忘備録〜外来通院〜 | ねおママの毎日奮闘記!

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日々の成長と独り言をつづります。


処置室に父を残して1人診察室に入りました。


時間も診察の1番最後で待合室にはもう誰もいません。


呼ばれる前になんだか嫌な予感はしてました。
だからずっとドキドキしていました。この嫌なドキドキ。


とても物腰の柔らかい医師。
告知時には一緒に居ませんでしたが、それからの話は極力一緒に付き添って一緒に診察を受けてきたので私自身も信頼を置いている医師です。


まず今の現状の説明。
血液検査の腫瘍マーカーのここ最近の数値グラフを見せて貰いました。
もう急上昇は一目瞭然。
そして最近の状態、食事が取れなくなってきている、横になる時間が増えていることが、数値からも直結して悪化している状態。

今後は寝ている時間も増えるし痛みも増してくる。
だから痛みの状態を、診察時に確認したとのこと。

痛みが増すようであればこれからは痛み止めの処方も検討するとのことでした。


また、急変する可能性も多いに考えられて、食道静脈瘤の破裂による吐血、肝臓癌の破裂など。

入院する事は簡単だけど、本人が嫌がっているのであれば今は可能な限り外来通院で様子を見た方がいい。
もし腹水があるお腹に痛みが出てくると、今度は最後の治療、腹水を抜く処置になる。

もうそれは消化器内科ではなく、緩和ケアチームによる処置になる事。
そして、急変した場合救急車で搬送される事になると思うけど
その時、医師としてはこれだけ辛いしんどい思いをしてきているのに、これ以上苦しめる事はしたくないと。
もしもうどうしようも無い状態であれば救命はしない。
でも、少しでも助かる可能性がある場合は救命する。と言う認識だけどどう?と聞かれました。

母にも妹にも聞かないままではありましたが、私も医師と同一の認識である事を伝えました。

私としては、その時がいつになるのか、あとどれくらい時間があるのか知りたかったので聞きました。
余命とははっきり決めれるものでも無いしわかるものでも無い事は分かってますが、聞きたかった。


あと3ヶ月くらい。。。

なんとなく、あぁーそうか。納得できる数字でした。

夏越せるかな?と思っていたので、その通りだと医師には言われました。


母や妹に話はどうする?と聞かれましたが、私から伝える事を話しました。

ひとりで抱えてはダメ。必ず話をしないといけないと言われました。

ここまでは泣かずに、話を聞いてました。
いつもの診察の時のようにメモも取っていましたがいつもみたいにうまくかけてなかったことも事実ではあります。


でも、そこから

ごめんな。色んな治療ためして見たんやけど。

家族に愛されてるなと。

ここからもう涙が止まらず。
今も書こうとしても涙が出てきてちゃんと書けないです。


話を終えて会計ファイルをクラークさんが持ってきてくれるのですが、そこでも
かけてもらった言葉に涙が止まらなかったです。

涙顔で父には会えないので、処置室に終わる時間をクラークさんが聞いてくれました。
終わるまでの1時間なんとか気持ちを切り替えて、点滴の終わった父を迎えに行きました。

父には、介護保険の申請をしたこと。週一で点滴をする事になったと伝えました。
細かい話はしてません。


母と妹にはLINEで伝えました。
直接話すと泣くので上手く伝えられないからです。

母と話した時に、父も薄々勘づいているとの事でした。


その日がもっと先であればいいのですが、その日までやれる事、本人がしたい事をサポートしたいと思います。