ラーメン好きの理由は

小さい頃から

お店のラーメンを家で食べて育ったから




数年前までラーメン屋の社長だった

父のお話しです

 

 



今年6月、父は施設に入った

 

今年77歳を迎える

 

 

 


去年、認知症要介護2

 

今年、認知症要介護4にレベルアップした

 

 

 

2か月で、面会に行けたのは2回

 

 

 

入所施設の決まりで

・面会は月2回まで(平日のみ)

 

・面会時間は15分程度

 (実際は30分くらい取ってくれる)

 

・部屋には入れず、ロビーでの面会になる

 

・面会時飲食禁止

 

 

上記理由は、感染予防との事だけど

頻繁に面会できるわけでもないので

そこまでするのかと疑問だった

 

 今年出来たばかりで、とりあえず今はこの決まりな感じの事を言っていた




面会には車椅子の母も連れて行くので

少なくとも半日、仕事を休むことになる

 

 

6月22日(初めての面会)

入所してから3週間

 

私たちのことを覚えているか

不安になりながら向かった

 


父は車椅子に乗せられてきた

(普段は歩いている)

 

 

私「お父さん、わかるかいー?」

 

父「・・・かわいい むすめ」

 

私の名前は出なかったが、安心した

いつも言ってくれた言葉が聞けた



涙が出た


家にいた頃より

穏やかな顔だった

 


 

 

7月22日(面会2回目)

まだ覚えていてくれた

 

だーれだ?と聞くと

 

か細い声で、私の名前を呼んだ

 

そしてじーっと私の顔をみて

 

目がウルウルし始まって

 

目尻から涙が見えた

 

 


娘だと認識し、感情がよみがえったのだと思うと

 

私も涙がでた

 

その後、母の名前を連呼

 

 

指の体操のためにジャンケンしたり、

肩や腕をさすったり

 

父にたくさん触れた

 

 

昔から大人になっても

なにかと私の頭を撫でてくれた父

 

腕を動かす事も難しくなったけど


今回も、父の手を頭に持ってきて

なでなでしてもらった

 

 

面会の途中から疲れるのか

最初は和らいでいた表情が

徐々になくなる



父の前では

「帰る」とか「お家」と言う言葉は

使わないようにしている



思い出して、帰りたくなるとかわいそうだから



でも、きっとここは居心地が良いんだろうなと

父をみて感じた



施設の職員からも人気者となっているらしい



昔は厳格な父だったけど


自分が大人になるにつれて

家族思いの優しい父と思えるようになった


今は可愛い白髪のおじいちゃん



2ヶ月前までの自宅での介護は

本当にみんなが辛かった


このままでは、みんながおかしくなりそうだった


思ったよりも早く良い施設が決まり

決まってからは早かった



父は、もう家には帰れない

家での思い出は作れないけど


父にとって、私たちにとって

これで良かったと思う


 


介護〜入所までの話は

また次の機会に記録します



最後まで読んでいただき、ありがとうございました