今回告知からの治療、そして退院と11日間の入院でした。
昨日医師との面談で今回の治療についての話がありました。
まず今回1番大きかった5㎝の腫瘍について。
当初MRI画像では門脈に浸潤もそこそこあってこの腫瘍に対しては塞栓術を行うのは危険かもしれないとの話でした。
そのため無理は出来ないので慎重に行うとの事でした。
しかし造影剤を入れて腫瘍を確認したところ太い門脈については浸潤しておらず。しかし細い門脈にについては浸潤していたがさほど影響が出るほどではなかった為塞栓術を行った。
ただ腫瘍が大きい為一度に抗がん剤を入れると肝機能に大きく影響する為半分くらい入れた。
次に3㎝、2㎝については同じ血管から派生したところに腫瘍があったようなので根本部分で塞栓を行った。ここはしっかり抗がん剤が入った事をCTじょうでも確認できました。
次回は1ヶ月後に5㎝の腫瘍に再度抗がん剤を入れる事、そして他に1㎝程の腫瘍が2、3個あるようなのでそこに抗がん剤を入れるとな事です。
昔は何度も塞栓術を行なっていたようですが、何度も行うと血管も傷つくし、余り進められないとの事でした。
2回目の塞栓術後は投薬での治療を考えているとの事でした。
薬とは分子標的薬のようです。
具体的には塞栓術が終わった後に説明との事でした。
肝臓癌には抗がん剤は効かないとありましたし、父の場合この多発肝細胞癌は根治は難しいとの事でした。
ただ分子標的薬により共存、延命は可能だと思っています。
癌がなくなればいいのですが、難しいなら普通に生活出来る様に共存できれば1番なんです。
来年にはまたいい薬が出るとの事なのでそれまでに肝機能の状態を良くしておく必要があります。
まずはダイエットです。もちろん健康的に体重を落とし、筋肉をつける事を目標に家でも頑張らないといけません。
1ヶ月後の入院迄にはもう少し健康的に、肝機能の数値も良くして次の治療に臨んでもらいたいです。
そのためにも私と母とで食生活の管理を行なっていく必要があります。
今更ながら栄養についてもう一度考えていく必要がありそうです。
医師からの話がただ前向きにいい話だったのでほっとしたと言うのも事実です。