千葉県柏市の養鶏場でシャモ虐待 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

2022年1月に、千葉でシャモを飼育していた男が動物愛護法違反容疑で家宅捜査されました。

クックハウスの本田さんがインタビューに答えています。

 

***************記事引用***************

 

千葉県柏市の養鶏場で、くちばしや爪が切られたシャモが見つかり、

警察は養鶏場が虐待を加えていた可能性があるとして、動物愛護法違反の疑いで、捜査しています。

 

警察によりますと、1月13日に動物愛護法違反の疑いで家宅捜索を受けたのは、柏市内の養鶏場でシャモを飼っている男性です。

 

保護施設などによりますと、男性は闘鶏などのためシャモを飼育していて、

くちばしや爪が切られた個体や、けがをした状態で放置された個体が多数確認されたということです。

 

家宅捜索では38羽のシャモが押収され、

現在、保護施設で管理されているということです。

 

家宅捜索にも立ち会ったという保護施設の女性は…。

 

保護施設の女性

「やせているのもいたし、そのくちばしを切ってしまうと、かみ合わせが出来ない状態。

人間でいうと、箸一本でご飯を食べるような感じになるので、本当にかわいそうの一言。本当にそれだけ」

 

柏市などによりますと、闘鶏行為自体は法令で禁止されていないということですが、

今後、捜査の結果を待って、動物愛護法に基づき行政指導する方針だということです。

 

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こうしてニュースで報じられ、多くの日本人が、闘鶏という名の虐待競技の存在を知ることとなりました。

 

 

 

2羽のオスの軍鶏(シャモ)という品種の鶏を囲いの中に入れ闘わせるのが、闘鶏です。

https://chickenhausu.amebaownd.com/posts/18038538

 

 

闘鶏では、

1羽が正常な状態で、もう1羽は攻撃する手段を奪われた状態で、闘わされるものがあります。

 

 

攻撃する手段を奪われる、受け役の軍鶏は、

まずは下クチバシを切られます。

 

 

 

 

そして、蹴爪という、かかとの上部にある尖った爪の部分を切られます。

 

 

 

 

こうして攻撃をする術を奪われた受け軍鶏は、相手から一方的に攻撃され続けます。

そして、相手の攻撃に数十分間耐え続ければ勝ちという、とてつもなく、くだらないルールです。

 

 

攻撃された軍鶏は、全身 血を流し、ボロボロになり、目を失ったり、骨まで見える状態になることもあります。

 

闘鶏をやっている連中が、

致命的な傷を負って戦えなくなった鶏たちを再び戦えるようになるまで面倒を見るわけがなく、

縛り付けたり、ゴミ袋に入れたりして、道に捨てたりします。

 

 

 

 

 

死んだ鶏は、そのままの状態で捨てます。

 

 

 

 

助かっても、体はボロボロです。

 

 

 

 

 

最近では、闘鶏のことがネットや新聞で取り上げられたため、

人目のつかないところに捨てるようになり、さらにタチが悪くなっているそうです。

 

人目のつかないところに捨てられてしまうと、発見が遅れ、死んでしまいます。

 

そのまま自宅の敷地内で餓死させたり、家畜の餌にしたりして処分することもあります。

 

 

 

 

以下は、今回の千葉県の養鶏場から、保護された軍鶏たちです。

 

 

**********クックハウスokinawa**********

 

千葉の軍鶏5羽とりあえず病院で検査

 

ダニ、シラミは皮膚が動いて見えるほどついていたので現場でイベルメクチンした

検査では回虫がでている

 

片目失明してる軍鶏、

 

眼球確認できない軍鶏もいる

 

下くちばしは深く切られて、ごはんが満足に食べられない

 

負傷鳥他にもいます

 

メスは無傷

里親募集2羽

 

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おそらく、ニュースを見ただけの人は、ここまでひどいとは知らなかったでしょう。

 

 

 

 

 

 

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千葉の闘鶏場の受け軍鶏

傷は治ってる

 

短く切られたヒヨコみたいなくちばし

片目はえぐられ

頭に深い傷跡

 

片目の潰れ具合は1回の試合ではない

何回か使用された

 

見えない方の目は何度も攻撃され 眼球が無くなる

腫れてくっついた目を ハサミで切って開けるんだ 麻酔も無しで

 

メッツて言うらしい。

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腫れてくっついた目をハサミで開ける。

ということは、当然皮膚を切られることが頻繁にあるでしょうね。

どれほどの痛みなのか。

 

 

 

 

 

 

闘鶏をやってるようなガサツな連中ですから、傷の処置も雑。

止血のためにガムテープでぐるぐる巻きにして、逆に足を壊死させかける始末。

 

 

 

 

 

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千葉の闘鶏場の軍鶏 里親さん宅です

厳しい状態です

 

短くサンダーで切られたくちばし

 

頭の傷は頭蓋骨が見えるほど深く

前回の傷が治らないまま試合に出された

 

頭には縫ったタコ糸が残ってる

 

全身ダニやシラミがたかり 血を吸われていた

 

世話は週1度だけ

水も餌もなかった

 

下嘴を切られ 伸びきった上の嘴では

ご飯も満足に食べられない

 

闘鶏は全国で行われている

みんなも真剣に考えて欲しい

 

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頭に傷を負うと、ガサツなおっさんたちに、麻酔なしでタコ糸で縫われる。

世話もろくにしない。

 

 

 

 

 

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千葉の闘鶏場の軍鶏たち

 

とりあえず、壊れたゲージとか組み合わせて 全員外にでてご飯食べています

 

現地ではお世話は週一度だけ

餌も水もない小屋が多かった

 

1個ずつ確認してふせんを貼りました

 

白骨化したお部屋が何ヵ所もありました

 

くちばしを切られた軍鶏はごはんも食べられていないのでとても痩せています

 

おじさんは悪びれた様子もなく、回収できなかった中雛達でまた増やすと話していました

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白骨化した遺体。

飼育主は反省もせず、また増やすと公言。

 

 

 

 

 

クチバシが腐り、目を失っても、なお闘わされる軍鶏。

飼育主は、クチバシを切りすぎたと、笑いながら語る。

 

 

 


このような倫理観が欠如した連中と、4年も戦い続けているのが、クックハウスの本田さんです。

 

 

 

 

 

普通の軍鶏なら10年生きるそうですが、闘鶏で傷ついた軍鶏は、やはり短命だそうです。

 

 

 

後遺症が残る子もいます。

 

 

 

 

これが闘鶏です。

 

伝統・文化だとか言う人がいますが、伝統・文化だから何でも正しいわけではありません。

人間を奴隷にしていた時代も、生贄にしていた時代もありましたが、伝統・文化だから正しいんですか?

悪しき因習は、ただちに終わらせていくべきです。

 

 

闘鶏に反対していきましょう。

そして、周りに知らせてください。

 

政治家は、票や金にならないことはやりません。

国民が関心を持たなければ、動物たちは、一部の人間の娯楽のために、永遠に闘わされ続けます。

 

 

 

クックハウスでは、ボランティア、支援物資、支援金を募集されています。

 

支援可能な方は、ぜひお願いします。

 

 

 

また、近くで闘鶏が行われている場所や、軍鶏を飼育している場所などの情報があれば、本田さんに知らせてください。

 

 

 

 

 

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