以前書いた通り、メリーは外耳炎と診断されました。
おそらく繁殖犬時代からとのことで、長年、耳の痛みに苦しんでいたようです。
なので 耳付近が敏感で、なでた際に耳が少し触れただけでも、「ギャンッ!」と大声で鳴いて、手を甘噛みし、やめて、と主張していました。
それだけ敏感な子に、洗浄液と耳薬の点耳なんてできんのか? っって話ですよね。
この通りです。
耳を触っても平気な状態までもっていくことができました。
とはいえ、かなり苦労しましたよ。
なにせ耳を触っただけで、「ギャー!」と言って、まるで虐待されているかのように、やめろと主張してきますし、
しまいにはガブっと噛んできますからね。
歯がないので痛くはないのですが、とにかく耳に触らせてすらもらえないので、点耳どころではないわけです。
強引にやろうとすると、ますます反発すると感じました。
なので、根気よく長時間かけることにしました。
まず、メリーを膝にのせて、リラックスさせ、耳付近を触ることに慣れさせました。
嫌だと主張してきたら、手をストップ。しかし、手は引かずにそのまま。
主張が止まり、しばらく手を止め慣れさせたら、少し耳に手を近づけます。
また 嫌だと主張してきたら、手をストップ。
これの繰り返し。
多分、1時間くらい使って、耳をめくることに成功しました。
耳をめくった後も、すぐに点耳するのではなく、耳をめくった状態でしばらくそのままにすることにしました。
耳をめくられることに慣れさせ、めくられても痛くない、ってことを学習させるためですね。
これが上手くいき、以後、頭をなでた時に、大声で鳴くということがほぼなくなりました。
点耳自体はまだ慣れておらず、1滴 薬をさすと、嫌がります。
まぁ人間でも耳に液体とか嫌ですから、しゃあないですね。
あと、長年ほっとかれた影響で、耳垢がかたまってこびりついています。
画像はちょっと見づらいですが、赤丸にすごく大きな耳垢があり、洗浄薬を使ってもこびりついて離れません。
しかも、痛いのか、メリーはこの耳垢を触られるのを非常にいやがります。
あまり無理にとるのもよくないので、日数をかけて、根気よく取っていきたいと思います。
ってな感じで、毎日、点耳で格闘中です。