青森、実は闘犬大国 土佐犬飼育1000頭 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

青森は、全国有数の「闘犬大国」だそうです。

 

 

上記のページで、実際の闘犬の動画が見れます。

動いているものを見ると、より怒りの感情がわくでしょう。

 

私は、偉そうに座ってるおっさんや、腕組しているおっさん、タオルで犬を叩くおっさんたちに、終始イライラしました。

子供も観客にいましたが、こうして観戦することで犬は闘うものと洗脳されていくのでしょう。

 

 

 

*******************引用*******************

 

チャンピオン戦では、体重50キロを超える2頭が激しい熱戦を繰り広げた=4日、弘前市

 土佐犬=キーワード=が逃げた、というニュースが県内でよく報じられる。そんな獰猛(どうもう)な動物がなぜそれほど飼われているのか、取材すると、青森が全国有数の「闘犬大国」であることが分かった。死闘を繰り広げる愛犬への冷たい視線を変えようと、業界団体が取り組んでいる。

 

 

■年4回の県大会

6月4日、弘前市内の河川敷で、橋桁のふもとに人だかりがあった。若い女性や子どもの姿も見える。


視線の先には、柵で囲まれた直径約4メートルの土俵。

体長1メートル超の土佐犬2頭がとっくみ合い、かみつき合っていた。

 

その目は充血し、顔は血で染まる。

 

「押せ押せ!」。

血しぶきが点々とする柵の上に設けられたいすから、飼い主が土俵に向かって怒号を飛ばす。


県内で年4回開かれる闘犬大会。

30分一本勝負で、鳴いたり、追いかけられて逃げたりしたら負けだ。

 

長い時間を戦って勝った犬ほど、不屈で優秀とされ、勝ち星を重ねて評価が高まれば大相撲の番付と同じく、「横綱」に昇格。

県内には現在12頭の横綱がいるが、その中から津軽、南部の両地区の代表同士が戦い、勝者が県の「チャンピオン」となる。

他の横綱の挑戦を3度連続で退ければ、晴れて「名犬」の称号を得る。


岩手県洋野町の小学5年、大粒来珠(おおつぶらいたまき)さん(10)は父親の影響で数年前から大会に出場。

愛犬が勝利し、「誇らしく思います。頑張ったねと声をかけたい」。

観戦した青森市の飲食店経営津島愛さん(35)は「迫力がすごい。何時間でも見ていられる」と話した。

 

勝敗が決すると、大人数人がかりで犬同士を引き離す。一度かみつくと離さないため、棒を口に突っ込む=いずれも6月4日、弘前市
勝敗が決すると、大人数人がかりで犬同士を引き離す。

一度かみつくと離さないため、棒を口に突っ込む=いずれも6月4日、弘前市

 

 

 

■「名犬」の称号めざし

 大会を主催したのは、土佐犬愛好家でつくる任意団体「県土佐犬普及連合会」の系列団体。同会の最高顧問を務める千葉清則さん(60)も、土佐犬4頭を育てる愛犬家の一人だ。狂犬病の予防接種や、人にかみついてけがをさせてしまった時の損害賠償保険への加入、大会後の治療費など、出費はかさむが、「名誉のためなら」と割り切る。


 千葉さんは、4頭をシャッター付きの倉庫内で鉄製のオリに入れて飼育しており、エサにはドッグフードや乾燥した魚、生肉を与える。大会の出場前には、月1回ほどのペースで、強い犬を持つ飼い主のもとに出向き、稽古をつけてもらって闘争心を養う。犬が強くなるかどうかは血統に左右されるため、「名犬の子どもを100万円近くかけて買うこともある」。


 愛犬を横綱にまで育てたこともある千葉さん。名犬にするという夢はいまだ果たせていないが、「横綱にまでなると、『あそこの犬は強い』と県外でもうわさになり、誇りに思える」と語った。

 

 

■事故や批判、対策進む

土佐犬の歴史を記した「新土佐犬写真大観」によると、戦時中、食糧不足のため全国的に飼育が避けられた土佐犬は激減。

食糧に比較的余裕があった青森に避難させられた13頭によって絶滅を免れた。

 

こうした背景から、青森では闘犬文化が根付き、県内で飼育されている土佐犬は現在、約1千頭に上っており、「全国一多い」(県土佐犬普及連合会の太田勝会長)。


一方、「闘犬は虐待だ」という意見は根強く、東京都や神奈川県などでは闘犬を禁じる条例を制定している。

脱走事案も各地で相次ぎ、社会問題化した。

 

県内では年1件程度だったのが、15、16両年度はともに8件発生。

昨年9月には男子児童が肩をかまれてけがをする事件もあった。


これらの批判に対し、同会は大会に獣医師を常駐させ、試合後すぐに、負傷した犬の治療や抗生物質の注射ができるようにしている。

脱走させた飼い主は大会に出場させないなどの会則を新たに設け、大会の冊子には県動物愛護センターが示している飼育方法への注意点も記した。

太田会長は「土佐犬を衰退させないためにも、きちんと指導したい」と話した。


(板倉大地、中野浩至)

