今日は、非常に難易度の高い、我々が日々利用している、ある物について。
2019年8月頃~2020年3月頃にかけて、オーストラリアで大規模な森林火災があったのは、
メディアが報じていたこともあり、ご存じの方が多いと思います。
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1965809.html
こちらの動画は、燃え盛る森林の中をコアラが歩き回る様子、
そして、木にしがみついたコアラをレスキューする女性が映っています。
日本の国土の約半分にあたる約18万6000平方kmで火災が起き、
この火災の影響で、少なく見積もって30億匹もの動物が死亡するか、住処を追われたりしたとのことです。
オーストラリアは、コアラ、カンガルー、ワラビーなどが有名ですが、
それらを含めた多くの動物が焼き払われました。
記事によると
1億4300万匹のほ乳類、1億8000万匹の鳥類、5100万匹のカエル、24億6000万匹のは虫類が含まれており、
無脊椎動物、魚類、カメなどは含まれておらず、
実際はこれよりも遥かに多い動物が死んでいる可能性があり、
113種の動物が絶滅の危機に追い込まれた、という調査結果も出たそうです。
また、コアラの個体数は2021年9月時点で、約32,000〜58,000頭と推定され、
2018年調査から30%減少となり、
最も事態が深刻なニューサウスウェールズ州の野生のコアラは、2050年までに絶滅する恐れがあるとのことです。
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/09/post-31.php
火災が起きた理由は
地球温暖化によって気温が上昇し、降水量が減少し、乾燥や干ばつが起こりやすくなっていることがあげられます。
そして、これだけ大規模になってしまった原因は、
オーストラリアは、ユーカリやティーツリーなどの油分を多く含む樹木が大半であることがあげられます。
これらの樹木は着火すると瞬く間に火が燃え移ってしまうのです。
そして、この木が、実は我々日本人に関係しているのです。
LIAはこの火災のときに、動物達をレスキューするために現地を訪れていました。
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1月18日~1月29日までの10日間の予定で森林火災の現場に入りました。
シドニー(ニューサウスウェールズ州)から南下し、キャンベラ、ヴィクトリア州と移動して、メルボルンで2手に分かれ、1名はメルボルンを中心に動き、もう1名はカンガルー島を目指してアデレードに移動し、1月24日に、カンガルー島に入りました。
現場の被災状況は想像以上に酷く、そこかしこにどうぶつ達が焼死している状態で、この光景を的確に表す言葉は存在しません。
しいて言うなら「地獄」という言葉だろうと思います。
オーストラリアは、四季が日本と正反対の為、今が真夏なので本来は緑の木々が生い茂り、踏み込む事が出来ないほどの原生林が広がっていた筈の場所も、真っ白の灰と化しているか、もしくは黒く焦げた状態になっています。
また、そのような状況の中、火災を免れて生き残った野生どうぶつ達は、食べものがない飢餓状態であり、
カンガルーやワラビーやウォンバットが燃えた地面に食べものを探して徘徊し、
また、コアラは茶色くなった水分の無い枯れたユウカリの葉を食べ、ガリガリに痩せて脱水しながら空腹だけをしのいでいる状態で、
計画していた帰国予定の1月29日になっても、活動を終わりにする理由が全く見付からず、
予定を変更して、ひとまず2月7日まで活動を行いました。
LIAでは、カンガルーやワラビーやウォンバットの為に、
専用のペレット状のフードとニンジンを撒き、また、コアラを中心に、捕獲できる個体は、どんどんレスキューしました。
しかし、生き残ったコアラ達の多くは、緑がほんの少しだけ残った高い木の上や、枯れた木の上にいる事から、
レスキューが難しく、ツリークライミングが出来ないと、コアラを保護する事が難しいと判断し、
一度帰国してツリークライミングのライセンスを取得し、再び、第2陣隊として、再出発する事になりました。
第1陣隊は、広大な範囲の中、被災した野生どうぶつ達を探しながらレスキューするという、2人で活動するにはとても厳しい状況でしたが、
第2陣隊は、LIAの活動に参加したいというオランダ人2名と日本人2名の4名になり、2月23日から期限を決めずに再度カンガルー島に限定してレスキュー活動に入る事になりました。
しかしカンガルー島では、島の面積の3分の1に当たる15万ヘクタール以上の地域で、甚大な被害が出ており、
島の中部から西部の地域は、見渡す限り焼けていて、焼けた大地には食べものが殆どなく、餓死が相次いでいますので
本来は数百人規模で入って、どんどん食べものを撒き、どんどんレスキューしてゆきたいところではありますが人手もお金も集まりません。
カンガルー島では、火災に巻き込まれなかったものの、燃えた大地には食べものがなく、現在進行形で餓死する子達がどんどん出ています。
オーストラリアでは、この度の火災で10億匹のどうぶつ達が犠牲になったと言われています。
しかし現地で活動しながら遺体を見ている肌感として、10億匹どころではないであろうと感じていますが、これ以上の被害が拡大しないように、全力で活動してまいりたいと考えています。
