水族館 イルカの繁殖死亡率 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以前、こちらの記事を上げました。

 

 

水族館が、研究施設とか、種の保存の場所なんてのを信じ込んでいる人が多いですが、

現実は、野生から捕獲してきたイルカも、水族館で繁殖したイルカも、どちらも死んでおり、

むしろ、イルカは水族館の環境に合っていないと、水族館自らが証明しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し調べただけで、大量に死亡記事が出てきます。

 

イルカに絞っていますが、もちろんイルカに限った話はではありません。

イルカ以外の動物達も、バンバン死んでいます。

 

 

 

鹿児島県にある、「いおワールドかごしま水族館」。

 

 

 

 

この水族館の2020年時点での、イルカの繁殖死亡率がとんでもない数字になっていました。

 

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イルカの赤ちゃんの死因と死亡人数
溺死 3人
授乳障害 3人
死産・流産 6人

いおワールドかごしま水族館で、「待望 イルカの赤ちゃんが誕生」というお祝いムードのニュースがありました。
しかし、この影でどれほどのイルカの死と苦しみがあるのかは伝えられません。

いおワールドかごしま水族館では、
2008年〜-2019年の間に、イルカは16回妊娠しています。
そのうち現在生きているイルカは、たった3人。


死産・流産・生まれて5日以内に死亡しているイルカは、なんと11人もいます。


死亡率、89%。


母の目の前で、子供が溺れていく姿を見るのはどのような気持ちがするでしょう。

なお、以前投稿した、『イルカへ投与していた薬61種類、プールには消毒液』の水族館は、ここ、いおワールドかごしま水族館です。

 

 

Facebookでは何事もなかったようにイルカの赤ちゃんの投稿をしています。
https://www.facebook.com/kagoshimacityaquarium/
 

可能な方は声を届けていただければと思います。
あなたの声が、動物を守ります。

 

《参考》
ハンドウイルカ出産のお知らせ
http://ioworld.jp/news/news-19943
父:ラスター(推定28歳)
母:カール (推定11歳、初めての出産)
子: 性別:不明、体長:推定120cm、体重:推定20kg

※年齢が「推定」と書いてあるイルカは、太地町のイルカ猟から買ったイルカがほとんどです。
野生から捕獲監禁し、正しい年齢がわからないためです。

 

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89%が死亡。異常な数値ですね。

イルカにとって、水族館という場所がいかに不自然な場所か、ということです。

 

これだけ失敗続きでも、何の責任もなく、種の保存のためと謳い、のうのうと運営をし続けられる。

それが水族館です。

 

 

さらに水族館は、種の保存どころか、野生のイルカを絶滅に追いやっています。

 

 

 

水族館のイルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

 

捕まってしまうのです。

 

 

 

追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。

 

すなわち、生体販売用のイルカか、食用のイルカかが選別されるのです。

 


生体販売用に選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの尖った棒を

 

 

 

イルカのせきずいにつき刺し、ねじり込みます。

 

 

そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。

 

 

先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

 

 

 

先日、追い込み猟(イルカ類)が終わりました。

 

今シーズン2021年度に殺されたイルカたちの数が発表されました。

 

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2021.9〜2022.2猟期中

🔺殺害数の訂正がありました🔺

生体販売用捕獲65頭
食肉殺害498頭
563頭が犠牲になりました

群れの中には
リリースはされましたが
群れを崩壊され生き延びれたのか分からない群れ

追い込まれた途中群れが分かれてしまい
その後餌を取る事が出来ているのか分からない群れ

6頭の子供イルカは沖に捨てられ
子供だけでは餌も取れず生きていけない子達

数字には入って居なくても亡くなっているイルカ達はいます

コロナ禍で海外への生体販売がストップしている中
イルカ猟師の利益は減り続け
太地町は過疎化が進み
人口は2939人(令和3年12月末現在)
3000人を切りました

税金を幾ら投入しても町民の為には使われず
鯨類研究所.森浦湾クジラ牧場計画など利権や天下りの為に使われています

三軒町長は5年後10年後の太地町の事など全く考えていません

森浦湾クジラ牧場計画に税金を使うなら
町民の方の将来の為に使うべきでは無いのでしょうか?

前年度は547頭殺害
140頭生体販売捕獲
捕獲数が減っているにも関わらず水産庁の捕獲枠は増やしています

お母さんイルカも赤ちゃんイルカも皆殺しにして
群れごと全滅させ続けているのですから数が減るのは当たり前です

水産庁の捕獲枠は最新の科学的根拠に基づいているそうですが
それは全く最新の科学ではありません


海の中を泳ぎ移動している野生のいきもの達の数を人間が数える事など不可能です

イルカショーに行く人達がイルカ達を殺している事に加担しています

イルカショーのイルカ達はこの猟から捕らえられ売られその仲間は殺されています

 

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今シーズンだけで、498頭のイルカが殺されました。

 

注目すべきは、捕獲されたイルカの数です。

 

前シーズン687頭(生体販売140、食肉殺害547)

今シーズン563頭(生体販売65、食肉殺害498)

 

減ってきていますよね。

これは今シーズンに限らず、年々減っているそうです。

 