 

<土佐犬(土佐闘犬)>

日本古来の四国犬に、ブルドッグやマスチフをかけあわせてつくられた。敵に立ち向かう四国犬の気質と、筋骨隆々な西洋犬の体格を併せ持つ。

国は1974年、闘犬が虐待に当たるかどうかの青森県からの問い合わせに対し、伝統行事として社会的に認められた闘犬については、必要以上に動物に苦痛を与えるような手段を用いなければ虐待ではないと回答している。

 

 

~転載終了~

 

 

 

青森県内では2月末現在で742頭(県調べ)の土佐犬が登録されている=青森県六ケ所村

 

青森で闘犬が盛んなために、こんなことも起きています。

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土佐犬、脱走のおそれ2カ所 柵固定せず・放し飼い かみつき事故のあった青森

朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2017/04/02

 https://sippolife.jp/article/2017033100003.html

 

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青森県内では2月末現在で742頭(県調べ)の土佐犬が登録されている=青森県六ケ所村

 

青森県内で飼われている土佐犬のうち、2カ所の飼育場所で柵を固定していないなど犬が脱走するおそれがあったことが、県の調査で分かった。

県や保健所、土佐犬関連団体が28日の「土佐犬逸走防止対策会議」で明らかにした。

2カ所とも柵をつけるなど対策を済ませているという。


調査は昨年6~12月、飼い主と確認された251人を対象に行った。

1カ所は犬舎の入り口を塞ぐ柵が固定されていなかった。

もう1カ所は、柵を設置せずに放し飼いをしていた。


県内では土佐犬が脱走した例が2016年度に8件あり、そのうち1件では八戸市の男児(当時8)が、かまれてけがをしている。

脱走原因の多くは犬舎の鍵の劣化や施錠忘れといい、県保健衛生課の磯嶋隆総括主幹は「飼い主には高い注意を持ってもらい、飼育状況の調査も定期的に続けていきたい」と話した。

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不明の土佐犬、死体で発見 連れ去られて殺された? 

朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2016/05/31

https://sippolife.jp/article/2016053000007.html

 

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27日午前8時45分ごろ、青森県おいらせ町の百石海岸沿いの防風林で、近くの漁業の男性(78)が土佐犬1頭が死んでいるのを見つけた。

県警地域課によると、六ケ所村で行方不明になっていた土佐犬と確認された。

発見場所と飼育場所は直線距離で約40キロ離れていることから、野辺地署は何者かが土佐犬を連れ去って殺した可能性が高いとみて、死因などを調べている。
 

この土佐犬は、体長約1・3メートル、体重約80キロのオスで、闘犬用。

死体に目立った外傷はないという。六ケ所村尾駮の無職男性(72)が自宅敷地内の犬舎で飼っていたが、23日朝にいなくなっているのに気付き、警察に届け出ていた。
 

野辺地署などが捜していたが、目撃情報がなく、ふんや足跡なども見つからなかったため、同署は連れ去られた可能性が高いとみていた。飼い主の知人で、NPO法人「全土佐犬友好連合会」(北九州市)の本部長を務める今井勝男さん(78)は「小屋もおりもしっかりしていて、逃げられるような状況ではない」と話す。
 

青森は闘犬が盛んで、六ケ所村によると、村内でも13人が34頭を飼育している。
 

今井さんによると、成犬は20万~30万円で取引されている。

土佐犬は専用の引き綱を見せれば、運動できると思って喜んでおりから出て行くという。

今井さんは「ただ、80キロとなると1人で運ぶのは無理。途中で手に負えなくなって殺したのでは」と話す。

 

飼い主は「しょうがない。覚悟はしていた」と話した。

 

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ツッコミどころ満載で、終始イライラする文でした。

この人たちのせいで、青森県のイメージは最悪になってしまうことを自覚した方がいいですね。

 

いずれ、青森もアクションが募集されることと思います。

 

 

 

ところで、大分の闘犬で、警察がきていた件ですが

 

 

ミモザさんが関係者に聞いたところ、警察は毎回きているらしいとのことです。

 

関係者の「遊びにきてる」が気になりますね。

関係者がごまかしで言ったのか。

 

警察が主催者連中とズブズブでなければいいですが。

 

 

ミモザさんが、警察が何しに来ていたかを電話できいてくれるそうなので、詳細が分かり次第お知らせします。

 

 

 

 

 

直近の闘犬は、北海道の旭川大会が6/21にあります。

アクション引き続き募集されていますので、ご協力いただける方はよろしくお願いします。

 

 

 

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