ピアノ教師として約30年間の経験と今年、自宅にサロンを持ったことから、30年ぶりに下手ながらも演奏を再開しました。
何事も始まりは大切。始まる場所、時、仕方などによって結果は違ってくる可能性がある。料理の基本「さしすせそ」なんてあるくらいだ。ピアノにも「さしすせそ」があると思う。指が宙に浮いた状態から鍵盤に下ろして弾いていくのが一般的な弾き方。指が100パーセント鍵盤にもたれた状態からパーセンテージを少なく微調整していくのが私の良いと思う弾き方。真逆の感覚。重力奏法の基本とも言える。案外、ロシア人でもやっている人は少ない。もちろん、日本人でも少ないと思う。これができるととにかく楽!
先日、 久しぶりにテレビで観た。色々な意味で素晴らしいと思った。ある意味で正統的なロシアピアニズムのピアニストと言えるのかもしれない。既に巨匠だと思う。孤高の存在。それにしても他人のこと言えないけど、太ったね!太って貫禄が出て来て味が出たと思う。本質だけを見つめている人ならではの圧倒的な凄みが存在していた。あんな60代を迎えてみたいと心から思った。
コンクールの存在のせいもあるだろうけど 世の中、とにかく皆競い合ってるよね。特に若い人。いや、若い人だけじゃない。なんで、そんなに競い合いたいのかな。もちろん、他人のこと言えないけど。音楽のことを純粋に真剣に考えていたら、他人なんてどうでもいい。自分とは違う考え、感性だとしても、放っておけばと思う。音楽は競い合うものじゃない。いいかげん、気がつこうよ。
ベートーヴェンを思うととにかく「不屈の魂」という言葉が浮かぶ。どんな人だったのかと思い巡らせるのは、なんだか楽しい。もちろん、彼と話したことある人はいないから永遠に謎なんだよね。感なんだけど、いい人だったように思う。昔からよくいる不器用なオヤジみたいな。そうあってほしいなぁ。
夏になると食べたくなるもの1つに水ようかんがある。水ようかんを食べるとドビュッシーとかラヴェルとかフォーレが浮かんでくるのは私だけかな。
よく巷では、天才なんていないと言われている。なんかきれいごとに思うのは私だけかな。やっぱり、なんの世界でも天才っているよ。もちろん努力して天才になる人もいるけどね。だからといって、努力しなくてもできちゃう天才に生まれて来たかったとは思わない。努力する過程に楽しみがあると思うから。
力み過ぎると演奏には良くない。身体の色々な部位が力むと良くないのは知られている。まぁ、常識だよね。思うに、意外なことにこめかみの辺りが力むと良くないと思う。意識したことありますか?意識して力まないように気をつけると身体の力み も取れるしいちばんは音が良く聴こえると思う。やってみてください!
嫌だな。こんな演奏したくないな。と思う演奏って誰しもあると思う。私の場合は、色々あるけど一番苦手なのが下品さを感じる演奏。眉間にしわを寄せて「音楽とは厳しいものです。」と自己アピールの激しい演奏。正直、うざい。本当は演技なんじゃないの?
奇跡のようなたっぷりの倍音に優しく包まれた響き。そんな音を生で 間近で聴いた時ほど至福の時はないんじゃないかな。ロシアピアニズムのピアニストでも実は少数派なんだよね。意外なことに。
犬や猫。いてくれるだけでありがたい存在。音楽もこの世に存在してくれるだけでありがたい存在。犬や猫に感謝。音楽にも感謝。感謝の思いっていいもんだよね。
ノクターンのことを日本語で「夜想曲」という。なんか変じゃないかな。「夜」を想うでしょ?言葉のおかげでイメージが限定され てしまって嫌だな。
上手いピアニストは音の消えた瞬間の余韻を必ずつかまえている。まるで死者が土にかえるがごとく消える瞬間を去っていく瞬間を無に帰る瞬間を大切にしようよ。にほんブログ村
椅子に座ったときにどーんと座って骨盤を安定させない。浅くちょこんと座って股関節で支える。つまり椅子によっかかっている状態が良いと思う。響が変わるよ。にほんブログ村
モーツァルトのヴァリエーションを聴いていて上行音型だからといってクレッシェンドをするのは普通。逆に手を持ち上げながらすぼめていきながら弾くと自然なディミヌエンドになる。フレーズが去っていくかの如く。究極の美しさ。退き際の美学のようだ。内田光子さんのモーツァルトや海老彰子先生のショパンのように。にほんブログ村
良いタッチで弾かれた響きは天井に登っていく。もっと良いタッチで弾かれた響きは天井から床に降 ってくる。にほんブログ村
暑いです。わきの下の話。匂いの話じゃない。ピアノを弾くときわきの下に何かがいるようなエネルギーを感じる。肘を外側へ逃がしたり、わきの下を開いてしまうと、その大事なエネルギーが逃げてしまう。もちろん、音にも大きく影響するよ。
背中から指先までの話。一般的な奏法ではエネルギーが指先から背中へ向かう。私は背中から指先へエネルギーが向かう。これって東京からパリへ向か う飛行機とパリから東京へ向かう飛行機の違いだよね。山手線の外回りと内回りもそうかもね。似ていて非なること。この違いが実は大きく、間違えるととんでもないことなんだなぁ。
世界中に権威をもって本気で平気で間違ったことを教える教師がいるよ。にほんブログ村
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音楽と美術は同じ。自分も日が浅いので偉そうに言えないが、もっと美術に関心を持とう!目で見える音楽なのだから。とてもとても大事だよ。にほんブログ村