忘備録~中治り?~ | ねおママの毎日奮闘記!

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一時退院から急激に悪化していった父の体調。

 

私も母も退院させたことが原因なのか?と心配していました。

妹も家に来るたびに悪くなっている父の体調を気にしていました。

 

そのことを主治医に伝えると

 

「退院してもしなくても起こっていたことに変わりはない。

 一時退院についてはほんとにギリギリ、今しかないというタイミングでOKを出した。

 だから、退院していなくても同じ経過をたどっていた」

 

と説明を受けました。

それであれば、しんどかったと思うけどにぎやかな家で過ごせた2日間、お風呂に入れてあげることもできたし

食卓を一緒に囲むこともできたのはよかったのかな?と思います。

ほんとはもっと家にいたかったのかもしれないけど。

 

一時退院前からも父からラインはちょくちょく届いていました。

でも、理解することが難しい状態。

そして、再入院後も届きますが全く意味が分からない文字が届きます。

 

何とか母と二人して難解な内容を解読して予測を立てて飲み物だったり、おにぎりを届けていました。

 

ただ、昨日になって珍しく父から電話がありました。

 

「今どこや?」

 

一時退院時はほんと通訳しないと会話ができないくらいだったのにしっかり話ができていました。

 

「今病院ついた。車止めたら病棟いくわ!」

 

すぐに病棟に向かいます。先に行っていた母に父からの電話の内容を伝えました。

そして、病棟で父がほしいものを聞いてもらって調達しました。

 

帰るときにも電話すると

「気を付けて帰りや」

 

とはっきり答えたんです。

 

家に帰ってからも母にラインで

「帰ったら温泉いこうな」

 

とはっきりと記載されて届いていました。

 

昨日はどこもの通信障害でなかなか電話がつながらなかったのですが、

そのあとも父から電話で

「電話つながらへんねん」と連絡がありました。

 

lineの内容もあったので

「温泉行こうな。また探しとくしな。ちゃんと元気にならな温泉は入れへんやん」

と私が話をしていると横からねおが

「じじ。ねお、4人でホテル行きたいねん。待ってるからな」と。

 

「わかった。じじも早く家帰りたいわ」

 

声の出にくさはあるにせよ、今までまともに会話が成立していなかったのに

普通に話もできていて、会話が成立している。

 

いつものように「家に帰りたい」ということも話ができていました。

急にこんなに良くなる?

 

 

母も、急にこんな話ができているので「これは注意しないといけない」と構えたそうです。

わたしも「中治り」の現象については知っていました。

 

亡くなる数日前に今まで食べたり、話したりできなかったが急にできるようになる。

元気になったんじゃないのか?という状態になることをいうそうです。

 

 

2~3日前までまともにごはんも食べない、飲み物も積極的に取りたがらなかったのに

おにぎり食べたい。ジュースが飲みたい。と言い出したことはいいことなんだけど、よくないことなんですよね。

 

心の準備をしっかりしないといけないんだな。