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ペット用の犬を劣悪な環境で飼育していた疑いがあるとして、長野県松本市のペットショップが警察の家宅捜索を受けました。
警察の捜索を受けたのは、松本市にあるペットショップの2カ所の施設です。
捜査関係者によりますと、犬を狭くて不衛生な部屋で繁殖させるなど動物愛護法違反の疑いがあるということです。
捜索を受けた施設では、防護服を着た捜査員が頻繁に出入りしていました。
松本市保健所の職員も同行して犬を保護したと見られています。
保健所によりますと、このペットショップは2カ所合わせて600匹の犬を飼育していると届け出ているということです。
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600匹とありますが、1000匹いるという話もあるそうですね。
この件は、杉本彩さん率いるEvaが連携を取っているとのことです。
かつて、400匹の犬をわずか2人の従業員で管理していた、福井県の繁殖業者の件は、刑事告発され、書類送検されました。
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福井県民有志が福井県職員と同行した際に、撮影された動画には、
従業員が犬の首根っこを掴み、乱暴にワイヤーケージに投げ込み、餌を与え、
食べ終わったら、また首根っこを掴んでケージから引きずり出してマスに乱暴に戻している様子が写っていました。
ケージの床面は網目状のため、乱暴に引きずり出した際、爪や肉球を怪我するリスクや犬の首を掴み持ち上げる行為は頸椎損傷のリスクが考えられます。
従業員のこのような犬の扱い方は、犬にとって苦痛を伴うことは明白です。
また、使用されているワイヤーケージは、床面がメッシュ状となっていて四肢に負担がかかることから長期保管には適してはいません。
このような状況証拠があるにもかかわらず、指導監督責任を持つ県が「動物虐待はなかった」という認識でした。
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しかしその後、検察の判断で不起訴となりました。
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福井県地方検察庁より、2019年10月25日付けで、当協会が告発した福井県動物繁殖業者の不起訴が確定した旨の通知を受けました。
そのため、本件については不起訴が確定しました。この福井県地方検察庁の判断については、非常に残念であり、決して納得できるものではありません。
しかし、今回の告発により動物取扱業者の施設視察時に明確な基準や飼養頭数制限の必要性及び現行の法律等をしっかり運用していくことの大切さ等社会への大きな問題提起ができたかと考えています。
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要するに、400匹を2人でまわしても、虐待とするには嫌疑不十分という判断を下したことになります。
これが虐待じゃなければどれが虐待なんだという話ですが、この繁殖場は今でものうのうと商売を続けているのでしょう。
これがかつての日本のレベルです。
今は、この時から動物愛護法が改正されています。
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動物をみだりに殺したり傷つけたりする行為には、従来は2年以下の懲役または200万円以下の罰金とされていました。
これが改正され、現在は5年以下の懲役または500万円以下の罰金に厳罰化されています。
また動物の虐待や遺棄に関しては、100万円以下の罰金とされていたものが、
現在は1年以下の懲役または100万円以下の罰金とこちらも同じく罰則が強化されました。
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また、ネグレクトを虐待とみなすと明文化されました。
数値規制に関しては、まだ経過措置段階であり、重要なものはどれも施行されていませんので、行政の責任はありません。
検察がどういう判断を下すのか、注目ですね。
日本人の中には、ペットショップで買うことの何が悪いんだ、良いペットショップもある、とかいう人がまだまだいて驚きます。
良いペットショップってなんですか・・・?
まさか、バックヤードでもそれなりのスペースで飼育していて、在庫が出たら引き取り屋ではなく信用の出来るところに引き取ってもらっていて、買った人のアフターケアがしっかりしているといかそういうことですか?
そもそもペットショップは、流通段階で2万5000匹以上が死んでいます。
その店が良かろうが悪かろうが、すでに命は失われていますよ。
殺処分があり、行き場のない犬や猫が大量にいる日本において、
新たに産ませ続け、命を売って金儲けをしていることに違和感を感じないのでしょうか。
また殺処分は決して、こういった表の殺処分だけではなく、裏でも行われています。
売れない奇形や障害の子達は、冷凍庫や焼却炉などに入れられて殺されていますよ。
商品として価値のある子が、ペットショップにきているだけです。
このペットショップはちゃんとしているからとか全く関係がなく、その前の段階で多くの命が産まされ殺されており、
店で生体を販売している以上、その店はその殺戮の手伝いをしているにすぎません。
商品を売るということは、必ず在庫が出ます。
今は保健所が引き取ってくれないため、引き取り屋という新たな商売が生まれています。
狭いケージの中で飼い殺しにされている状態であり、殺処分されていないからいいという単純な話ではありません。
仮に、良いペットショップとやらが、在庫がなくなるまで販売していようと、
需要がある限り、よそのペットショップがその分の供給を行うだけであり、そこで在庫が出るだけの話です。
そのペットショップが完売するまで販売しようと、需要をなくさなければ何の意味もありません。
それに良いペットショップとやらが、いくら表で体裁を整えていようと、
所詮は金儲けなので、必ず裏で都合の悪い部分があり、その部分を見せていないだけです。
目に見えるものが全てだと判断するのは浅はかです。
良いペットショップと呼ばれたいのであれば、生体販売をやめればいいだけの話です。
そもそもブリーディング自体が、問題だらけです。
人間好みの外見を残すために、交尾は親戚と無理やりか、人工授精です。
人間好みの外見を残すために、欠陥のある遺伝子を残し続けています。
人間好みの外見のために、本来存在するはずのない種までが、無理やり生まされ続けています。
良いブリーダーなどいません。
一部のペットショップがどうとか、ブリーダーがどうとか論じても何の意味もありません。
全体を見て、語らないと。
ペットショップやブリーダーから買う人がいる限り、犬猫の地獄は終わることはありません。
どれだけ法整備をしたところで、消費を続ける限り、犬や猫は裏で生まされ、殺されます。
外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。
9/4 ブルーコーブデイ