どんでん返しは無し | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

今日は、数値規制の検討会があったようです。

串田議員によると、今回、どんでん返しはなかったとのことです。

 

 

 

 

党によらず、同じ目的をもった議員がどうし結成した会を、超党派の議員連盟といいまして

維新の会の串田さんは、動物福祉を考える議員連盟の副会長であるようです。

 

ツイッターを読む限り、パフォーマンスではなく、かなり動物愛護に積極的であるようには見えます。

生体販売もない方がいいと言っています。

ただし、動物園や水族館は必要と言っているので、やや矛盾しているところは見られますが。

 

 

杉本彩さんや、浅田美代子さんのように積極的に愛護活動されている方が、議員連盟にアドバイスを行うこともあるようです。

 

ただし、議員連盟の案は、愛護活動家が求める案よりは、緩くはなるようです。

今回の数値規制に関しても、浅田さんらが求めた案が、議連にすら通らないという話がありました。

 

環境省に通りそうな、現実的な案しか採用されないということなのでしょうか。

 

そして環境省は、さらに議員連盟の案を緩めてきます。

 

 

例えば、これは運動スペースの広さ。

青色が「議連案」、緑色が「環境省案」。

 

あれ、環境省案の方が広いやん? と思いきや、環境省案は2頭まで飼育化という条件がつくんでしたね。

なので、緑色は実質、半分です。

全然違いますね。

こういうごまかしが入るのです。

 

 

昨年の動物愛護法改正の際も、犬猫の8週齢規制というものが定められました。

8週齢規制とは、要するに、生まれてから8週間までの子犬や子猫を販売してはいけませんよ、ということです。

なぜかというと、早いうちに親や兄弟と引き離されてしまった子たちは、人を噛む、病気になりやすいなどの問題が起きやすいからです。

 

しかし、これが定められる直前に、どんでん返しがありました。

天然記念物として指定されている犬種を繁殖者から直接購入する場合に限り、生後49日とする例外が盛り込まれたのです。
 

 

天然記念物の犬種とは、柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6種類です。

日本犬保存会と、秋田犬保存会の強い抵抗にあったようで、議連も同意せざるを得なかったとのことです。

 

 

ここで、平成29年4月1日から平成30年3月31日までに、殺処分された中の1002頭が血統種で、12.35%でした。

 

犬種については、柴犬302頭、ダックスフント124頭、トイプードル66頭、ビーグル52頭、チワワ42頭、シーズー39頭、秋田犬33頭、ラブラドール29頭、ヨークシャーテリア28頭だそうです。

 

これを見て分かる通り、柴犬がかなり多いのが分かります。

柴犬については、我々は穏やかなイメージを植え付けられ、洗脳されていますが、元は猟犬で、問題行動の多い犬なのだそうです。

なので、飼育放棄が起こりやすく、遺棄されたり、保健所にもちこまれることが多いようです。

 

今や、チャンネル登録者16万人越えの体罰を行わないドッグトレーナー「ポチパパ」も

相談が多いのは圧倒的に柴犬だと言われています。

 

つまり、柴犬を8週齢の例外に加えるのは、筋が通っていないわけです。

まぁどう考えても利権ですよねぇ。

特に、日本犬保存会は非常に悪い噂が多いようです。

 

 

このような愛護法のどんでん返しというのは、毎回起こっています。

現実にはまだまだ生体販売購入者が多いのが現状ですからね。

ペットフード協会調べによると、日本人の生体販売からの購入は、犬が73%以上、猫が22%以上です。

犬の方は、かなり残念な結果になっています。

 

世の中の多くの人が関心を持ち、そういう団体たちに圧力をかけていかなければならないと思います。

 

 

 

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