苦しさを全身で表す | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画を見て、皆さんはどういう感想を持ちますか?

 

 

かわいい? おもしろい? 癒やされる? 笑える?

 

 

************shinobu_roletto************

 

気づいてあげて😫😫😫

自由を奪われ、何年間も、何十年間も檻の中に閉じ込められてる
どうぶつたちは、気が狂う。

これは明らかに 常同行動(異常行動)です。
私達もそ~なりますよね?

見世物小屋は廃業してください。

 

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動物達は、動物園、水族館、サーカスなどで

狭い場所に監禁され、ストレスを与えられ続けることによって、精神を病み、同じ動作を繰り返したり、自傷行為を行うことがあります。

 

常同行動、異常行動などと呼ばれています。

 

 

このアライグマの動作は、常同行動、つまりは精神を病んでいる証であり、

この女性のように、決して笑えるような事ではありません。

 

精神を病んでいる人の前で、その人を笑い飛ばしますか?

よほど倫理観のない人間でない限りやらないでしょう。

 

しかし、無知な人たちは、動物園の動物達にはやっているのです。

 

この常同行動は、動物園の動物であれば日常的に見られます。

 

************animal_liberator************

 

動物園や水族館の動物たちは、全身で苦しみを表現しています。
精神異常が行動に現れたのが「異常行動」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


世界はこのような施設の廃止に向けて動いていますが、

一方で日本の動物園の数は世界で3位、水族館の数は世界1位と言われています。

動物園や水族館には行くということは、動物を苦しめることにお金を払って応援するということ。
まずは自分自身の行動を変え、まわりに伝えましょう。

 

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すべて日本の動物園で撮影されたものです。

 

3つ目の猿が自分の尻尾を食べる映像は、誰でも分かる明らかな精神異常行動でしょう。

 

しかし、他の4つについては、一般の人たちには非常に分かりづらいものになっています。

 

2つ目や5つ目の動画の説明文にありますが、

これらを見た日本人が、楽しそう、遊んでいるなどと言ったりしています。

 

動物達が苦しんでいることにまるで気づいていません。

 

 

東京都武蔵野市内の「井の頭自然公園」のはなこは、69年間、動物園に1頭のみで監禁され死亡しました。

 

はな子は、生前から常同行動を繰り返していました。

 

しかし、日本人はこれを「はな子ダンス」などと呼び、親しんでいたのです。

 

 

このように日本人の多くが、動物が精神異常であることに気づかず、自身は楽しみ、癒やされています。

つまり、冒頭の動画の女性と何ら変わりありません。

 

無知とは本当に恐ろしいです。

 

 

 

もちろん、この常同行動は、動物園の職員たちはしっかりと認識しています。

 

以下は、日立市かみね動物園のブログ。

 

***************引用***************

 

当園のタンチョウはお世辞にも広い場所での飼育ができていません。
本来野生下だととても広い範囲を歩き回り、飛んでエサを探すこともします。

しかし動物園では檻の中。
そのせいなのか「常同行動」が多いのが悩みでした。

常同行動

 

常同行動とは同じことを繰り返したり同じ場所を行ったり来たりする行動の事。

野生下では見られないので動物園動物特有のものです。


原因はストレス、不安、別の欲求を満たすため・・・など色々と言われていますがいずれにしろマイナスなもの。
この行動はできるだけ取り除いてあげるのが動物にとってもHAPPYなのです。

 

鶴正は数日間食欲がぐんと落ちてしまいました。
その後少しずつ食べるようになりましたが飼育員を見るだけで行ったり来たり。常同行動を繰り返すように。

今までやったことがない鳥インフルエンザ対策で急を要してたとは言え、
できるだけストレスをかけない方法を話し合ってもっと彼らの事を考えて行動すべきでした。

 

現在は私自身が常同行動の引き金となっているのでできるだけ好物を与えるようにしたりと飼育員が怖くない存在である事を示そうとしています。

 

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野生下では見られない動物園特有のもの、とはっきり書いています。

すなわち、動物園にくることで、動物は苦しんでいると認識しているという事です。

 

しかし、この方たちは動物園が間違っているという発想がなく、

なくすことが動物のため、という結論にはならず、

減らすことが動物のためだ、という結論にしかたどり着きません。

 

人間で言えば、拉致はさせてもらうけど、拉致した人にはマシな生活をさせてあげよう、という発想です。

いや、拉致をやめろよ、って誰もが思うでしょう。

 

記事にある通り、忙しくなれば対応が雑になり、動物達はないがしろになります。

そして、後々少し反省するだけで、人間側には何の責任もありません。

減らすなどという発想は、人間側の自己満足でしかないのです。

 

 

 

よく、動物園は外敵もいないし、餌の心配もないから幸せなんだ、という人がいます。

そういう人は、殺される心配もなく、ご飯の心配もなければ、一生刑務所でもいいということですかね?

楽しさから正しさへ

 

 

ある日突然 家族と過ごしていたところを、

家族と離れ離れにされ、あるいは家族を殺され、そして拉致され、

何にもやることがない狭い場所で、見世物にされても、ご飯の心配がないからいいんですかね?

 

 

 

 

秋田県 くまくま園のハナコは、22年ひとりぼっちで閉じ込められました。

 

 

四方が壁で囲まれ、何もやることがない狭い、まさに刑務所と言わんばかりの場所に

 

ひたすら22年間閉じ込められ、死にました。

 

 

 

 

先日 廃業となった、京急油壷マリンパークの2匹のイルカは、40年間も閉じ込められ続けました。

 

 

追い込み猟で捕らえられ、

毎日、ショーのプールで4~5回イルカショーをやって、奥の狭いプールで待機の繰り返し。

 

40年間、ただひたすらその繰り返し。

 

自分なら耐えられますか?

 

 

動物園を種の保存施設などと言う人がいますが、こんな不自然な場所で動物を繁殖したところで、動物達を野生には戻せません。

つまり、繁殖しても無意味であり、動物園で種の保存などできないのです。

 

本当に種の保存をしたいのであれば、野生動物が生きる現地で、対策・活動を行えばいい話です。

しかし、それはやりません。

なぜなら、動物園は金儲けなので。

 

動物園、水族館に行く限り、動物達の地獄は終わることがありません。

動物を見ることは虐待であることに気づき、動物を見て楽しむ時代の終わりにしてください。

 

動物園、水族館に行くのをやめましょう。

 

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