減っている原因は

イルカの群れを追い込んで、群れごと殺すため、

野生のイルカがどんどん減ってしまっているからと考えられます。

 

 

追い込み猟では、1年間で捕獲してもよいイルカの数というのが、水産庁によってきめられており、それを捕獲枠といいます。

 

イルカが減ってきているにも関わらず、水産庁は捕獲枠を増やし続けています。

 

水産庁側にいい加減な専門家がついているか、専門家の意見などそもそも聞いておらず、猟師たちの意見だけを聞いているため、

このようなおかしな事が起こっているのでしょう。

 

 

毎年、何百頭とイルカが殺される追い込み猟ですが、

この追い込み猟が行われるのは、水族館があるからです。

 

水族館にイルカを売るために、金儲けとして、猟師たちやその利権に群がる政治家たちが追い込み猟を行い続けているのです。

 

すなわち、水族館は種の保存施設ではなく、野生のイルカを絶滅に追いこむ施設なのです。

 

 

 

また、太地町の追い込み猟は、「伝統」であり、「食文化」のために行われていると洗脳されている人が多いですが、それは嘘です。

4:57頃から。

 

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イルカ猟は、1969年に、太地くじらの博物館がイルカを生体展示して客を呼ぼうとして、始まった猟。

今年で53年目。

 

日本政府や太地町が言っている400年の歴史があるというのは嘘。

400年前に古式捕鯨というのをやってたらしいが、その古式捕鯨の伝統は受け継がれていない。

 

古式捕鯨というのは、ふんどしをしめた男たちが、手漕ぎのボートで、

太地町沖を回遊しているクジラを、銛で刺して、網を張って行く手を阻んで捕まえていた。

 

そんなことやっている人は今誰もいない。

 

太地町の捕鯨船は「第七勝丸」というのが1そうあるだけで、基本的に北西太平洋とかかなりの沖の方でやってる。

第七勝丸の先っぽには、ハープーンといって、手元のスイッチで爆発して銛が飛んでいき、クジラを刺し殺す。

捕鯨砲

 

昔の古式捕鯨というのは、伝統的に受け継がれていない。

 

追い込み猟も、その方法とは全然違う。

だから、伝統とか文化とかそういうものではなく、1969年に始まった新しい生体販売のビジネス。

 

1960年代は、アメリカのホームドラマの「フリッパー」が大ブームになった。

 

これが世界中で広がり、イルカ売れば儲かる、イルカ展示すれば客がくるということで、

水族館やイルカショーが始まった。

 

そのため、1960年代~70年代に、日本でも水族館ができた。

 

食肉用のイルカは、1頭あたり、1万5000円~5万円。

生体販売するイルカの場合は、1頭あたり、100万円~150万円の間で取引される。

 

今シーズン殺された498頭のイルカは、5万円で計算すると、合計で2490万円。

生体販売用に捕獲された65頭のイルカは、150万円で計算すると、合計で9750万円。

 

つまり、生体販売のためにやっていて、いらないイルカを殺して食肉にしているだけ。

猟に出た時に、燃料代や人件費がかかってるから、見つけたイルカはとりあえず追い込んで殺しているが、メインは生体販売。

 

今年津波があって生け簀が壊れて、イルカが逃げたり死んだりした。

 

生け簀が壊れてから4~5日間、猟に出ていない。

 

なぜなら、イルカを見つけて追い込んでも生け簀がなかったら入れるところがないから。

「水族館の人気者」 イルカが迎える恐ろしい結末

 

 

イルカを見つけても殺して食肉にするしかなく、儲からないから、生け簀を作っていた。

そして、生け簀を作ってから猟に出た。

 

つまり、追い込み猟が生体販売のためであるという証明。

 

 

もし、誰も水族館に行かなくなり、生体販売がなくなればどうなるのか。

 

今シーズンは

食肉の2490万円と、生体販売の9750万円。

合計で、1億2240万円の収入。

 

猟師は12人だから、12で割ると、1人あたり1020万円。

 

追い込み猟は6か月だから、6で割ると、1か月あたり170万円が給料。

結構な儲け。

 

だから6か月だけ働いて、あとの6か月は仕事しないで、旅行に行ったり趣味をしたりする。

 

 

ところが、もし生体販売がなかったら、食肉の2490万円の収入だけ。

12で割ると、1人あたり207万5000円。

6で割ると、1か月あたり34万5833円が給料。

 

この34万の給料から、組合の雇っている補助の猟師を雇ったり、燃料費を出さなければならない。

元イルカ猟師に聞くと、燃料費(軽油)は、1日50~60リットル使う。

軽油は安めに見て、1リットル104円。

 

1か月で、104円×60ℓ×30日=18万7200円

 

だから、月収34万5833円-燃料費18万7200円=15万8633円

の収入にしかならない。

 

これでは猟はやっていけない。

つまり追い込み猟は、生体販売が重要な猟。

 

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つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

小銭にもなりますしね。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、餌でコントロールされながら、体を踏まれたり、

 

臓器に負担がかかるにも関わらず、陸にあげられたりしながら、芸を調教されます。

 

 

そして、狭い水族館で、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

 

 

消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

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