長野県松本市のペットショップが1000匹の犬を劣悪な環境で飼育していた件。
前回紹介した、長野放送の記事をよく見ると、こう書いています。
13日に犬を運び出したのは保護活動 も 行う埼玉県の 業者 。
よく見たら、保護団体ではなくて、ただのペット業者と書いています。
最近、ペットショップが、保護犬・保護猫と偽り、不要になった繁殖犬を客に譲渡し、
その代わりに、ペットフードを１年とか２年間買わせる契約を結ぶ、というビジネスを行っているようです。
おそらく、ここもそういう業者でしょう。
つまり、保護活動でも何でもないわけですが、無知な報道が、業者の言うことを鵜呑みにしてしまったようですね。
私は読んだとき、ペット里親会さんのことだと思いこんでいました。
この長野放送の記事はマシな方で、信濃毎日新聞だと、まるでペット里親会さんが販売を行っているかのように書かれてしまったそうです。
大手の報道がこんなに適当でいいんですかね。
ペット里親会さんは、約３００匹のレスキューだそうで、
すなわち、残りの７００匹は、その保護活動も行う業者とやらに持っていかれたことになります。
今回の事件を起こしたショップは、アニマル桃太郎というところだそうですが、
このアニマル桃太郎は、繁殖犬を、麻酔なしで帝王切開するような連中です。
保護活動も行う業者とやらは、アニマル桃太郎の代表と知り合いだそうで、
ということは、同じくろくでもない連中ということは容易に想像できます。
業者に引き取られてしまった犬７００匹は、残念ながら、アニマル桃太郎のときと全く同じ運命をたどってしまう可能性が非常に高いです。
さらに、とある団体さんの見解によると、業者にレスキューの裏をかかれたとのことです。
簡単に言いますと、その保護団体も行う業者とやらは、まだ使えそうな犬だけを連れていき、
もう使い物にならない犬だけを残して、保護団体に引き取らせたとのことです。
使い物にならない犬を、引き取り屋に渡すにしろ、闇で殺すにしろ、経費や負担がかかることになるわけですが
善意の保護団体のレスキューを利用し
利益になる犬だけを引き取り、利益を生まない経費がかかるだけの犬たちは、
保護団体に無料で引き取らせ、最大の利益を得たという最悪な形になってしまったという話ですね。
あくまでその方の主張ではありますが、ありえる話です。
業者というのはどこまでも腐ってます。
生体販売が終わらない限り、
良いペットショップもある、良いブリーダーもいるとか言っている人がいる限り、
犬猫の地獄はどこまでも続きます。
↓ こちらの１番上に、今回の件のメールアクションがあります。
レスキュードアニマルネットワークの代表が刑事告発された件ですが
ニュースで流れたそうです。
神奈川県動物愛護団体
— 現実/wok🚨 (@wan2342wan) September 16, 2021
動物愛護法違反による家宅捜査
#拡散 #神奈川 pic.twitter.com/znJuYZbfJZ
9/17 ブルーコーブデイ