さて、あなたはどうしますか?
医療ドラマとかドキュメンタリーとかブログとか見たり読んだりしたけど、いざ自分が当事者となった場合どうするのか?
なんとなくあるんだろうなぁとか、漠然と感じていた気がします。
でも実際当事者になるなんて考えてもいませんでした。
昨年末に受けた人間ドックの結果肝臓に癌があることがわかりました。
あっ、私じゃなくて父です。
私は身体は元気ですがメンタルズタズタです(笑)
さてさて、本題に戻ります。
通常人間ドックを受けてから1ヵ月程してから結果が出るそうなのですが、ちょうど先週の水曜日に受けた病院から電話があったそうです。
肝機能に問題があるので再検査に来てくださいと。
確かに人間ドック直後の簡易血液検査でなぜかヘモグロビンが低い?とかなんとか言われてたので年も年だし、肝硬変とかになっててすぐ来てと言われたのかなと思っていました。
金曜日に再検査に父1人が向かいました。
そこで造影剤検査の結果5センチの癌があると言われたそうです。
いやいや、ドラマとかで癌とわかったら
ご家族を呼んでもらえますか
とか言われると想像していたのですがあっさり告知されてました。
母には癌だったということ。詳しくは帰って話す。2週間後に入院になった。と言うことだけ連絡があったそうです。
午前診で行っていたので、仕事まで時間があったはずですがその日は帰ってこずそのまま仕事に行ったそうです。
母からそんな連絡があったと聞いてもう仕事も手につかず検索魔に。
肝臓がんとしか聞いてなかったので、転移性のあるものなのか、原発がんなのか。
ステージの判断や治療方法について調べてもうほんとモヤモヤモヤモヤしっぱなしでした。
急いで帰るとたまたまその日ねおをプールに連れて行ってくれてた妹も家にいたので話をしました。
わかったこと。
5センチの腫瘍があること。
その他に2つポリープのようなものがある。
転移はない。
肝硬変になっている。
抗がん剤の治療になる。
ということでした。
父から聞いた事はこれだけでじゃあ実際どんな治療をするのか全くわからず悶々としていました。
こうなったら入院する日について行って担当医に聞くしかないかと思って入院手続きの書類を見ると書いてありました。
冠動脈塞栓術
癌細胞に栄養を送っている動脈に蓋をするというもの。蓋をする前に腫瘍に直接抗がん剤を流して留めておく。そしてやっつける!
でも、実際その効果がどの程度のものなのか?はたまたどの位置に癌があるのかなど全く分かりません。
じゃあステージは?治る見込みがあるの?とか予後はとか?もう、わからない事だらけ。
父も最近元気がなくておかしいなぁと思っていたらやはり肝機能が落ちて体がだるかったようです。
父もしんどいと思いますが母が心配です。
きっと気を張って心配して頑張っているのがよくわかるしほんと辛そうにしている時もあるので母も倒れないか心配です。
治療に対しては専門家に任せる他ありません。
ただその中で今どんな治療をしているのか?何に効果があるのか?結果どうなるのか?
きちんと理解してサポートしていく必要があります。
仕事柄医療のことは少しだけ勉強しています。
その中で。事象に対してきちんと理解すること。理解した上で話をしないと相手には伝わらないと思っています。
なので病に対してきちんと理解する事は必要だと思うし、その中でどうサポートして行くかも考える必要があります。
私はサポートでしかありません。
だからこそ出来ることを考えようと思います。
まだまだ気持ちが追いついておらずモヤモヤは続いています。
でも、母と決めたこと。
普通でいること。いつもと変わらないでいること。
きっと病人扱いするともっと病人になるタイプの父なので普通でいようと決めました。
こんな時にねおがいてくれて本当に良かったと思います。
ねおはじじが大好きでもうべったり。
きっといい張り合いになっていると思います。
これからも忘備録として、気持ちの整理として残していこうとおもいます。