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改正動物愛護法に基づき、販売などをするペット業者への規制が段階的に強化される。
6月1日施行の規定により、生後56日以下の子犬や子猫の販売は禁止。
犬や猫の飼養管理基準には、飼う頭数を上限以内に抑えることが盛り込まれた。
環境省はペットの飼育環境を守り、悪質な業者の排除につなげる方針だ。
改正法は2019年に成立し、すでに一部が施行されている。
今年6月から、犬や猫の販売禁止期間を「生後49日以下」から「56日以下」へ引き上げるルールや、飼養管理基準に関する規定の適用を開始。
来年6月には、犬や猫の情報を記録した「マイクロチップ」の装着義務化が始まる。
基準では、飼育頭数上限をめぐり、従業員1人につき繁殖業者は犬15匹、猫25匹、販売業者は犬20匹、猫30匹と定めた。
新規の業者には今年6月から完全施行され、既存の業者には経過措置が講じられる。
このほか基準は、ふん尿が毛に付着していたり、爪が異常に伸びていたりするなど、不適切な状態での飼育を禁止。
年に1回以上、獣医師による健康診断を受けさせることや、散歩などを通じて毎日触れ合うことを求めている。
環境省の担当者は「ペットを購入する際は、業者が基準を守っているかどうかも参考にしてほしい」と話している。
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ようやく本日から、8週齢規制が開始されます。
遅すぎですね・・・。
しかも、日本犬は除外されています。
8週齢規制がようやく明日から施行される。犬猫の心身の健康を保つため、絶対に必要な規制でしたが、ペット業界の反対で長く実現していなかった。問題は、「天然記念物の保存のため」という全く理屈が通らない理由によって、日本犬6種について除外規定が設けられたこと……。https://t.co/2Yi1XT7hqa
— 太田匡彦 (@qEaLO0nvwWqCKMx) May 31, 2021
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8週齢規制の対象から外れるのは、柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6種。
「天然記念物の保存のため」、これら6犬種の繁殖業者が一般の飼い主に直接販売する際には8週齢規制の適用対象外とすることなどを、動物愛護法の付則に書き込む方向で調整が進んでいる。
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このうち秋田犬に関しては、天然ではない、天然記念物であることが発覚していますよね。
8週齢規制は犬を守るためのものなので、天然記念物を守りたいのであれば、むしろ8週齢規制を導入すべきですが、日本犬保存会、秋田犬保存会らは必死に反対しました。
かといって、日本犬は毎年殺処分されているわけですが、それは助けもせず、必死になるのはこんなことばかり。
保存会とは名ばかりの団体で、要は利権ですよね。
(ちなみに、今回のマイクロチップの義務化は、獣医師会の利権です。)
ブリーディングは、無理やり犬に交尾を強制する、レイプ繁殖です。
良いブリーダーなどいません。
ブリーディング自体が悪であり、血統を残すなどといった言い訳を楯にした、ただの金儲けです。
すなわち、生体販売は悪です。
今回の規制は、生体販売撲滅に向けて、まだまだ入口段階です。
今後も、ペットショップ・ブリーダーから買わず、ろくでもない実態を知らせ、生体販売に反対するべく声をあげていきましょう。
tyatya-piecoさんの猫ちゃん達が、乳ガンやリンパ腫を患い、医療費が膨大になり、個人負担に限界を迎えておられます。
無理のない範囲で、支援をお願いします。
嫌がらせに合い、クラウドファンディングが通らなかったようです。
フェネック・スナネコカフェ、などというビジネス案件が通っているのに・・・。