父1人で行かせるとちゃんと話を聞いてこない可能性が非常に高かったので午後休を使って一緒に行ってきました。
退院後特に投薬治療もなくただただ普通に過ごしてきました。
朝晩のお散歩は雨でなければ続けていました。
最初の通院ではまず造影剤を使用したCT撮影。
検査室に入って15分くらいで出てきました。
そのあとは血液検査で採血をした後診察に呼ばれるまで待ちます。
受付では検査の結果が出るまで1時間かかりますと言われていましたが、ほんと1時間かかりました。
呼ばれるまでただひたすら待つ。
まつ。
まつ。。。
長かった。
そして診察室へ。
まずは腫瘍マーカー。
血液検査の結果腫瘍マーカーは術前に比べればかなり低くなっていました。
正確な数値が今すぐには分かりませんが、グラフ化してもらった表を見ると歴然です。
CT撮影の画像も見せてもらいましたが腫瘍としてなくなったわけではなく、抗癌剤を入れた部分がまだ白く浮き上がっていたのでまだ効果が持続されていたのがわかりました。
ただ気になることが。
それが腹水です。
1番大きな腫瘍の外側にうっすら白く映るものがありました。
これが腹水との事です。
現状はすごく溜まっていると言う状態ではなく染み出している程度の状態との説明でしたが、今考えると画像上分かるんだからある程度は量としてあるのではないかと推測されます。
この腹水の原因は
やはり冠動脈塞栓術の影響で1番大きな腫瘍に抗癌剤を入れるとそれだけ量もおおく健康な部分にも影響が少なからず出て肝臓の状態が悪くなっているからとのこと。
それは血液検査の結果にも出ていて、アルブミンの数値がだいぶ低い状態とのこと。
この数値が改善しないと腹水が治らないとのことでした。
そしてもう一つ、赤血球の数値が低い。
癌がわかる前の健康診断の時も言われていました。
ただこよ数値が改善しないと次の治療、分子標的薬の治療に移れないとのことでした。
分子標的薬の治療を始めても赤血球の数値が5万を切ると治療を中止せざるおえなくなる。そのため今始めてもすぐに数値が降下する事が目に見えているためまずは数値改善を目指すことが一先ずの治療方針となりました。
幸い腫瘍マーカーの数値も落ち着いていて、肝機能の数値も悪くないとのことなのでこの治療方針となりました。
しかしながら、腫瘍マーカーが増加するような経過になった場合は分子標的薬での治療ではなく再度冠動脈塞栓術を行う可能性があるとの話でした。
父は腫瘍マーカーの数値が下がったこととすぐに入院しなくていいことだけを喜んでいました。
そして終始サイダーはダメですか?と

無類の炭酸好き。←甘いサイダーね
癌が分かってからは禁止してました。たまーに飲む程度なら多めにみてましたが。
やはり脂肪肝からの肝細胞癌の為糖分は控えること。オリゴ糖などを使用して腸内環境を整えること。そして、野菜多めの食生活を勧められました。
肝機能の数値が良いのも食事のおかげだと。
一緒に行けなかった母にも父は話をしていましたがいいとこだけ。
入院しなくていい、腫瘍マーカーが下がった。
だけの報告でその他の大事なとこすっ飛ばしてました。
ほんと一緒にいってよかった。
とりあえずはアルブミン、赤血球の数値改善のため1日3回の投薬と、寝る前の投薬が始まりました。次回は1ヶ月後の通院。この治療である程度数値が改善されてから次の治療なので多分2〜3ヶ月、もしくはもう少しは続くんだろうなぁ。