和歌山県太地町に、太地町立くじらの博物館という施設があります。
イルカやクジラのショーのエリアや、イルカやクジラの死体を展示した資料館がある娯楽施設です。
http://www.kujirakan.jp/facility/index.html
LIAが太地くじらの博物館の中の様子をライブ中継していました。
1つ目の動画です。
立入禁止区域で、浮いたまま動かないイルカ。
具合が悪いようです。
近寄ってくるイルカたち。
餌をやって、写真を撮り、喜ぶ観光客。
アルビノの白いイルカ。
珍しいため、金儲けに最適です。
イルカトレーナーが、イルカに攻撃されて、ボートから落とされていました。
走って様子を見に行くスタッフ。
この様子を見れば、イルカがじゃれて起こった行動ではないようですね。
彼女たちはこれが日常的に起きていて、イルカがストレスであることを認識しているのでは?
イルカショーの様子。
拍手をする客。
LIAのヤブキさんによると、イルカの調教で、笛などで合図をするのはマインドコントロールの一種とのことです。
2つ目の動画。
資料館の内部。
シャチの骨格標本。
ハナゴンドウの子供のホルマリン漬け。
クジラの脳みそ。
眼。
シャチの胎児。
スジイルカの赤ちゃんのホルマリン漬け。
マッコウクジラの胎児。
マダライルカの胎児。
死体だらけです。
再びイルカショー。
先ほどの死体を見た後で、一体どういう感覚でイルカを見るのでしょうか。
このように陸にイルカを上げることによって、内臓に負担がかかるそうです。
水中の浮力と重力で丁度いいようになっているとのことで、陸に上げることはまさにトレーナー都合、客都合でしかなく、
イルカにとって不必要どころか、リスクを負わせる行為ということになります。
こちらはスジイルカ。
スジイルカは、飼育が難しいそうで、このように飼育されるまでにすごく沢山のスジイルカが死んだそうです。
飼育が難しくて、スジイルカを飼育している水族館はほとんどなく、
今、太地町ではスジイルカが追い込まれた場合、ほとんど食用に殺されるとのことです。
このコロナ禍でも、ドルフィンタッチという、イルカが人間に触られるイベントが、金儲けのために行われていました。
子供連れの家族が沢山います。
子供はこの経験を通して、イルカは狭いプールで飼うもの、イルカは芸をするもの、イルカは人間の都合で陸にあげベタベタ触っていいものと洗脳されていくのでしょうね。
親はこれを良い経験だとか、なんなら教育だとでも思っているのでしょう。
無知とは恐ろしいです。
イルカは、和歌山県太地町の追い込み猟によって捕らえられます。
バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を
カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。
イルカはこの音から逃れようとします。
この性質を利用され、入り江まで追い込まれ、捕まってしまうのです。
イルカは群れで生活する生き物です。
赤ちゃんや、子供がいても、置いていったりはしません。
赤ちゃんや子供がいると、速度が落ち、捕まりやすくなります。
追い込まれたとき、パニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカや
ネットに引っかかるイルカもいます。
イルカは我々と同じ肺呼吸なので、ネットに引っかかって水面に上がれなくなると、やがて溺死します。
捕まったイルカのうち、水族館に不向きのイルカ達はその場で殺されます。
殺すときは、イルカのせきずいを尖った棒で刺し、ねじり込みます。
そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。
水族館に不向きのイルカはこうして殺され
水族館向きのイルカは、水族館に売り飛ばされ、永遠にせまいプールに閉じ込められ、頭や体を踏まれたりしながら芸をさせられます。
そして、この水族館向きか、そうでないかの選別作業を行うのは、イルカのトレーナーです。
もちろんトレーナーたちは、選ばなかったイルカが殺されることは知っています。
水族館に行き、イルカショーのチケットを買う限り、イルカ達の地獄が終わることはありません。
イルカショーのチケットを買わないでください。
水族館に行かないでください。