ベトナムの熊の胆汁農場は、1992年に違法とされました。
しかし、法の抜け穴と需要のために続いています。



農場にいる熊は子熊のときに野生から密猟されます。
(母熊からは無理やり引き離されたり、母熊は殺されることが多い)



子熊は小さなケージに入れられ、想像を絶するような、残酷な痛みの伴う方法で胆汁採取されます。
中国とベトナムでは胆汁抽出の方法は違います。
ベトナムでは注射器による抽出です。



2017年ベトナム政府は、違法な農場に残された全ての熊たちを、保護施設に送ることで合意、
アニマルズアジアが政府との公式なパートナーとなりました。



そしてアニマルズアジアは先日、651番目の熊を保護しました。
※これは中国とベトナム合わせての数になります。



ベトナムには、違法な農場に残された熊が、およそ400頭近くいます。



ベトナムの既存のベアーレスキューセンターに収容できる頭数はあと10頭ほどですので、アニマルズアジアは現在2つ目のベアーレスキューセンターを建設中です。



その土地は、バックマー国立公園の美しい山岳地帯になります。