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LIAの調査によって、ユーカリの木は我々日本人のために植えられていることが分かったのです。
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ユーカリの植林の森です。
何でユーカリが植林されているかというと、日本に紙を輸出するためだってことが分かった。
紙を大量に使ってたらこんなことになる。
原生林が切り開かれて、森が壊されて、野生動物が住めなくなって、
ユーカリの木が植林されている。
火災のとき動物達は逃げようとしたけど、
周りに電気柵があって、そこに絡まって燃えて死んでいる。
体が溶けている。
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日本人の紙のために、森林伐採が行われ、ユーカリの木が植林され、
大規模火災へと発展する大きな要因の1つとなってしまいました。
ヤブキさんによると、そもそも土地が乾燥する原因は人間が木を切ってしまうから、とのことです。
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オーストラリアのナショナルパーク(保護区)の森。
この多様性がすごく重要。全く乾燥していない。
木を切ってしまうと、そういう事が起きる。
すべてがマイナスに行く。
木を切らない雑木の状態にしておく。
それが生物多様性の根本。
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オーストラリアは、どんどん森林伐採されており、
その主な原因は、畜産業の放牧地の確保と、材木生産のための植林です。
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植林している針葉樹があり、羊が飼われている牧草地があり、ユーカリがある。
もともとここは木が生えるところ。
木を伐採して、放牧地にしている。
畜産業をやめれば、木は復活する。
畜産業をやっているから、どんどん大地が乾燥する。
一旦木を切り拓いて、牧草地にしてしまうと、
直射日光が当たって微生物が死滅していくし、新しく出た芽も動物が食べてしまうのでそれが生えることもなくなる。
広葉樹の葉っぱが落ちて土が作られていくが、木を伐採してしまうと腐葉土が出来ないので、
微生物が死んで、乾燥するサイクルに入っていく。
それを断ち切るには、畜産業をやめて、放牧地をなくして、自然に返していかなければならない。
道路脇でも草も木も生えている。
オーストラリアは、乾燥地帯で元々ここは木が生えないとか、畜産のせいではないという意見があるが、完全に間違っている。
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木があり落ち葉があれば、乾燥地帯と言われているような場所でも、落ち葉の下は湿り、水分が保たれます。
畜産すなわち、多くの人が日常的に口にしている肉や、多くの人が身につけているウールなどのために、
また、我々が日常的に使用する紙などのために、
木が切り拓かれ、乾燥し、自然発火が起こり、燃え広がり、多くの動物達、人間達を殺しました。
すべては人間のせいであり、
そして我々日本人もその原因を作っているのです。
以下は、LIAの調査の様子。
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現在、LIAでは、昨年9月からオーストラリアで発生している森林火災に対する「野生どうぶつのレスキュー活動」に入っています。
現場には毎日出ているものの、被害の規模が甚大で火災範囲が広大であり、且つ、命が消失している面積が広く、熱傷により傷ついているどうぶつ達に出会えていません。
出会えているのは、運よく火災地域から逃れられ、被害を免れたどうぶつ達です。
非常に残念な事に、広大な範囲が焼失した地域のどうぶつ達は、その殆どが焼死したと思われます。
写真のどうぶつ達は、乾燥により、もしくは、火に追われて、道路に飛び出して自動車に轢かれたと思われる子達です。
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カンガルー島の被害状況。
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オーストラリアの森林火災現場に、どうぶつのレスキュー活動に入っています。
被害の規模が甚大で凄まじいです。
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にんじんをまく様子。
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オーストラリアの森林火災の現場にいます。どうぶつのレスキュー活動に来ています。
この地域は、食べものが全くない状態なので人参をまいています。
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焼き払われた地で、木にしがみつくコアラ。
圧倒的な人手不足で、レスキューを呼び掛けるライブ。
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オーストラリアの火災現場では、まだまだ沢山のどうぶつ達がレスキューを必要としています!
