イルカの自殺行為、自傷行為 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

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イルカのこうした自殺行為、自傷行為は世界中の水族館で見受けられます。

 


 


イルカはこれほどまでに苦しんでいる。



虐待施設である事は明白です。

動物利用反対。
動物商に加担しないでください。

 

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イルカがプールから飛び出し、床に体を打ち付け、バタバタともがいています。

 

こういった現象は、世界の水族館で見られ、イルカの自殺行為と考えられています。

 

 

これは日本のイルカショーでの映像です。

  

同様に、イルカがプールから飛び出しました。

 

観客は呑気にドジだなぁと笑っていました。

 

 

 

また、イルカの自傷行為も、世界中の水族館で見られる現象です。

 

 

 

 

前半は、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」のイルカ。

 

無気力な状態で浮かび、プールの底に頭をぶつけています。

 

 

後半は海外の水族館だと思われます。

 

イルカが、何度も勢いよく、壁に頭をぶつけています。

 

 

 

こちらは、香川県高松市の「新屋島水族館」のイルカ。

 

 

何か叫んでいるかのように口を大きく開き、

 

壁に何度も激突していました。

 

 

 

こちらのイルカも、檻を壊そうと、必死に頭をぶつけています。

 

 

 

水族館での異常行動、常同行動は、もはや日常茶飯事でしょう。

 

うつ・拘禁症による異常行動、水面や浅い場所に ただ浮いている。

石川県七尾市 「のとじま水族館」。

 

 

福井県坂井市 「越前松島水族館」

 

 

 

大分マリーンパレス水族館 「うみたまご」

 

 

 

こちらは、おそらく海外の水族館。


 

 

 

常同行動、ぐるぐると同じところを泳ぐ。

東京都品川区 「しながわ水族館」

 

 

他にも、鉄柵を噛んで、歯を割ったりすることもあるそうです。

 

 

水族館という場所が、イルカにとってどれだけ苦しい場所なのかを、イルカ達は全身で表現しています。

しかし、ほとんどの人はそういった行動をカワイイと言い、気づく気配は全くありません。

 

イルカには表情筋がない、あるいは表情筋が弱いため、表情の変化がありません。

なのでイルカの顔は、人間目線では常に笑っているように見えてしまいます。

 

水族館に行く人たちをなおさら鈍感にしてしまう要素なのでしょう。

 

 

そして、イルカ達は水族館に来るまでにも、人間によってひどい扱いを受けています。

 

イルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

 

捕まってしまうのです。

 

こうして、家族で楽しく暮らしていたイルカ達の日々は、人間の手によって、突然終わりを告げるのです。

 

追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。

 

すなわち、生体販売用のイルカか、食用のイルカかが選別されるのです。

 


生体販売用に選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの尖った棒を

 

 

 

イルカのせきずいにつき刺し、ねじり込みます。

 

 

そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。

 

 

先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

 

水族館にいるイルカ達は、こうして人間に強制的に追い込まれ、

家族を殺され、家族をバラバラにされ、連れてこられたのです。

 

 

 

 

太地町の追い込み猟は、「伝統」であり、「食文化」のために行われていると洗脳されている人が多いですが、それは嘘です。

4:57頃から。

 

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イルカ猟は、1969年に、太地くじらの博物館がイルカを生体展示して客を呼ぼうとして、始まった猟。

今年で53年目。

 

日本政府や太地町が言っている400年の歴史があるというのは嘘。

400年前に古式捕鯨というのをやってたらしいが、その古式捕鯨の伝統は受け継がれていない。

 

古式捕鯨というのは、ふんどしをしめた男たちが、手漕ぎのボートで、

太地町沖を回遊しているクジラを、銛で刺して、網を張って行く手を阻んで捕まえていた。

 

そんなことやっている人は今誰もいない。

 

太地町の捕鯨船は「第七勝丸」というのが1そうあるだけで、基本的に北西太平洋とかかなりの沖の方でやってる。

第七勝丸の先っぽには、ハープーンといって、手元のスイッチで爆発して銛が飛んでいき、クジラを刺し殺す。

捕鯨砲

 

昔の古式捕鯨というのは、伝統的に受け継がれていない。

 

追い込み猟も、その方法とは全然違う。

だから、伝統とか文化とかそういうものではなく、1969年に始まった新しい生体販売のビジネス。

 

1960年代は、アメリカのホームドラマの「フリッパー」が大ブームになった。

 

これが世界中で広がり、イルカ売れば儲かる、イルカ展示すれば客がくるということで、

水族館やイルカショーが始まった。

 

そのため、1960年代~70年代に、日本でも水族館ができた。

 

食肉用のイルカは、1頭あたり、1万5000円~5万円。

生体販売するイルカの場合は、1頭あたり、100万円~150万円の間で取引される。

 

今シーズン殺された498頭のイルカは、5万円で計算すると、合計で2490万円。

生体販売用に捕獲された65頭のイルカは、150万円で計算すると、合計で9750万円。

 

つまり、生体販売のためにやっていて、いらないイルカを殺して食肉にしているだけ。

猟に出た時に、燃料代や人件費がかかってるから、見つけたイルカはとりあえず追い込んで殺しているが、メインは生体販売。

 

今年津波があって生け簀が壊れて、イルカが逃げたり死んだりした。

 

生け簀が壊れてから4~5日間、猟に出ていない。

 

なぜなら、イルカを見つけて追い込んでも生け簀がなかったら入れるところがないから。

「水族館の人気者」 イルカが迎える恐ろしい結末

 

 

イルカを見つけても殺して食肉にするしかなく、儲からないから、生け簀を作っていた。

そして、生け簀を作ってから猟に出た。

 

つまり、追い込み猟が生体販売のためであるという証明。

 

 

もし、誰も水族館に行かなくなり、生体販売がなくなればどうなるのか。

 

今シーズンは

食肉の2490万円と、生体販売の9750万円。

合計で、1億2240万円の収入。

 

猟師は12人だから、12で割ると、1人あたり1020万円。

 

追い込み猟は6か月だから、6で割ると、1か月あたり170万円が給料。

結構な儲け。

 

だから6か月だけ働いて、あとの6か月は仕事しないで、旅行に行ったり趣味をしたりする。

 

 

ところが、もし生体販売がなかったら、食肉の2490万円の収入だけ。

12で割ると、1人あたり207万5000円。

6で割ると、1か月あたり34万5833円が給料。

 

この34万の給料から、組合の雇っている補助の猟師を雇ったり、燃料費を出さなければならない。

元イルカ猟師に聞くと、燃料費(軽油)は、1日50~60リットル使う。

軽油は安めに見て、1リットル104円。

 

1か月で、104円×60ℓ×30日=18万7200円

 

だから、月収34万5833円-燃料費18万7200円=15万8633円

の収入にしかならない。

 

これでは猟はやっていけない。

つまり追い込み猟は、生体販売が重要な猟。

 

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つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

小銭にもなりますしね。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、餌でコントロールされながら、体を踏まれたり、

 

臓器に負担がかかるにも関わらず、陸にあげられたりしながら、芸を調教されます。

 

 

そして、狭い水族館で、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、

水族館に行って、悪徳水族館、悪徳トレーナー、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

今期の追い込み猟は終わりましたが、また9月になれば再開します。

 

 

イルカを殺しているのは、水族館に行くあなたです。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

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