顔はカビだらけ ガリガリで ビーチに捨てられていた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

沖縄のクックハウスでは、闘鶏で傷ついた鶏たちを保護されています。

 

 

先日は、ちゅらさんという子が亡くなったそうです。

*******************************************

ちゅらりが死んだ

 

ちゅらりはプレハブ1にいて

皆が一斉に鳴いて迎えが来るよって教えてくれたので

その後はカゴに移して 側に置きながら掃除してた

 

最干潮の時間にお迎えが来た

死ぬときのパターン だいたい決まっているのですが 何度も何度も持ち直して 最後まで死にたくないと言っていたよ

 

応援ありがとうございました。

*******************************************

 

 

 

2羽のオスの軍鶏(シャモ)という品種の鶏を囲いの中に入れ闘わせるのが、闘鶏です。

ボランティアさん募集してます!

 

 

 

闘鶏では、1羽が正常な状態で、もう1羽は攻撃する手段を奪われた状態で、闘わされるものがあります。

 

 

攻撃する手段を奪われる、受け役の軍鶏は、まずは下クチバシを切られます。

 

 

 

 

そして、蹴爪という、かかとの上部にある尖った爪の部分を切られます。

 

 

 

 

こうして攻撃をする術を奪われた受け軍鶏は、相手から一方的に攻撃され続けます。

そして、相手の攻撃に数十分間耐え続ければ勝ちという、とてつもなく、くだらないルールです。

 

 

攻撃された軍鶏は、全身 血を流し、ボロボロになり、目を失ったり、骨まで見える状態になることもあります。

 

闘鶏をやっている連中が、

致命的な傷を負って戦えなくなった鶏たちを再び戦えるようになるまで面倒を見るわけがなく、

縛り付けたり、ゴミ袋に入れたりして、道に捨てたりします。

 

誰かが見つけて保護されない限りは、そのまま弱って死んでいきます。

 

 

このように雛が捨てられることもあります。

 

 

 

死んだ鶏は、そのままの状態で捨てます。

 

 

 

 

 

運よく保護されて助かっても、体はボロボロです。

 

 

 

 

 

最近では、闘鶏のことがネットや新聞で取り上げられたため、

人目のつかないところに捨てるようになり、さらにタチが悪くなっているそうです。

 

人目のつかないところに捨てられてしまうと、発見が遅れ、死んでしまいます。

 

しかし、実は捨てるのはまだマシな方で、

ひどい輩だと、そのまま自宅の敷地内で餓死させたり、家畜の餌にしたりして処分します。

 

それくらい闘鶏の世界というのは腐りきった世界です。

 

 

 

今回亡くなった ちゅらさんは、2019年8月にクックハウスにやってきたそうです。

 

*******************************************

先日クックハウスに来た新入り軍鶏

顔はカビだらけ ガリガリ 

 

でも名前は美らサン(ちゅらさん) 沖縄の方言で美しいと言う意味 

ちゅらさんビーチで拾ったから この名前なんですけどね。

チュラリ~と呼んでいます 

 

見た感じ まだ1年未満の子 だと思います(多分)

写真:身体についた虫も落として はじめての水浴びも気持ち良いみたいです

 

1羽で隔離しているので 寂しくなると甘えた声出して人を呼びます

まぁ、ハラヘッタか 水くれか そんな用事だと思いますが

昼間は暑いので午後から外遊びケージへ出して 水浴びして 砂浴びして ひっくり返ってます

 

夜は私の隣でお出かけゲージで寝ています

ドアは開いたまま・・・ 自分の寝場所と認識するとそこに帰ってきます

 

*******************************************

 

 

 

 

先月の1月始めにはもう体調を崩していたようです。

 

 

<1月30日>

********************************************

ちゅらりがごはん食べない

手にのせたら食べる

離れると食べない

最悪の甘えん坊病になってる( ̄▽ ̄;)

********************************************

 

 

 

<2月10日>

********************************************

美らり(ちゅらり)どんどん弱ってく

 

いろいろあげてみる ぜんぜん食べない

やっとトマト一口( ̄▽ ̄;)。

具合悪い時の餌セット ありがとうございます

 

だいぶガリガリになった どこまで頑張れるかな

 

ちゅらさんビーチの近くに捨てられたので ちゅらり

 

とみしろ警察署に電話したら 山に捨てろと言われたね

ちゅらり元気になってくれー

********************************************

 

山に捨てろとか、さすが沖縄の警察はレベルが低いですね。

 

 

 

<2月21日>

 

 

 

<2月25日>

********************************************

ちゅらり、だいぶ落ちてきてる。

呼吸が苦しそうではないのが幸い

 

今日は高井さんからのイオントマト2切れ食べたのが最後

病人ルーム(台所)から離れたくないけど掃除してこないといけないんだ

たくさんいるとこうなるのだ

 

だから、里親さんは動物少ないところに出したいんだよね

********************************************

 

 

 

そして、2月26日に永眠しました。

 

 

 

ちゅらさんは、2019年8月時点で、推定1歳未満だったそうなので、

2022年2月時点で、3歳くらいでしょうか。

 

