尾の骨を折られ、唐辛子やタバコを目に押し込められる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

革がどのように取られるのか、考えたことはありますか?

 

革製品を買う人は、ぜひ上の動画をご覧ください。

 

 

 

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インドでは、牛達が優しく扱われていると思われがちですが、
衣服に使われる皮革の多くはインドから輸入されています。

 


インドの州の多くは牛の屠殺を禁止しているので、
皮になる牛は狭い車で長時間かけて屠殺が認められている州へ運ばれます。

 

 

 



年を取った牛達は、競売所に売られ、牛は食料も水も無しで何日も長距離を強制的に歩かされます。

 

 

 


極度の疲労で衰弱した牛達を無理矢理解体処理場まで移動させるために、
尾の骨を折ったり、

 

 

 

唐辛子やタバコを目に刷り込ませている様子が度々目撃されています。

 

 


屠殺される前に牛の半数は負傷や疲労で衰弱しているか死亡しており、

 

 

 


解体処理場では、生き残った牛はまだ意識があるにも関わらず、
切れ味の悪いノコギリで徐々に切り付けられ、何度も喉が切り裂かれ、
皮膚を剥がされ、バラバラに解体されています。

 

 

 



また革の腐敗を防ぐために使用されるクロムなどの化学薬品が住民の健康や環境に被害をもたらしています。

 



きれいで涼しいお店で売られてるMADE IN ITALY(イタリア製)と刻印された革製品が、
インド産の革である可能性は、いつだって高いのです。

 

 

 



デザインに惹かれ何気なく手に取った財布が、
食べ物も水も与えられず、ギュウギュウ詰めにされ、長い距離を歩かされ、
我慢強い牛でさえ立ち止まるほどの苦しみにその歩みを止めれば、
尾の骨を折られタバスコを目に押し込められて、
死に場所へ向かわされた牛だったかもしれない。



財布はほかにもある。
素材はいくらでもある。
でも、その牛の命は一つしかなかった。

 

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インドでは、約80%がヒンドゥー教徒で、ヒンドゥー教では牛は神聖な動物と信じられています。

なので、ヒンドゥー教徒は、牛を食べませんし、屠殺も反対しています。

 

過激派にもなると、牛を運んでいた人を襲ったり、牛肉を食べたことを疑われた人を殺したりするほどです。

 

ところがそれ以外の宗教、例えば イスラム教徒は約13%おり、イスラム教は豚は食べれませんが、牛は食べれます。

インドは人口が13.8億人(2020年)もいますので、イスラム教徒だけで1.8億人もいる計算になります。

日本人は1.2億人(2020年)ですから、それより圧倒的に多いです。

 

しかし、過激派の影響なのか、国内で牛肉を食べるのはかなり難しいようで、現地に行った人の話によると、99%の地域では牛肉を食べないとのことです。

 

 

 

ですが、世界に需要がある、牛肉、牛革、牛乳の生産に関わる人たちは非常に多いようですね。

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4290.php

 

*****************一部引用***************

 

インドで牛を殺すことは文化的にタブーだ。

それでも食肉や革製品のために牛を殺して処理することは29州のうち5州で合法とされている。

特にコルカタを州都とする西ベンガル州は、牛肉や革ビジネスの中心地だ。

 

牛を殺すことが違法とされていないのは5州しかないため、牛肉に特化した産業はない。

一方で巨大な乳製品産業が存在し、牛を農耕などの労役に用いる伝統があり、インド国内には現在1億9000万頭以上の畜牛がいるとされる(アメリカは約9000万頭だ)。

農業でトラクターが牛の代わりを務めるようになり、それまで労役に用いられていた牛の半数ほどが「用なし」となった。

ヒンドゥー至上主義を掲げる団体は、使いものにならなくなった牛を飼育するための施設をつくっているが、農家にしてみればそんな場所に預けるよりも売って金にしたいと思うのは当然だろう。

牛の売買はほとんどの州で、ときにはコルカタでさえ事実上の違法行為だ。

牛の食肉処理や消費、あるいは牛肉の所有が禁止されているのに加えて、牛を売ったり州外の食肉処理業者まで運搬することも犯罪とされる。

コルカタなど牛を殺すことが違法とされていない地域では、

その牛が12~14歳であるか、あるいは繁殖能力がなかったり乳を出すことができなくなったために「屠殺に適している」ことを証明する文書が必要になる。だがこの規則もしばしば変更されるという。

 

このような曖昧な環境がもたらしたのは、賄賂と密売が横行し、人々は見て見ぬふりをするという状況だ。

 

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なので神聖な動物と言われているにも関わらず、インドは世界有数の牛肉、牛革生産国となっており、牛肉の輸出量は世界一だそうです。

 

 

 

 

 

革は副産物だと思っている人が非常に多いようですが、全くそんなことはありません。

 

*****************一部引用***************

 

アメリカの牛革工場では、牛は尻尾と角などを麻酔なしで切断され、生きたまま吊るされ、皮を剥がされます。

 

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毛皮同様、死んでからでは筋肉が硬くなり剥ぎにくくなる為、生きたまま引き剥がされることも多いんですよ。

 

 

 

以下は閲覧注意ですが、革製品を買う方々はしっかりとご覧ください。

 

 

 

 

 

ハラコレザーはご存じですか?

 

ハラコは、漢字では「腹子」と書きます。

要するにハラコレザーとは、「牛の胎児の皮膚」のことです。

 

子牛の皮膚が引き剥がされて ハラコレザーとなり、肉はヴィール肉になります。

 

建前上は、母牛のお腹の中で死んでしまった胎児、とありますが、

もちろんそういう場合もあれば、そうでない場合もあります。

 

 

以下は閲覧注意ですが、革製品を買う方々はしっかりとご覧ください。

 

お腹の子牛もろとも皆殺し

 

ハラコレザーは乳牛の胎児の皮膚

 

これがハラコレザー

 

 

 

ワニは、ワニ革の生産のためだけに、産まされ、閉じ込められ、若いうちに何の配慮もなく殺されます。

 

 

たった1つのバッグのために、ワニが4頭も使われます。

 

 

ブランドどころか、残虐の象徴でしかありません。

 

 

他にもヘビ、アザラシ、カンガルー、ヤギなど、多くの動物達が革のために殺されています。

 

仮に副産物であっても、結局、主産物の生産が虐待に満ちていますので同じですし、そもそも副産物かそうでないかの見分けはつきません。

 

バッグ、財布、ベルト、靴、衣類。

 

こんなもの、動物性のものを使わなくても、いくらでも代わりがあります。

 

革製品を買うということは、動物虐待に賛成するのと同じです。

革製品を買わないようにしましょう。

 

 

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12/15 ブルーコーブデイ