嫌がるのを押さえつけて交配する | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下のツイートをご覧ください。

画像は、とあるブリーダーのインスタの投稿です。

 

 

 

 

これ、世間が言う、良いブリーダー、とやらですよ。

 

普段は牙を向けない繁殖犬が、交配の時は牙を向ける。

嫌がる犬を押さえつけ、血だらけになりながらの交配。

 

嫌がるメスに対して、無理やり交配させる。

これがいわゆる、レイプ、ですよね。

 

これがブリーダーの仕事です。

これが割り切れる人間しかブリーダーはできないので、ブリーダーは犬猫好きにはできない、と言われていますね。

 

キャンセルが出て、利益が減り、感情的になって本音が出たようですが、

はっきりと犬が嫌がっていると認識しており、

交配と出産はエゴ、とまで認識しています。

 

その認識がありながら、仕事を続けているんですね。

 

確かに、一時の感情だけで子犬を金で買おうとする人間に問題があり

ましてや、予約しておいてキャンセルするような人間は、悪質と言えるでしょう。

 

ただ、その消費者の欲を利用して、犬をレイプして金儲けをするブリーダーも同様に問題でしょう。

キャンセルする人の人間性を責める資格なんてないはずです。

 

血統を残すために仕方なくやってるなどと言うつもりでしょうか?

 

血統なんて、人間好みの外見を残すという、一部の人間の自己満足であり、犬はそんなことを望んでいません。

むしろ、その血統を残すことで、遺伝病が広がり、極端な体型で苦しむ犬や猫がどんどん増えています。

 

帝王切開でしか子供を産むことができないブルドッグ。

 

巻いた尻尾を作るために、脊椎が歪んだパグ。

 

潰された頭蓋骨により呼吸器に問題を生じやすい、パグ、ペキニーズ、ブルドッグ。

 

聴力を失いやすいダルメシアン。

 


一目見て異常だと分かるティーカップドッグ。

 

 

未熟児を産ませるために、妊娠している繁殖犬がスプーン1杯の食事しか与えられないことがあります。

 

 

 

また、スコティッシュフォールドの折れ耳は骨軟骨異形成症という病気からきているものです。

 

軟骨にコブ(骨瘤)ができ、これが神経を圧迫し、激しい痛みを伴います。

スコ座りも、痛いから ああいった座り方をしているわけです。

 

 

 

また、外見のため、慣習のため、犬種標準のために、親指や尻尾が不必要に切られる犬がいます。

 


 

ブリーダーたちは、雑種が健康であることも知っていますし、

この業界がある限り、必ず余剰が出ることは知っていますし、

メスに、無理やり交尾させるか、膣をいじって人工授精しています。

 

どれだけ飼育環境が良かろうと、奇形や障害の子は生まれます。

そういった売り物にならない子達は一体どうしているんでしょうね?

 

悪徳繁殖家ばかりが注目されてしまい、良いブリーダーもいます論が広まってしまっていますが、

ブリーディングというもの自体が、人間の欲を満たすために、人間が遺伝子をコントロールするという、非倫理的で、生物の尊厳を無視した行為であることに気づくべきです。

 

そもそが、殺処分がある日本において、新たに生み出している時点で、「良い」なんて概念があるわけがありません。

 

表面的に飼育環境が良かろうと、一見良さそうな人間であっても、

やってることは殺処分の現実から目を反らし、命を売り物にした金目的の商売です。

 

 

なので、自分の商売がやりにくくなると、本性が出ます。

 

世間で良心的などと言われるブリーダーたちは、数値規制の際に、反対の署名を行っていました。

 

 

数値規制に対して発信を行っていた ゆきさんは、ブリーダーからクレームがきたとのことです。

 

40:14くらい。

 

>ブリーダー「頭数制限であふれた子達は、あなたたちのせいで死ぬってことですね。」

>「あふれた子達は、あなたたちが責任をもって全頭、終生面倒を見てくれるってことですね。」

>「子供もいないのに、帝王切開とか、犬の出産に口出せることがよく分かんない。」

 

これ悪徳でないといわれるブリーダーの発言ですよ。

 

あふれた子達は、処分が前提。

自分達で面倒見る気なし。

そして、差別発言。

 

 

これが、世間で良心的などと呼ばれるブリーダーたちの本質です。

 

表面に流されず、その本質を見抜き、生体販売そのものに反対しなければ、犬猫の苦しみはいつまで経っても終わりません。

 

LIAのヤブキさんによると、ブリーディングを続けると、遺伝子が壊れ続け、いずれ不妊の時代がきて、絶滅に向かう、とおっしゃられています。

 

外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。

 

 

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