しかし、人手が全く足りません!。みなさんオーストラリアに来てください!
今、カンガルー島でのレスキューアーは3人だけです。全く足りません。まだまだ誰も入っていない地域もあります。
LIAは更に沢山のどうぶつ達をレスキューする予定です。
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寝不足、体力の限界の中でのレスキュー。
餓死してしまったコアラ。
アスベストの森で、マスクしながらのレスキュー。
その中で、枯れ葉を食べながら生きる、子供のコアラ。
餓死してしまったコアラ。
化粧品のための動物実験をしないメーカーLUSHが、LIAとコラボし、コアラを救う活動を支援。
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【LUSH × LIA 2月10日(月)-11日(祝) ラッシュ新宿店】
コアラ型ソープを販売し、その売り上げの全額をオーストラリア森林火災のどうぶつ保護活動に充てる事を発表して大きな話題となったコスメブランド「LUSH」ですが昨年、新宿区に世界最大の「LUSH新宿店」をオープンしました。
そのLUSH様よりご依頼を頂きまして、2月10(月)、11日(祝)、LUSH新宿店様にて、現在、オーストラリア森林火災の現場で野生どうぶつの救護活動を行っているLIAのヤブキが緊急帰国し、トークイベントを行います。
LIAの現地での救護活動のようすや、現地の火災の状況、そして野生どうぶつの現状や状態、今後の対策などについて、活動中に撮影した動画や写真を元にお話しさせていただきます。
開催日: 2月10日(月)、11日(祝)
開催時間:
2月10日(月) 17:00-17:30 / 19:00-19:30
2月11日(祝) 13:00-13:30 / 15:00-15:30 / 17:00-17:30
開催場所: LUSH 新宿店 2F (新宿区新宿3丁目26−6 FFビル)
※ラッシュ新宿店ではヴィーガンコスメ商品を展開しております。
皆さまのご来場をお待ちしております。
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そのトークイベントの様子。
耳と手足を火傷したコアラ。
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【Australia カンガルー島 野生どうぶつレスキュー】
日頃からLIAの活動に具体的なご支援とご協力を頂いている皆様、ありがとうございます。
皆様のお陰様で無事に活動が出来ております。
本日は、私がクライミングして、コアラを枝先に誘導して、Peterが木の枝にぶら下がって枝先を下げ、Mirrinが無事に捕獲してくれました。
それらをRinaがサポートしてくれました。
本日も、とても良いチームワークで無事にコアラをレスキュー出来ました。
このコアラは、耳と手足を火傷していました。
特に耳の毛がかなり燃えてしまったように見えます。
ひとまずシェルターに搬送したので明日、シェルターにようすを見に行きます。
オーストラリアでは、火災は収まりましたが、焼死したどうぶつ達の遺体がそこかしこにあります。
火災を免れて生き残ったどうぶつ達が食べものを求めて徘徊しています。コアラも、食べものとなるユーカリの葉が枯れ落ちて餓死しています。
木々や草花の新しい芽もグングン育ってきていますが全焼した森では食べものが限られています。
生き残ったコアラは、一旦捕獲して、健康状態を確認し、治療や医療処置、経過観察が必要な子は、どうぶつ病院か、カンガルー島内のシェルターに搬送しています。
健康状態に問題のない子は、緑が残っている、食べもののある安全な森に放しています。
今のところ、燃えた森の、そこかしこに、コアラやカンガルーやワラビーがいて、活動に終わりが見えません。
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いつでも関係のある我々は何も考えず消費し、関係のない人たちが尻拭いをします。
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この写真に写っているコアラは、オーストラリアの高速道路近くの焼けた黒い木の上に座っていた。
オーストラリアの高速道路はしばしば、牛や羊が人間の消費のために飼育されている巨大な牧場を走るように設計され建設されています。
このコアラが住んでいた場所は、もしかしたら高速道路のすぐ隣の道端の木の群生だったのかもしれないと想像します。
