以前、数値規制の従業員数の文言に抜け穴がある、という話がありました。
簡単に言いますと、バイトが1人しかいなくても、2人いる、4人いるという扱いになってしまう、というもの。
数値規制では、業者は従業員1人あたり犬は20頭までしか飼育できませんが、この抜け穴を使えば、1人で40頭、80頭、飼育できてしまうことになります。
詳しくは、記事をご覧ください。
そして、さらに飼育頭数について、新たな抜け穴が見つかった模様。
簡単に言いますと、業者であろうと、プライベートの犬は飼育頭数に数えられません。
なので、飼育している繁殖犬を早々に引退させ、プライベートの犬にしてしまいます。
そうすれば、新たに繁殖犬を迎えることができてしまうというわけです。
繁殖犬は15頭が飼育頭数の上限です。
例えば、15頭を迎え入れ、早々に引退させます。
そして、また15頭を迎え入れるわけです。
30頭の犬を飼育していますが、表面上は、繁殖犬が15頭、プライベートの犬が15頭いることになります。
すなわち、数値規制を守っていることになってしまいます。
プライベートの犬には、数値規制が適用されないため、何回生ませようが、何回帝王切開しようが良いことになってしまいます。
プライベートの犬を繁殖犬として利用すれば、何でもアリです。
すなわち、この方法を使うことによって、数値規制は何の意味もなくなるということになります。
詳しくは動画にて。
飼育頭数については、ただでさえ、3年先送りになっています。
かなり長いです・・・。
なのに、現時点でこれだけの抜け穴の多さ。
数値規制の機能性、不安でしかありませんね。