チキンとして殺された鳥以外の者たちも苦しみ死んでいる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

PETAから、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、バーガーキングなどに供給を行っている孵化場の調査の様子がアップされました。

 

肉を食べる方、チキンを食べる方、

マクドナルド、KFC、バーガーキングなどを利用する方などは以下の動画をしっかりご覧ください。

 

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マクドナルド、KFC、バーガーキングなどの大手ファーストフードチェーンに供給している

大手チキン会社の孵化場でPETAの潜入調査が行われ、

チキンナゲットやチキンテンダーとして殺された鳥以外の者たちも苦しみ死んでいることが明らかになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ナゲットや唐揚げ用に鶏肉を供給している会社で何が起こっているのか、今こそ知るべき時です。

食肉の犠牲者はあなたが食べる鶏だけではありません。

 

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孵化場とは、その名の通り、卵をヒヨコへ孵化させ、農場へ出荷する業者です。

 

日本も、「ブロイラー 孵化場」などで検索すれば、ブロイラーの孵化場がいくつか出てきます。

 

今回の調査が、どの孵化場なのか、そもそも日本の業者なのかは分かりませんが、

いずれにせよ、孵化場という場所の裏側では、

弱っていたり、奇形であったり、起立困難なヒヨコたちを、殺しているのは間違いないでしょう。

 

採卵鶏のオスが生後間もなく殺されることは、多少広まってきているようですが、

ブロイラーの雛も、生後間もなく殺される命が数多くあるということです。

 

命を大量に産みだし、殺す現場ですから、職員たちが命を粗末に扱うようになるのも無理はありません。

逆に、共感力を失っていないと、こんな仕事は続かないでしょう。

 

 

ヒヨコが孵化する卵を、種卵と言います。

 

この種卵を産む 親鶏のことを、種鶏と言います。

 

そして、種鶏だけを集めた、種鶏場というものがあります。

 

LIAが日本の種鶏場を調査したレポートがあります。

 

種鶏たちの一生は死と隣合わせで交尾だけの生活を送る悲惨な一生です。

 

立ち込めるアンモニア臭で目が焼けただれてしまった鶏。

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瞳がびっしりと白い膿で覆われた鶏。

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排泄腔(はいせつこう)が体外に出て戻らなくなった鶏。

 

交尾されることを嫌い、逃げまわる雌鶏たちが沢山います。

 

ストレスと過剰な雄からの交尾によって、羽毛が抜け落ちた母鶏。

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交尾の時に雄の爪で背中を引き裂かれて傷ができてしまった母鶏。

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鶏冠を噛まれ出血してしまった母鶏。

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羽毛も抜け、目も白くなった上に曲がった脚を引きずっていた母鶏。

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目を開くこともできずに他の鶏から、いじめられ、頭が傷だらけになった鶏。
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この子は、間もなく力尽きました。
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種鶏場でも、多くの虐待や、犠牲が存在しています。

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この犠牲のもとに、種卵が生み出されるわけですが、

その種卵を孵化させる孵化場でも、多くの虐待と犠牲が存在するというわけです。

 

孵化場で孵化したヒヨコたちは、各養鶏場へと出荷されます。

 

養鶏場に到着した雛たちの映像です。

 

言うまでもなく、養鶏場での虐待と犠牲も数多く存在します。

 

品種改良によって、短期間で太る体にされたブロイラー(鶏肉になる鶏)たちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。

 

50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。

 

そして、そのわずか50日の間にも、

品種改良や、飼育環境が原因で、あるのは苦しみばかりです。

 

体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。

 

内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。

 

生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、

ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。

 

足が曲がった子。

 

 

 

 

首がねじれた子。

 

 

 

クチバシが変形した子。

 

脊髄骨に異常がある子。

 

呼吸器に障害がある子。

 

 

 

ケガをする子たちもいます。

 

 

体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。

 

 

鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。

 

動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。

 

 

 

 

衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。

殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。

 

死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。

 

 

 

ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。

 

 

 

糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。

 

 

 

多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。

 

 

床状態、飼育密度、品種改良が原因です。

 

炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。

 

治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。

 

炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。

 

目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。

 

 

 

 

衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。

ただ、耐えるほかないのです。

 

そして、50日が経てば、カゴに詰め込まれます。

 

 

トラックで長距離、長時間、ぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。

 

 

ようやく食肉処理場に到着しても、待っているのは死のみであり

 

 

片足を吊り上げられ

 

首を切られて、出血多量で死亡します。

 

鶏は、日本だけで、1日あたり約175万羽が屠殺されています。

 

犬猫の殺処分は、年間で約2万3000ですから、これだけでも凄まじい数の鶏が殺されていることが分かるでしょう。

しかも、上記はあくまで屠殺数ですので、

鶏舎の中で死んでいった鶏、孵化場で殺処分された鶏、種鶏場で死んでいった鶏、殺された鶏などを含めば、この何倍もの命が失われていることになります。

 

また、ケンタッキーの仕入れ先の養鶏場でも発覚したように、

生産過程以外においても、職員からの暴力を受けるなどして虐待されています。

 

 

 

 

 

 

このような数えきれないほど多くの苦しみと犠牲のもとに、チキンは存在しています。

 

 

 

日本人はすぐに、感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝されれば、鶏たちのような悲惨な一生を送ってもいいという、変わった方がいらっしゃればぜひ教えてください。

感謝も、いただきますも、ごちそうさまも、誰でも言えるような、ただの建前の言葉です。

 

 

犬猫の虐待や、悪徳繁殖家や、生体販売に反対しておきながら、鶏肉を食べている人が大多数です。

 

あなた方のせいで、とんでもない数の鶏が虐待され殺されていますが、それは見て見ぬフリですか?

自分が関わっていない虐待は非難するけど、自分が関わった途端に目を反らすのですか?

犬猫は駄目だけど、鶏は感謝しているから虐待されてもいいんですか?

 

人間は鶏肉を食べなくても生きていけます。

 

鶏肉を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

 

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

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