普通の軍鶏なら10年生きるそうですが、闘鶏で傷ついた軍鶏は、やはり短命だそうです。

 

 

 

こちらは、闘鶏が原因で、脳障害になったダウニー。

 

*******************************************

ダウニーです

頭イカれてます

勝利3回の受け軍鶏 頭つつかれ過ぎて 脳障害もちになったみたいです

 

確かにちょっとイカれてるけど まぁ個性と思えばいい感じ

 

目がつぶされるまで練習用として使われる予定でした

 

2、3歳くらいかな

とてもおとなしい子ですよ ほとんど鳴かない

*******************************************

 

 

 

こちらは、クチバシを驚くほど短く切られ頭蓋骨でるまで闘わされた、みことくん。

 

 

 

こちらは、下くちばしを切られ、舌の先が壊死してしまった、マル。

*******************************************

下くちばしを切られて しっかり口がしまらないせいなのか

下の先が壊死して白くなっていってるらしい

 

その部分がはじめは先っぽだけだったのに どんどん広がってる

 

舌が痛いみたいでご飯の食べ具合も悪くなってきた

何とか体重を戻したいところ

 

マルは推定4ー5歳くらいだろうか

まだまだ頑張って欲しいなぁ。

*******************************************

 

 

 

受け役として目玉をえぐられたピンヘッドくんは、現在、後遺症に苦しんでいるそうです。

 

 

 

ピンヘッドくんにとっては、これが通常の姿勢です。

*******************************************

ピンちゃんにとっては これが通常の姿勢

毎日、首はこうだよ、ってリハビリ中です

*******************************************

 

 

 

糞を避けようとすると、転がってしまいます。

*******************************************

盲腸便 踏みそうになったから避けようと思ったら 逆に倒れて転がったピンです

おはようございます

あっ、わりとこれがピンにとっては正常な状態です( ̄▽ ̄;)

*******************************************

 

まだ2歳です。

 

 

 

先月、千葉で、軍鶏を飼育していた男が、動物愛護法違反容疑で家宅捜査されました。

 

 

 

腫れてくっついた目を 麻酔なしでハサミで切って開ける。

止血のためにガムテープでぐるぐる巻きにして、逆に足を壊死させかける。

頭蓋骨が見えるほど深い頭の傷。

頭に残っていた、麻酔なしで縫われたタコ糸。

世話は週1度だけ、水も餌もない。

白骨化した遺体。

クチバシを切りすぎたと、笑いながら語る飼い主。

 

飼い主は、今回の件で反省することもなく、「また増やす」と公言。

 

言うまでもなく、闘鶏などやっている連中は、このように倫理観がぶっ壊れています。

 

 

 

 

これが闘鶏です。

 

伝統・文化だとか言う人がいますが、伝統・文化だから何でも正しいわけではありません。

人間を奴隷にしていた時代も、生贄にしていた時代も、障害者を見世物にしていた時代もありましたが、伝統・文化だから正しいんですか?

悪しき因習は、ただちに終わらせていくべきです。

 

 

 

昨日、県議会の比嘉みずき議員が視察にきてくれたとのことです。

*******************************************

ちゅらりよ、いいニュースだ。

今日県議会の比嘉みずき議員が視察にきてくれたんだ

 

浦崎議員が連れてきてくれたよ

闘鶏禁止の条例

採択されて1年が過ぎようとしてる

 

ただ、採択されただけ。

そんで騒いだから軍鶏が表に捨てられなくなっただけ

 

闘鶏は毎週行われている

なにも変わってない 何一つ

悔しいよ。

 

来週の議会一般質問で取り上げてくれるみたい。

携帯でみることができます

 

みんなもみずき議員を応援してほしい

写真 ちゅらり

*******************************************

 

 

この投稿文に書かれている

浦崎 暁 議員は、以前から闘鶏禁止に向けて動いてくれている信用できる議員です。

 

1年半ほど前に、浦崎議員が積極的に動いてくれた影響で、沖縄の糸満市議会で、闘鶏禁止条例の会議が開かれました。

 

残念ながら、賛成少数により否決されましたが。

 

積極的に反対答弁を行っている議員や、

途中で退席したり、賛成から反対に転じた議員もおり、かなり ここの議員たちは闇が深いことが分かりました。

 

このように政治家は、票や金にならないことはやりません。

国民が関心を持たなければ、動物たちは、一部の人間の娯楽のために、永遠に闘わされ続けます。

 

反対していた議員たちが裏で金をもらっていれば別でしょうが、

そうでなければ国民が関心を持てば、票欲しさに、あっさり手のひらを返して賛成に転じます。

 

 

闘鶏に反対していきましょう。

そして、周りに知らせてください。

 

 

 

クックハウスでは、ボランティア、支援物資、支援金を募集されています。

 

 

支援可能な方は、ぜひお願いします。

 

 

 

また、近くで闘鶏が行われている場所や、軍鶏を飼育している場所などの情報があれば、本田さんに知らせてください。

 

 

 

にほんブログ村 猫ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ

 

※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。