しかし、彼が住んでいたかもしれないあの小さな自然林でさえ、最近の破壊的な林火事で完全に燃え尽きてしまったので、この災害で彼の食料もすべて奪われてしまったようです。
このコアラは、他の場所の食べ物(ユーカリ)を探すために高速道路を横切る可能性が非常に高かった。
しかし、私たちが知っているように、動物が高速道路を横断するのは非常に危険です。
だから、私たち(LIAや他のボランティア)は、彼をできるだけ早くこの危険から守るために、すぐに決心するのはごく自然なことでした。
コアラを助けるために、彼がくっついていた焼けた黒い木の周りに何時間も滞在しなければならなかった。
ついに11時間後、地元の活動家の協力のもと、地域から救出に成功しました。
しかし、このような状況に加えて、この地域には他にもさまざまな種類の問題があります。
例えば、私たちが動物を救助するときでも、それを放出できる自然は限られています。
カンガルー島の西側にあるフリンダーズチェイス国立公園は深刻な燃え、現在閉鎖されています。
現在、現場は壊滅的な被害を受け、日本の福島県の避難区域と似ています。
公園の入り口にゲートが設置され、オーストラリア軍は警備員で継続的にそこに滞在している。
国立公園のほとんどの地域は焼け、一部の部分は白い灰になり、砂漠のようなものになっています。 動物が生きていける環境ではない。
また、島のほとんどの地域では自然林が切り倒され、破壊され、牛の牧場に変えられています。
オーストラリアの牛肉は日本に大量に輸入されている。
日本では「オージービーフ」と呼んで大量に消費しています。
オーストラリアでは毎年約2735万匹の牛が飼育され、そのうち約75%が海外に輸出されていることが2018年のデータです。
このように、オーストラリアは確かに世界最大の牛肉輸出業者の1つです。
現在、日本で食べられている牛肉のうち国産40%しかなく、60%が輸入されています。
オーストラリアの牛肉は、日本で消費される牛肉の全体の35%を占めています。
この数字は年ごとに微妙に変わるかもしれませんが、一般的に日本で食べられているオーストラリアの牛肉は年間約300万トン、約76万頭に相当します。
つまり、日本はオーストラリアの野生動物を殺害した犯人の一人です。
日本の人がオーストラリアの牛肉を食べるには、オーストラリアの牧牛は遊牧民である必要があります。
そうすると、オーストラリアの自然林は切り倒され破壊される必要があります。
結局、これはコアラを含む野生動物を生息地から追い出され、最終的に死んでしまうことにつながった。
家畜の放牧は動物の「自由」という印象を与える一方で、実は人間はこれらの牛を食料のために殺しているだけでなく、このシステムによって野生動物を大量に殺害しているということです。
しかも、オーストラリアのユーカリは日本で使われている紙の原料です。
オーストラリアのユーカリ農園は、日本を含む海外への輸出が拡大しています。
日本では紙の生産に使用される木材全体の72%が輸入されています。
ユーカリは油分含有量が高いため激しく燃える。
そのため、オーストラリアのユーカリの森林は最近の茂み火災によって深刻な被害を受けています。
人工ユーカリの森に生息する多くの野生動物が、この恐ろしい災害により死亡しました。
したがって、日本はオーストラリアの野生動物を殺害する加害者の1人と言えるだろう。
※現在LIAが働いているカンガルー島に植えられたユーカリの木は全体の86%が日本に輸出されています。
日本で製造された紙の原材料として輸入される木材の量は年間1,630トンで、この90%は広葉樹木から来ています。
日本に輸入された広木は、紙製作のために木が植えられた有人林(オーストラリアのユーカリの森)で育ちます。
さらに、輸入された広木の全数の85.9%は自然林を破壊して作られた有人林によるものだ。
2008年に日本に輸入された木材チップの全量の37.2%がオーストラリアから来ました。
2018年の輸入木材チップの31.4%がベトナム産で、その年のオーストラリアからの金額より大幅に高かった。
それでも、オーストラリアからの木材チップはその年の輸入量の18.5%を占めているが、依然として 膨大な量の木材。
このようにして、オーストラリアでは木材を日本に輸出する目的で、膨大な量のユーカリの木が植えられました。
言うまでもなく、オーストラリアの自然林の広大な地域はこの目的のために犠牲になった。
* ベトナムの原始林も、日本では紙が大量消費されたため、大規模に破壊されました。
要するに、日本中の人々が大量の紙の無駄遣いをやめない限り、これらの有人ユーカリの森の栽培は今後も続くということです。 だから、自然林は破壊され続ける。
自然の森に住む野生動物たちは、その後どうなるのでしょうか?
