痛めた鼻と腐った歯で生き抜いてきた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下は、胆汁農場から救出された、ゼベダイという熊の話です。

 

 

 

こちらに解説ページがあります。

 

*****************引用*****************

 

ゼベダイは、キッチンの横の暗い小さな檻で、

定期的な胆汁採取をされながら、孤独な14年間過ごしてきました。

 

(現在のベトナムでは、胆汁採取のために熊を飼育することは違法です)

 

 

子熊のころ、密猟者から逃げようとしたゼベダイは、顔を殴られ、それ以来、痛めた鼻と腐った歯で生き抜いてきました。

 

それは、食事のたびに激しい痛みであったことに違いありません。

 

保護され、治療をすることができたゼベダイは、今では緑の草の上で、仲間の熊たちと穏やかに過ごしています。

 

****************引用終***************

 

 

熊胆(ゆうたん)をご存じでしょうか。

熊の胆(くまのい)ともいいます。

 

その名の通り、熊の胆汁から作られます。

ツキノワグマやヒグマなどの胆汁を乾燥したものです。

 

食欲不振、胃弱、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、もたれ、二日酔、整腸などに効くと言われ、漢方薬の原料として用いられています。

 

 

この熊胆は、中国やベトナムの熊農場で生産されています。

 

その方法は、非常に残忍であり

熊のお腹に穴を開け、胆のうに直接カテーテルを突き刺し、1日2回胆汁を採取します。

 

血が至るところに流れ、とてつもない痛みに耐えながら、熊は鳴き叫びます。

身動きもできない場所で、10年、20年と生かされるのです。

その痛さはどれほどのものなのか?

 

 

 

こちらの動画を見れば、理解できるでしょう。

 

 

*****************引用*****************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****************引用終***************

 

 

 

熊胆の生産に利用される熊は、あまりの激痛の日々に耐えかね、自殺をすることがあるのです。

 

鉄のコルセットが胴体につけられている理由は、それを防ぐためです。

コルセットで固定された熊は身動き一つできず、ただその苦痛に生涯耐え続けるしかないのです。

 

 

この動画の熊の親子の話は、2011年にあった実話をもとに描かれています。

 

母熊は、この苦痛を自分の子供に味わってほしくないと、自らの手で子供を殺したのです。

そして、自らの命も絶ち、死ぬという形で苦しみから解放されたのです。

 

 

その他、食べ物を拒否して自殺することもあるそうです。

 

 

死ぬ方が楽だと感じるほどの苦しみ。

 

熊胆の生産が、どれほどの拷問なのか想像に難くありません。

 

 

 

熊農場から救出された熊の様子です。

 

 

どれだけ苦痛の日々を過ごしてきたのかが一目で分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本と韓国は熊胆消費大国です。

 

すなわち、日本人は、この熊の虐待に加担している人間が大勢いるということです。

 

 

熊胆の主成分は、ウルソデオキシコール酸で、これは化学的に合成できる成分なのだそうです。

 

すなわち 代替品があるにも関わらず、買う人がいるため、熊胆の生産が続いてしまっているのです。

 

 

 

高値で取引されているようで、すべての熊の取引はワシントン条約により規制されているにも関わらず、現実的には、中国から密輸されていると考えられているようです。

 

 

さらに、日本国内では、狩猟で熊を駆除した際、その狩猟者が熊の胆のうを使ってもいいことになっており、それを目当てに殺しにいく狩猟者もいるようです。

 

****************引用****************

 

日本国内の熊胆の流通について


日本でもツキノワグマ約7000頭とヒグマ2000~3000頭が生息していますが、毎年全生息数の15%にあたる約1500頭が、スポーツハンティングや、人里に出てきたり、畑を荒らしたという理由で有害獣として駆除されています。

 

しかし、実際には被害もおきていないのに、山の中まで入り込み、冬眠から覚めたばかりのクマを胆のう目当てに撃つことまで有害獣駆除としてまかり通っているのです。

 

日本では、どの場合もクマの胆のうはクマを撃ち殺したハンターが使ってもいいことになっています。

 

日本のクマを保護するための規制は整っていないのです。

 

つまりハンターのこずかい稼ぎであったり、闇牧場での拷問胆汁採取は少なくとも1か所が確認されていると報告あがっています。

 

****************引用終***************

 

狩猟をするような人間ですから、金になるならそれくらいのことはやるのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

ベトナムでは熊の胆汁農場が違法にも関わらず、闇で農場が経営されており、そのために野生の熊が密猟されているようです。

 

*****************引用*****************

 

ベトナムの熊の胆汁農場は、1992年に違法とされました。

しかし、法の抜け穴と需要のために続いています。

 

農場にいる熊は子熊のときに野生から密猟されます。

(母熊からは無理やり引き離されたり、母熊は殺されることが多い)

 

子熊は小さなケージに入れられ、想像を絶するような、残酷な痛みの伴う方法で胆汁採取されます。

中国とベトナムでは胆汁抽出の方法は違います。

ベトナムでは注射器による抽出です。

 

****************引用終***************

 

 

密猟の際は、子熊が捕らえられ、母熊は最悪の場合、殺される。

 

また 中国と異なり、ベトナムでは注射器による抽出が行われているとのことです。

いずれにせよ、激痛には変わりないでしょう。

 

 

 

 

 

 

