ショーケースに並べられた命は、かわいいではなく、かわいそうな子達です。
好みでもないパートナーと無理やり交尾させられ、生まされる母犬、母猫。
売れ残り、処分される子犬、子猫。
そんな人間に操作され、翻弄される命に、運命の出会いとかないわけです。
****** life_investigation_agency ******
【ペットショップやブリーダーが売り続ける限り、殺される命が出続ける事を知ってください】
【買う時代は、もう終わりです】
商品であり、売れると思われている以上、どんどん産ませられます。
しかし、どんな業界の商売でも同じですが、すべてを売りつくす事は、とても難しい事です。
多くの商売では、在庫になる事や、売れ残って廃棄処分になる事が殆どです。
どうぶつ達も同じです。
売れ残った子はどうなっていると思いますか?
生きものですから、機械のように同じ子が生まれてくるわけではありません。
生まれてすぐに商品価値がないと判断された子は、どうなっていると思いますか?
ブリーダーや生体販売を行っているペットショップによって、沢山の子たちが裏で行方不明になったり、殺害されたりしています。
欲しがる人(消費者)=ブリーダー(生産者)なのです。
買う人がいる限り、負の連鎖は終わりません。
あなたの命はいくらですか?
私の命はいくらですか?
その子の命はいくらですか?
また、ペットビジネスは、今、1兆4,000億円規模に膨れ上がっており、その裏には、暴力団が沢山入りこんでいます。
これは、業界ではとても有名な話しです。
あなたが購入したお金が暴力団の資金源になっています。
ペット業者は、どんなに高額な売り上げを出しても、東証一部に上場できません。
そういう事なのです。
******************************
投稿された方は、LIAのヤブキさん。
彼は、様々な動物虐待の実態を調査するため、何度も潜入を行っており、悪徳繁殖家の現場にも潜入したことがあります。
実際に、ヤクザが関わっていることは間近に見ており、ヤクザに脅された過去もあります。
保護犬、保護猫がメジャーになってきたようにも感じますが、実際はまだまだマイナーです。
特に犬。
ペットショップから購入---53.7%
業者ブリーダーから購入-11.9%
知人ブリーダーから購入--8.7%
インターネットで購入----2.1%
里親サイトから---------3.9%
シェルターから---------2.2%
野良犬を拾った--------2.1%
友人・知人から譲渡------14.0%
飼育中の犬が産んだ------1.2%
その他------------------2.7%
(資料:一般社団法人ペットフード協会)
赤がお金を支払って犬を購入、青が保護犬の引き取りになりますが
購入している人が76.4%に対し、保護犬引き取りが22.2%。
そして現実的には、保護犬だから引き取ったというよりも、お金がかからないから引き取ったとか、たまたま欲しいところを知人がくれるというのでもらったとか、ペットショップから購入した人が生命の神秘が見たいとかいった理由で生ませて、余りをもらったなんて人もいるでしょうね。
それを考えると、あえて保護犬を選択したという人は、これよりは少ないのではないかと。
私は仕事柄、富裕層の各ご家庭のご自宅に直接うかがうことが多いわけですが、犬を飼われている人のほとんどはペットショップで買われているのが現実です。
知識も教養もあって優しい方々が多いですが、そんな方々も平然とペットショップで買った という話をされます。
つまり、全然現状を知らないか、知っているけど自分の預かり知らぬところで起こっていると思い込んでいるのでしょうね。
ペットショップから購入されたお1人の方は、メリーが元繁殖犬である話をしたら、ショックを受けておられました。
繁殖犬の現実は知っておられた一方で、そんなに身近で起こっていることだと思わなかったようです。
それから自分で調べられたそうで、次の週も繁殖犬の話をされていました。
次の子はもうペットショップから買わないのではないかと思います。
数値規制が導入されても、一体どこまで機能するのか。
ペットショップ、ブリーダーから買わない。
血統書、外見、年齢にこだわらない。
根本的には、現状を知ってもらって、消費者の意識が変わらない限り、いつまで経ってもこの問題は解決しないと感じますね。