初めての行方不明からしばらくした

去年の春頃から、一気に認知症が進んだ父



私の記録なので、乱文ですみません



両親の健康診断には

ここ数年私が連れて行ってる

車椅子の母と認知症の父、両方とも目が離せない


母の方に気を取られていると

父がいなくなる

「ここにいてね」と言っても

トイレを探しに消える


私のコピーロボットが欲しい

いつもそこに行き着いてた



今思うと、新薬の治験を始めてから進行した


治験をするのに色々な検査をして、脳にものすごくストレスがかかったのではないかと思う


父は、これからの認知症の人のために

自ら治験をやりたいと言ったから始めたけど


治験は中断した



口うるさい母といる事がストレスになっていた父は、日中は車で1人の時間を過ごす事が多かった


母と同じ家にいる事が窮屈だった


免許返納してからも、父の居場所がなくなるので

車は残しておいた



買い物に1人で行くのが難しくなってきた


買い物リストを渡しても買えない

買ったものを置いてきたり

カートを家まで持ってきてしまう事もあった



6月頃から、異常行動が始まった


父の行動にイライラした母にキツく言われることがきっかけで


帰る!

と言って昔の父の実家(車で30分の今は誰も住んでいない祖母の家)に歩いて行こうとする


それを引き止めるために

私は何時だろうと母から呼び出された


母は歩けないので、追いかけられないから



私が行くと、玄関で険しい顔の父

何とか説得して収める


仕事中も電話がきて、電話口で父を説得

しょっちゅうだった



去年の夏

近所の床屋からの帰り道が分からなくなった


GPSを持たせていたが

近所だろうと住宅地の中は複雑で、焦っていると分からなくなる

さらに私は方向音痴


発見した時は

民家の庭にいて、窓から入ろうとしていた

自分の家だと思ったらしい


夏の暑い日に1時間くらい家を探して

歩き回った父



それから父を1人で外出させないよう

床屋は私が連れて行く事になり

買い物も私がするようにした



ある日の仕事中に母からLINEで

「あんた気をつけなよ」

と言われて、何でと聞くと


父が今ニコニコして「そこで遊んでるわ」と母に言った

誰が?と聞くと「こみなと(←私の名前)が」


小さい頃の私が見えてたらしい



母は怖くなって私に連絡した

霊的なものではないから、私自身の身に何かがとかではないから大丈夫だと言っといた



それ以外にも、窓の外を見て手招きしてる

「どうぞ、どうぞ」


誰か遊びに来たらしい

その光景は不気味だったと母から聞いた



認知症が進むにつれて

見える人数も増えるらしい


何人いるの?と聞いた時は

いっぱい居ると言っていた




私の事は、いつも「可愛い娘」と言ってくれる

これは変わらない


そんな父がトイレの花瓶に生けたであろう歯ブラシを発見した時は


「可愛い父」

と思った




続きます