冒頭のゼベダイという熊は、ベトナムの胆汁農場からレスキューされた熊の1頭です。

殴られて、変形した鼻と、ボロボロの歯に加え、肺炎にも苦しんでいたようです。

 

以下が、その詳細の記事。

 

****************引用****************

 

救助された月のクマのゼベディーは、咳の発作に苦しんだ後、

専門の機器を使用するために地元の陸軍病院に案内されました。

ベトナム軍病院に到着したクマ
 

安全に配置された後、デジタルX線撮影を使用してゼベダイの肺を検査し、

気管支肺炎に苦しんでいることを明らかにしました。

ベトナムの軍医は、AAF獣医チームがスキャン3のためにゼベディーを配置するのを助けます

Zebedeeは​​、タムダオ国立公園の近くの聖域でアニマルズアジアが世話をしている約150頭のクマの1つです。
軍医が見守る中、クマは所定の位置に移動しました
クマの大多数は胆汁農場から救出されました。

ありがたいことに、ゼベダイの状態は抗生物質で治療することができますが、感染の原因は専門家の手術が必要になります。

タイヤ付きゼベディー
 

アニマルズアジアの創設者兼最高経営責任者であるジルロビンソンMBEは次のように述べています。
「ゼベダイの気管支肺炎は薬で治ります。

彼はすでに家に戻って友達と楽しく遊んだり、自分が所属する日差しを浴びたりしています。
 

****************引用終****************

 

 

 

優秀な専門医による治療の結果、様々な病気を克服し、健康体で過ごせるようになったそうです。

 

****************引用****************

 

Zebedeeは​​20年間、顔の奇形を抱えて生きてきましたが、専門家による手術は生涯にわたる悪夢を終わらせました。


ゼベディーは、ほぼ一生、傷ついた顔をして生きてきました。

月のクマは密猟者によってカブとして捕らえられ、脱出を試みた後、顔を殴られました。

その後、彼は15年間、定期的な胆汁の抜歯に苦しんでいる小さなケージに閉じ込められて過ごしました。

2009年にアニマルズアジアによって救助されたとき、獣医はゼベダイの壊れた歯のほぼすべてを抜歯し、抜歯によって切断された胆嚢を取り除く必要がありました。

ベトナムのタムダオにあるアニマルズアジアの聖域で、ハノイから約1時間のところにあるゼベディーは、友達に囲まれた芝生の屋外の囲いの中で、自由に遊んだり、泳いだり、餌を探したりして、ひどい過去から立ち直りました。



しかし、悲しいことに、獣医はゼベダイの顔に与えられた長年の損傷を修正することができませんでした。激しい打撃が彼の口から鼻腔までの穴(瘻孔として知られている)を残したからです。

この切断により、彼の副鼻腔は口の中の食物や粒子にさらされ、気管支肺炎などの感染症にかかりやすくなりました。



これまで、獣医は病気を管理しなければなりませんでしたが、根本的な問題を修正することができませんでした。

しかし、専門の獣医であるアレーン・カハラネ博士の訪問は、ゼベダイの人生を永遠に変えました。




アニマルズアジアシニア獣医マンダラハンター-石川は言った:

「アレーン博士は最も素晴らしい外科医です。彼女の熟練した手で、彼の生涯にわたってゼベディーを悩ませていた穴は永久に修正されました。

「彼は関連する病気を発症する可能性がはるかに少なくなり、最終的に彼のトラウマ的な過去を彼の後ろに置き、健康を楽しむことができます。」




手術が成功した後、ゼベディーは3週間を過ごし、柔らかい食べ物の特別な食事を与えられている間、私的な書斎で回復します。



手術以来、すべての主要なベトナムの報道機関は、ゼベダイの矯正手術の話を報告しており、この国でのクマの胆汁栽培の残酷さに対する認識を再び高めています。


アニマルズアジアは、ベトナムと中国の両方で、主に胆汁産業から600頭近くのクマを救出しました。

今日、400人近くのクマが、タムダオと成都にあるNGOの聖域で、ケアと尊敬に満ちた痛みのない生活を楽しんでいます。

 

****************引用終***************

 

 

 

この地獄を終わらせるには、当然のことながら熊胆を買わないことです。

 

 

 

そして、周りに知らせていきましょう。

 

 

 

現在、上記の熊胆農場などのクマのレスキュー、保護を行っている、アニマルズアジアから、

過去最大の署名キャンペーンを行っているとのことです。

 

*******************************************

 

【🐻アニマルズアジアより、過去最大規模の署名キャンペーンが開始されました🐻】

 

アニマルズアジア 署名ページ 

 

現在署名は(敬称略)

 

ホアキン・フェニックス

リチャード・ギア

ポール・マッカートニー

スラッシュ

マット・ソーラム

オリビア・ニュートン・ジョン

ラッセル・クロウ

ピーター・イーガン

 

などなど、多数の著名人の方からもいただいています!!!

 

 

⚠署名(ADD MY NAME)の入力を完了すると、寄付ページに飛びますが、

ご寄付ご検討されない場合は署名していただくだけで(ページを閉じて)大丈夫です!

 

また、今後アニマルズアジアからのメールを受け取りたくない場合は、

I do not want to receive emails.のボックスをチェックしてください🍀

 

*******************************************

 

 

 

にほんブログ村 猫ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ

 

※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。