頭蓋骨がでるほどつつかれ、両目を失い、農道に捨てられた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

闘鶏をご存じですか?

 

 

軍鶏(シャモ)という品種の鶏がいるのですが

https://chickenhausu.amebaownd.com/posts/18038538

 

 

2羽のオスの軍鶏を囲いの中に入れ闘わせるのが、闘鶏です。

 

 

闘鶏では、様々なルールがあるようで

中には、1羽が正常な状態で、もう1羽は攻撃する手段を奪われた状態で、闘わされるものがあります。

 

 

攻撃する手段を奪われる鶏は、受け軍鶏と呼ばれます。

 

 

受け軍鶏は、まずは下クチバシを切られます。

 

 

 

 

そして、蹴爪という、かかとの上部にある尖った爪の部分を切られます。

 

 

 

 

 

こうして攻撃をする術を奪われた受け軍鶏は、相手から一方的に攻撃され続けます。

 

そして、相手の攻撃に数十分間耐え続ければ勝ち、という

とてつもなく、くだらないルールなのです。

 

 

 

 

攻撃された軍鶏は、全身 血を流し、ボロボロになり、目を失ったり、骨まで見える状態になることもあります。

 

 

 

闘鶏では、どちらが勝つかでお金を賭ける、つまり 賭博が行われています。

賭博は違法であり、闘鶏は誰が見ても分かる通り、動物虐待です。

 

このような人間たちが、傷を負って戦えなくなった鶏たちを再び戦えるようになるまで面倒を見るわけがなく、

縛り付けたり、ゴミ袋に入れたりして、道に捨てたりします。

 

 

 

 

 

 

死んだ鶏は、そのままの状態で捨てます。

 

 

 

 

助かっても、体はボロボロです。

 

 

 

 

 

上記の画像は、ほぼすべて沖縄のものです。

 

沖縄では、闘鶏が隠れて行われおり、行政も警察も把握すらできていないそうです。

 

このような動物虐待を、伝統・文化と宣う連中もいますが、コソコソと行っている時点でやましいことがある証であり、

伝統でも文化でもなく、ただの娯楽です。

 

 

沖縄の糸満市では、このような事実があることを知りながら、

闘鶏が行われている証拠がないなどの言い訳をし、闘鶏禁止条例に反対する議員たちが複数いました。

 

反対をした議員たちは、闘鶏を行っている連中とつながりがありそうですね。

 

日本全体が、愛護レベルの低い国ではありますが、沖縄はその中でも動物愛護意識の低い地として有名です。

 

 

 

対して、高知県安田町は、毎週日曜日に闘鶏を開催していることをオープンにしています。

 

実際の試合の様子を映した動画があります。

 

高知県で軍鶏が遺棄されているなどの情報が入っていませんが、このような連中が適正飼育を続けるなどありえませんので、

遺棄されていないのであれば、用済みになった場合、闇で殺されている可能性が高いですね。

 

 

 

 

沖縄では、闘鶏で傷つき捨てられた鶏達を保護されている方がいらっしゃいます。

 

それが、クックハウスokinawaの本田さんです。

 

 

毎日、毎日、保護された鶏たちのお世話をされています。

 

 

 

 

 

 

ここで保護されている軍鶏たちは、冒頭で述べたように、深く傷を負って遺棄された子が多くいます。

 

受け軍鶏だったピンヘッドくん。

片目を失っても、試合に出されました。

 

用無しは 餓死か 穴だらけの小屋でイタチに食われる。

それが闘鶏です。

 

関東から来たとあります。

沖縄、高知に限らず、闘鶏は全国で隠密に行われているのでしょう。

 

一部の人間の、一時の刺激のために、

軍鶏たちは闘わされ、傷つけられ、

その尻拭いを、関係のない一般人がさせられているのです。

 

 

 

この子も、受けの役目をさせられた、メナシくん。

 

闘鶏で、両目を失い、捨てられました。

 

 

およそ3年前にクックハウスで保護され、それからは平穏な日々を過ごしていました。

 

 

しかし、最近は状態がよくないようです。

 

頭蓋骨がでるほどつつかれ両目を失い、農道に捨てられた。

 

鶏も我々と同じ、感情があります。

どれほどの苦しみなのでしょうか。

あなたなら耐えられますか?

 

 

 

普通の軍鶏なら10年生きるそうですが、闘鶏で傷ついた軍鶏は、やはり短命だそうです。

 

 

闘鶏を知り、闘鶏に反対してください。

そして、周りに知らせてください。

 

政治家は、票や金にならないことはやりません。

 

国民が関心を持たなければ、鶏たちは、一部の人間の娯楽のために、永遠に闘わされ続けます。

 

 

 

クックハウスokinawaでは、ボランティアの方や、支援を募集されています。

 

 

 

 

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