彼らはますます彼らの家を奪われるだろう。
生息地から追い出された後、彼らに残された唯一のものは死です。
さらに、ひどい茂林火事を生き延びた動物たちが新しい住所を見つけるとしても、新しい生息地は常に切り倒され破壊されるリスクにさらされる、日本中の人々が大量の無駄遣いを続ける限り。
もちろん、人間はコアラや他の野生動物がそこに生息しているのを見て知っていても木を切る。
コアラがまだ必死にしがみついている木を人間は容赦なく切り倒した。
だから、将来何が起こるか容易に想像できる。
これはカンガルー島だけの問題ではなく、オーストラリア全土で大きな問題です。
高速道路では毎日多くの野生動物が死んでいます。
このように、ここには様々な問題が巻き込まれており、その多くは日本人と密接な関係を持っています。
これらの問題を解決するために、日本で今できることは何か?
現在、オーストラリアで野生動物のために働いているLIAは、何ができるか?
毎日、自分自身にそんな質問をしています。
災害現場では、このような紛争や続行中の問題と格闘しながら、できるだけ多くの野生動物の救助に全力を尽くしています。
現在、世界中の活動家がオーストラリアに集まり野生動物を助けています。
彼らも、このような反論や問題と格闘しながら、解決しようとしていると思います。
地元の救助隊は他の誰よりもさらにその問題に気づいているはずだ。
それは疑問に思わせる:この生き物は、私たちが「人類」と呼んでいるのはどんな種なのか?
オーストラリアの野生動物に日本人として申し訳ない気持ちです。
そして、オーストラリアの救助隊員に申し訳ありません。
日本がオーストラリアの野生動物を死に追い込んだ犯人の一人であるという事実です。
LIAを代表して、この悲しい事実についてお詫び申し上げます。
また、野生動物を救助し、汗と涙を流しながら作業し、問題に負担をかけられているオーストラリアの地元活動家の皆様に敬意と謝罪の気持ちを表したいと思います。
英語翻訳: 大岡くらら
訳:おおおかクララ
https://powerofcompassionforanimals.org
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LIAは現在、オーストラリアで野生動物の保護に従事しており、そこにある自然の破壊について、環境やそこに生息する多くの野生動物を含めて学んでいます。 この破壊が進行中の犯人の1人が日本です。
LIAが私たちの活動で目指しているのは、世界中の動物の権利と自然環境を改善することです。
帰国後、イルカ狩り、捕虜、野生動物の違法取引など、日本が抱えるその他の現在の問題についてすぐに再出発します。
以下のサイトに記載されている活動へのご支援とご寄付をよろしくお願いいたします。 ↓↓↓↓↓
https://ngo-lia.org/charity/en_charity.php
https://www.gofundme.com/f/help-save-the-dolphins-ofjapan...
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放牧が良いものなどと思い込んでいる人が多いですが、とんでもないことで、
放牧は広大な土地を必要とするため、森林が伐採され、環境が破壊され、野生動物の住処が奪われ、野生動物が殺されます。
畜産は二酸化炭素を多く輩出して気候変動の主要因となっています。
畜産は、何よりも家畜と呼ばれる動物達を一生、極限まで苦しめます。
放牧だから、つなぎ飼いだからとかそういう話では解決しません。
畜産というシステムは終わりにしなければ、動物が救われることは絶対にないのです。
紙ですら、我々が消費を大量に行うことで、環境を破壊し、動物を殺すことにつながっています。
紙は必ず、再生紙を使うようにしましょう。
日本人として、1人間として出来ることを、言い訳をせずにやってください。
アニマルライツチャンネルVol26[先住民族と野生動物が生態系を守る]より。
金のやり取りのない先住民の人たちは、
格差もなければ、所有概念もなく、個性が受け入れられ、助け合い、
格差がなく、ストレスがなく、自殺も、殺人もないそうです。
金というものが人を狂わせ、
所有欲、もっと便利でありたいという欲が消費を促し、
大量生産、大量消費、大量廃棄が行われ、
あらゆるものを破壊し、生き物を搾取し、
差別意識が芽生え、人権侵害をし、ストレス社会を作り出しています。
先人たちのやってきたことはすべて間違っていました。
我々は今後、不便さを受け入れ、何も持たない生活を目指していく必要があります。
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