でなされていることがあるということ。
4人の子供全てに授乳し、子供を失う苦しみを味わう必要がなかった母として私は彼女の痛みを感じます。
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酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。
上記は、実際に連れ去られている動画。
子牛を連れ去られ、心配そうに追いかける母牛の姿が確認できます。
子牛が、母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなります。
母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。
なので、すぐに引き離し、隔離します。
「母親から子供を奪う」
これは、牛乳の生産の基本なのです。
冒頭の牛は、双子を出産。
自分の子供を奪われたくない母牛は、双子のうち1匹を農家に差し出し、もう1匹を茂みに隠し母乳を与えていたのです。
そのため、そのうち母乳の出が悪くなり、おかしいと感じた農家に後をつけられ、もう1匹の子供が見つかってしまいました。
母牛は、子供を奪われ精神的苦痛を感じていたのです。
しかし、人間は自分の子供を奪うのをやめてくれない。
必死に知恵を振り絞り、自分の子供を守る方法を考えたんです。
ですが、結局見つかり、引き離されてしまいました。
私は、人間に支配される自分を受け入れ、双子のうち1匹を農家に差し出した事が、最も苦しく感じる部分でした。
こちらにも同じような話があります。
妊娠中に、サンクチュアリで保護された母牛、クララベル。
彼女は、生んだ子供を人に見られないように茂みに隠しました。
牛も自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴います。
牛と人間が感じることに違いなどないのです。
子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。
牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり
1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。
乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。
肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。
中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。
牛の乳は、牛の血液からつくられています。
牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。
1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。
カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、
大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、
乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。
病気が回復しなければ殺されます。
母乳を出すために、牛は生涯のうちに、何度も何度も妊娠させられます。
メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。
人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。
その方法は、非常におぞましく、
人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。
人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。
当然、牛は嫌がります。
これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。
オス牛も強制的に精子を採取されます。
擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。
老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。
擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ
雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。
これらの非常に気持ちの悪いことを、当たり前に行っているのが酪農業界です。
レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びです。
しかし、子供をすぐに奪われ、そのわずかな喜びすら奪われるのです。
乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、
飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。
見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。
40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。
この牛は、顔を動かすことすら制限されています。
牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いて、牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御する農家もいます。
牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。
牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。
糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。
この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。
不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。
ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。
立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。
酪農では、乳牛の約73%が、麻酔なしで角を切断されます。
生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。
角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。
除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。
首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。
牛の耳には耳標がついています。
耳標には個体識別番号というものが書かれています。
https://www.id.nlbc.go.jp/data/zihyou.html
個体識別番号ごとに、牛の性別や、種別、生まれた年、生まれた場所、飼養された場所、と殺された場所、と殺された日などがデータベースに記録されます。
人間でいうマイナンバーのようなものです。
この耳標を、牛達は麻酔なしで付けられます。
明らかに痛がっているのが分かります。
農家たちはこうして平然と動画を上げるほど感覚が麻痺しています。
また、鼻輪をつける農家たちは、麻酔なしで鼻輪をつけます。
乳牛たちは、これらの苦しみを経て、
レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、
乳量が減って用済みになれば、と殺場へ送られます。
と殺場では、短い紐で繋ぎながら、水を飲むこともできず、一晩中、放置されることがあります。
この子は、立てないほどぐったりしていますが、短い紐でつながれていたため、ちゃんと座る事ができずにいました。
そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
牛乳を飲む人、乳製品、牛肉を食べる人は、
あなたのために尽くしてきた牛が、
鼻血を垂れ流し、苦しそうにゆっくりと倒れ込む姿をしっかりとご覧ください。
これが日本人が欲する牛乳のために尽くしてきた牛の最後です。
日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいと言いますが、
殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。
感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、
伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。
感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。
日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、
海外では牛乳が体に悪い、という事実はどんどん広まってきています。
カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。
この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。
健康か不健康かどうかという利己的な理由以前に、
牛をこのように虐待して生産している時点で、倫理的に牛乳なんてものはやめるべきです。
牛乳の代替品は沢山あります。
私が知ってる売ってる植物性ミルク🥛
— Mayumi Kunitake (@auCzOhnp2Tegiet) July 16, 2021
豆乳
アーモンドミルク
ココナッツミルク
クルミミルク
ライスミルク
ピスタチオミルク
オーツミルク
マカダミアナッツミルク
もう牛乳飲まなくて良くない?牛さん解放しよう💫💗✨
つまり、あなたが乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。
一時の欲望のためだけに、あなたは牛を虐待しているのです。
嗜好のためだけに乳製品を食べておきながら、犬猫の虐待に反対している人が大多数です。
犬猫の虐待は駄目だけど、牛の虐待はいいのですか?
自分が変われないのに、どうやって他人を変えようと思うのですか?
あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。
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